もうコリゴリ、わが家の大変すぎた子どもの感染症奮闘日記

2023.12.11

わが家の子どもの感染症ピークは保育園時代

子ども達が保育園の頃はありとあらゆる感染症を体験。子どもが3人だとそれはもう大変で大変で、次から次へと誰かしら病気して、ずっとこんな生活が続くのではと途方に暮れたものです。

ウィルス性胃腸炎、突発性発しんも大変だったけど、1番大変だった感染症はズバリ、〇〇

中でも1番大変だと感じたのは『アタマジラミ』。

あれは忘れもしない2015年6月8日、長女が年長の時。保育園の掲示板に『4歳児クラスでアタマジラミが1人でました』というのを見ました。

4歳児クラスとは隣のクラスで兄弟学級というのがあり、一緒に遊ぶ機会もあるし、16：30以降はみんなが4歳児クラスに集められてお迎えまで一緒に過ごします。かなりの確率でアタマジラミになる可能性が高そう。

念の為、長女の髪の毛をみると頭に白いモノが。まさかアタマジラミ！？と思い髪の毛をかきあげてよぉ～く見てみると小さな白いモノがポツポツと。夫に言うと「櫛についていたホコリか何かじゃない？」と言われてそうなのかなと思ったけど髪の毛をかきあげる度にあるし…。

保育園に長女を預ける際に担任の先生がいらしたので「先生、アタマジラミってみたらわかりますか？」と訪ねてみたところ「ちょっとみてみましょうか？」と言われて見てもらうと「これはちょっと分からないなぁ。もしかするとタマゴじゃなくて殻かも…。看護師さんがいるから看護師さんに見てもらいましょう。」

と言われて看護師さんに見てもらうと「何とも言えないので今日同じクラスの5歳児みんなの頭も見てみますね。」とのことでした。

アタマジラミだった場合の対処方法

アタマジラミだった場合、家族は確実に感染しているので家族全員が皮膚科を受診して調べてもらうか市販のアタマジラミ用のシャンプーで洗う、保育園の布団カバーは毎日持ち帰りアイロンがけする。アタマジラミは熱に弱いのでアイロンの熱で駆除するとのこと。

寝る時は頭の下にタオルを毎日敷いて寝る。

皮膚科ではアタマジラミ用の薬(シャンプーなど)は処方してくれないので薬局で自分で購入するそうです。しかも保険が適応されないので自腹で購入。そのシャンプーの値段が結構するのだとか。

看護師さんがおっしゃるには今なら目の細かい櫛でとかせばアタマジラミ取り除けるかもとのことでした。

自身もアタマジラミは体験済

私も小学生の頃にアタマジラミを経験しているので母親の話によると私も妹たちもみんなうつって大変だったと聞いているので、もしアタマジラミだと根気よく治療が必要になるかも。

アタマジラミだからと言って保育園に通えないということはないそうです。

アタマジラミ？果たして結果は···

保育園にお迎えに行った際に看護師さんに同じクラスでアタマジラミの子がいたかどうか確認したところ『4人いました』とのことでした。その言葉を聞いてこれはすぐに皮膚科を受診しないとと思いそのまま皮膚科へ。

皮膚科を受診

皮膚科の待ち時間の間、アタマジラミについてめちゃくちゃ調べました。調べた結果、少し希望が見えた言葉は『カラーリングしている髪にはシラミは付きづらいそうです。』

カラーリングしている私にとってはこれはかなりの朗報でした。2時間くらい待ってやっと診察。

先生に保育園でシラミが流行っている旨伝えたところ一週間前くらいから近隣の小学校、保育園、幼稚園でシラミが流行っていて毎日何人か診察に訪れているそうです。

ライトを直接髪の毛にあて、隅々までチェック。見つけたものを顕微鏡にかけて調べたところアタマジラミでした（泣）

フランス人にはアタマジラミの方はほとんどいない理由

長女にいるということは家族である私にも可能性があるということで早速、調べていただいたところ私にはありませんでした。

先生曰わく「フランス人にはアタマジラミの方はほとんどいないんです。なぜならあちらの方の多くが髪を銀髪に染めるのでアタマジラミがつきにくいんです。」とのこと。私も銀髪にしようかしら！？

アタマジラミ用のシャンプー

診察の結果アタマジラミでしたが皮膚科では薬を処方出来ないので近くの薬局やスーパー等で購入してくださいとのことでした。で、皮膚科の隣の薬局で即購入。

スミスリンシャンプー。アタマジラミ用のシャンプーです。当時の価格で税込2,894円。

値段、もっとするかと思ったけど3千円以内でした。キンチョールから出てるんですね。害虫駆除のプロが出しているんですもの。めちゃくちゃ効きそう。

帰宅後すぐにアタマジラミ対策

まずは寝具を洗い、乾燥機をかける。保育園から持ち帰ってきた布団カバー類はアイロンがけか乾燥機をかけるとのことで乾燥機にかけました。

髪の毛をとかした櫛類は60℃以上の熱湯消毒。シーツをかけ替えた後はアタマジラミのタマゴのカスや死骸が床に落ちるので掃除機がけ。

やっとやることをやって夕飯、お風呂の前に先に服を着せたまま購入したアタマジラミのシャンプーでシャンプー。

害虫を駆除する訳ですから肌には負担がかかると思い服を着せたままシャンプーしました。説明書にも肩に液がかかったらすぐに洗い流すように書いてあったし…。

すみずみまでシャンプーし、タオルで頭を覆い隠して5分おき、流します。

スミスリンシャンプーは２日あけて行います。頭を拭いたタオル類もやはり60℃以上で熱湯消毒。

ドライヤーで長女の髪の毛を隅々まで乾かした後は百均で購入したつげの櫛でしっかり頭をとかし、頭をとかした櫛はまた熱湯消毒。

被害を少しでも抑えるために長女には寝る時にバンダナ、頭の下にはバスタオルを敷いて寝かせました。

そんなこんなで寝たの0時まわってました。

皮膚科の先生がおっしゃってましたが、「いくらこちらが頑張って駆除しても集団生活だとみんなが協力してやらないと治ってもまたなるよ。」とのとこでした。確かにそうですね。

翌日の保育園の連絡帳にはまさかの〇〇が！？

翌日、帰宅後に長女の連絡帳をみるとフセンが貼ってあり『今日の分です。』と一言。

フセンを開いてみると『！？』セロテープでとめられたアタマジラミの死骸(←？)らしきものが4粒ありました。

まさかシラミが連絡帳に入っているとは思わずビックリ！

きっと毎日、先生方がアタマジラミチェックしてくださって採れたシラミを報告してくれるんでしょうね。先生方も大変だぁ。

アタマジラミ騒動から約2週間後

アタマジラミ騒動から約2週間後の土曜日にスミスリンシャンプー5回目しました。保育園でも毎日アタマジラミの検査しているようで先生にももうそろそろ大丈夫そうだと言ってもらえたようです。

スミスリンシャンプー、あと1回か2回分残っているのでそれを使い切ればアタマジラミはもう大丈夫そう。こうして長い長い、わが家のアタマジラミ騒動は幕を閉じたのでした。