あけましておめでとうございます!7歳と4歳の姉妹母のママと子どものおくすりやさんです。以前、長女の水いぼ治療についてのブログを書きました。長女の水いぼが次女にうつり始めたところで終わっていましたが、今回はその次女にうつった水いぼの続きについて書いています。

長女の水いぼ治療についてのブログはこちら→ 「水いぼ」あなどることなかれ!治療を疎かにした結末は?

「水いぼ」治療は積極的にすすめられていない?

水いぼはそれ自体は痒みなどはなくそこまで肌に悪さをしない皮膚の病気で、更に成長すれば自然と治るので積極的な治療をしていない医者も多くいるようです。かかりつけの小児科の先生も、長女の水いぼの積極的治療はすすめてきませんでした。

しかし!後にこの選択を激しく後悔することになるとは、その時には露にも思っていませんでした。長女がその水イボを引っ掻いてしまったことを皮切りに、どんどん水いぼが広がり、ついには今年の夏に次女にも感染してしまいました。

次女の水いぼ治療が姉よりも困難を極めた理由、それは…?

次女の場合はもともとアトピー性皮膚炎で、肌のバリアが弱っているところに水いぼが感染し、掻きむしって水いぼが増えていく。アトピー性皮膚炎の炎症を抑えるためにステロイドの塗り薬を使うと免疫が抑えられるので水いぼが増える。このステロイドの使用が、水いぼ治療を困難にさせた最大の理由でした。本当にもう悪循環でした(泣)。

とりあえず、皮膚科に行く前に、かかりつけの小児科で相談したところ、ステロイドではない別の塗り薬を出してもらい一生懸命塗っていました。ステロイドではないため効力も弱くアトピーも良くならないし、水いぼも増えていく。そして、ついには顔にまで感染しているのを発見してしまいました(泣)。このときに意を決して皮膚科を受診することを決めました。

今回、次女の水いぼで皮膚科にかかるのは初めてです。長女の水いぼのその後はというと、7歳になった晩夏の頃から徐々に減ってきていました。

一昔前はアトピー性皮膚炎の炎症を抑えると言ったらステロイドの塗り薬でしたが、現在では豊富な選択肢があります。次女に出されたステロイドではない炎症を抑えるモイゼルト軟膏。0.3%と1%があります。肌の状態によっては子どもでも1%を使うことがあります。次女はひどいため1%の方でした(泣)。

次女、皮膚科を受診する

初めて次女が水いぼで皮膚科にかかった時の先生の第一声は、「水イボとろう!このままじゃ増えていく一方だよ」でした。以前から私が「大きくなったら取れるからね〜」と連呼していたことを次女は覚えていたようで、先生に「でも大きくなったら取れるんだよ?」と抗っていましたが、先生から「でも君は大きくなるまでにまだ時間がかかるからね〜」「魔法のテープあげるから貼って来てね〜」と言われてしまい、観念した様子でした。

水いぼに馴染みがあるためか、水玉のジャンパーを見て「わー水いぼがいっぱい!」と言ってしまう次女。

水いぼの一般的な治療法とは?

昨今の水いぼ治療は「ペンレステープ」という、取る時に痛みを緩和する局所麻酔のテープを貼り、その後麻酔が効いてきた頃に専用のピンセットで1個づつとっていくという方法が一般的なようです。一昔前はこのペンレステープは保険適用ではなかったため、幼い子どもでもそのままピンセットでつまんで取っていたようです。想像するとゾッとします。

写真のようにペンレステープを小さく切って水いぼのところに貼っていきます。ペンレステープは透明でフィルムから剥がしにくく、それぞれの水いぼに1個ずつ貼っていくので、簡単そうで意外と時間がかかる作業です。長女の時は8等分にしてくるよう指示があったのですが、次女の場合は多すぎるからかもっと細かく切って貼ってきても良いと先生に言われました。

皮膚科受診を渋っていた理由、それは…

実は、私がここまで水イボの治療で皮膚科を受診しなかった理由は4つあります。

1、自宅近くに皮膚科がない
やはり、近くに皮膚科がないことは大きいです。なかなかすぐに受診できないということで、ずっと近くのかかりつけの小児科で診てもらっていました。

2、1回で治療が終わらない
ペンレステープは1回に何枚も処方できないようで、どうしても処置できる水いぼの数に限りがあり、何回か通院しなくてはなりません。

3、ペンレステープは貼ってすぐに処置!というわけにはいかない
ペンレステープの最大の効力を得られるのは貼付後1〜1時間半です。処置の前にその時間を考慮して貼らなくてはなりません。仕事帰りに貼ってすぐ連れて行くということはできないのです。

4、そこまで悪さをせず自然と治る
水いぼは見た目と他人に感染させてしまうという問題が大きく、それ自体に痒みはなく、さらに成長すればいつかは治るわけなので、この点についても治療を積極的にしようと思わなかった理由です。

皮膚科に3回通院したところで大きい水イボは概ね取れたが、通院ストップに!?

ペンレステープを貼って受診、その後次回のペンレステープを処方してもらう。写真は脇腹あたりの水いぼの処置後です。もう、取ると決めたらさっさと取ってしまいたい!と思い、連日皮膚科に通い詰めたら思わぬトラブルが訪れてしまいました。なんと通院ストップになってしまったのです!

詳しいことは分かりませんが、どうやら健康保険上の問題で、あまりにひと月に連日通いすぎると保険請求ができないとか?とりあえず、処置は一旦やめて翌月まで待つことになってしまいました。

せっかく重い腰をあげて通院し始めたのに、少しがっかりしました。それでも3回で結構水いぼが取れたので、来月も頑張って通院して、水いぼを撲滅しようと心に決めました!それから水いぼ予防には保湿も有効なようで、がんばって保湿も続けたいと思います。

次女ちゃん、「水いぼ」とり一緒に頑張ろうね!!

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ママとこどものおくすりやさん

◆薬剤師ママ
◆私 主人7歳と4歳の娘 の4人家族
◆横浜市在住
調剤薬局併設のドラッグストアに勤務し、地域医療に貢献中!薬剤師の資格を活かした医療ネタや娘との日々の生活、クレイフラワーの習い事について書いていきたいと思います♪

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