こんにちは!静岡県に子連れ移住をしてそろそろ半年の男子ママです。

そんな私が最近参加したイベントは、地元の稲刈りイベント。ショッピングモールのイベントとか、本当に縁遠くなりました(笑)

この稲刈りイベント、息子たちの食育に実体験としてとても大きな意義を持っていたので紹介します。

会場は黄金色の田んぼ

「きれいー!」とたわわに実った稲穂を目の前にして息子たち。この稲がお米になるということは二人とも知っているようで、3歳は「おいしそー」なんて言っていました。

今年の稲の作柄や、鎌の使い方のレクチャーを受けて、いざ、稲刈り!

鎌を私と一緒にしっかり握って、教わったように引くけれど…「あれっ!?」一筋縄ではいきません。何回もギコギコ鎌を動かし、うまく刈れずに根っこから引き抜いてしまったり。

レクチャーしてくれた達人はいとも簡単にザクザクと刈り取っていたので、まずそのギャップに驚き。

でもなんとかひと束刈り取ったときの喜びは、なんだか感動してしまうほどでした!「できたー!おこめー!」と嬉しくてたまらない次男です。

刈り取った稲がある程度の太さの束になったらそれを縛り、「はさ架け」という天日干しをします。その後一週間くらいしたらようやく脱穀・精米です。

刈り取ってすぐに精米して食べられるのかと思ったら全然そんなことはなく、私もびっくりしました。

さて、10人ほどでどんどん稲刈りしているつもりでも、まだまだ田んぼのほんの片隅しか刈り取れていなかったので後半はコンバインで一気に刈り取っていきました。

機械は機械で大変!!

機械が入れば楽勝かといえば、そうでもありません。やらせてもらいましたが何度も制御不能になり、コンバイン暴走事件になりかけました。やっと軌道に乗ってきた!?と思い、自分の刈り取った後ろを振り返ると、刈り残しがそれはそれは沢山ありました。

機械は重いし、綺麗に刈り取るのもやっぱりコツがいる。農家さんって本当にすごい職業なんだなと実感するばかり。

稲刈りってそういえばやったことない

何を隠そう、私も中途半端な都会育ちなので稲刈りをやったことがありませんでした。

ちなみに田植えはやったことがあるんです。中学生の時の自然教室で長野県まで行き、やらせてもらいました。

でもその稲がどうやって育って、穂が実って、どんな道具(機械)で刈り取って、そのあとお米として食べられる状態になるまでにどんな過程が必要なのかって、全くと言っていいほど知らなかった。

これを息子たちが身をもって知れたことはとても大きな財産になったと思います。

お米を残さないで食べる

その日から、お米を一粒残さず食べるようになった息子たち。今は記憶が新しいからというのもあるかもしれませんが、究極の食育になりました。

忘れかけてきたらまた「稲刈り覚えてる?」と思い出話をしながら、この記憶を呼び起こそうと思います。とても良い勉強になりましたよ。皆さんもチャンスがあったら挑戦してみてください。

お米一粒に苦労と手間ひまが詰まっているのですね

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ハナ*リイカさん 海好きが興じてお魚屋さん歴10年、男子二人の母。

3歳(男)、1歳(男)。時短勤務で水産担当をしています。お魚のことならおまかせあれ!趣味はショッピング。自分の贅沢をしたいのに、気付けば子供服か絵本コーナーばかり見ている溺愛母です。「今日も就寝まで生きて辿り着いた!100点満点!」を地で行くドタバタ・サバイバルな日常です。

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