乾燥で喉がやられる前に…今からできる5つの喉ケア

乾燥は美容と健康の敵！常に潤っていたいJay（ジェイ）です。でも、こんなに乾燥していたら咳き込むときありますよね。人の多いところに出ると、長引く咳ほど厄介なものはないです。止められるものなら1分でも早く咳を止めたい！という話をママ友としていたら、意外とママ友が知らなかったそうで驚かれたので、私が日頃やっている家にあるものでできる簡単な「5つの咳止めの知恵」について紹介したいと思います。

1．塩うがいをする

塩水でうがいをするのは、ヨガインストラクターの中では咳を鎮めるシンプルな方法の1つなんです（科学専門誌に論文だって掲載されてるくらいなんですよ）。塩水には、細菌をやっつけ、粘液を緩め、喉の痛みを緩和する作用があります。塩すごいねん！

塩水の濃度は、250cc弱のぬるま湯にティースプーン1/2杯の塩を溶かしたもの。海の水くらいのしょっぱさ。これでうがいすれば、喉の痛みは一時的に治まります。

この塩分は体液より濃いため、喉の腫れた部分の水分が浸透圧によってにじみ出て、痛みが和らぐからなんだそうです。この時期はいつでもうがいできるように塩水を持ち歩くのも良いかもしれませんよね。

２．ジンジャーレモンハニー湯を飲む

身体を温めることで知られる生姜ですが、実は咳にも驚くほど効果的なんですねぇ。生姜は咳を抑えて、喉の痛みを緩和することが分かっており、さまざまな疾患の治療に役立つ抗炎症作用と抗酸化作用があるので、スライスした生姜にお湯を注いだものを飲むだけでも十分効果が期待できます。

そこにハチミツも加えちゃう！家にあるもので咳を抑えたいときに生姜と同様にこれまた効果的なのがハチミツ。ハチミツは咳の緩和に役立つことが分かっていて、そのまま舐めてもいいですし、紅茶など飲み物に入れても効果的。

お湯や紅茶を入れたマグカップに大さじ2杯くらいのたっぷりめのハチミツを溶かして飲みます（たっぷりめがポイント）。生姜だけだと飲みにくい！というわが子もたっぷりのはちみつを入れると、飲み過ぎやで！ってくらい飲みやすくなりました。

yoga修行のためインド滞在中の話。ちょっと咳したらインド人の友人はみんな大体「ジンジャーレモンハニー飲んだらいいよ！」って言うてくれました。これはアーユルヴェーダ的インド家庭の知恵でしょうね。生姜とはちみつにさらにレモンのビタミンCも加えたお湯が、彼らの言う「ジンジャーレモンハニー」です。味は、昭和のヒットドリンク「はちみつレモン」ですね。

※1歳未満の乳児にはちみつは与えないでください

３．こまめに水を飲む

え！それだけかい！って感じですが、実はここけっこう盲点。咳が出るときは水分補給がとくに大事なんです。たっぷりと水を飲めば喉の奥の粘液が薄くなるので、咳が少し治まります。

冬になると特に子どもたちが水分を摂取する機会が減っていませんか？大人と違って、常に熱いお茶や、コーヒーを飲むってことがないですもんね。「言われてみれば！」と思う方はこまめに水分補給するようにしてみてください。もちろん忙しい私たち親も水分補給しないとですねぇ。。。。（ねえ、誰かお茶淹れて！）

４．エアコンをつけたら部屋干し

エアコンで室内を温めるこの時期は、思い切って常に洗濯物を各部屋に部屋干し。部屋干し用に購入した100円ショップのドア用の物干しフックがあるのですが、そこにバスタオルハンガーでバスタオルを寝る前に干すだけで、翌朝にはカラカラです（え？みんなやってるって？）。加湿器と同様の効果があるので加湿器足りていない部屋とか、小さい子がいる家庭にはおすすめです。

５．柿を食べる

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざは、柿の健康効果が手伝って生まれたことわざでもあるくらい柿は薬膳の世界では、口の乾きを癒やす食材だと言われています。

柿の鮮やかなあのオレンジ色のもとはカロテン。カロテンから変換されるビタミンAには、からだの粘膜を正常に保つ働きがあって、鼻や口、喉などの健康維持に非常に役立つため、呼吸器の乾燥が気になるまさに今の季節に常備したい果物が柿なんです。ふるさと納税は柿！常温で日持ちもするし柿はおすすめ。

それだけではなく、柿にはとにかくビタミンCが豊富。ミカンなどのかんきつ類よりもはるかに多く、果物の中でもトップクラスのビタミンCの含有量なんです。柿を1個食べると、ビタミンCの1日の摂取基準量を満たすことができるくらい。

ただ生の柿は体を冷やす性質もあるので、一度に食べすぎないように注意が必要ですが、柿にはアルコールを分解する作用もあるので（どんだけ栄養豊富で万能なん？）、これから年末にかけて会食など飲む機会が続いたときの朝食にもおすすめです。