五感の優れている幼少期には本物の雛人形を

育児コーチ・英語の先生・フリーランスの6歳女の子ママ SAYURIです。今日も育児に仕事にお疲れさまです!

つい先日節分が終わったと思ったら、今度は雛祭りですね。女の子がいる家庭はもう雛人形を飾っている人も多いでしょうか。ちなみにわが家はまだですが(笑)。都内のマンション住まいで限られたスペースに雛人形を飾るのは至難の業で、どうしても億劫になりがちです。

でもわが家が大切にしていることは、季節のイベントで本物に触れたり実体験すること。帰国子女の私が、小さい頃は娘に日本の伝統文化を感じアイデンティティーを培って欲しいと願っているからです。そして私の趣味でもあり、子どもより楽しんでいるのではと思うこともあります。

そんな私が、本物の雛人形に触れて感動したおすすめスポットを全力でレポさせて頂きます。それが目黒雅叙園で行われている「百段雛まつり 2024」です。

日本中の歴史ある雛人形に触れる体験を

目黒雅叙園の百段階段は1935年に建てられた木造建築で、東京都の有形文化財に指定されています。かつて宴会に使われていた部屋には天井や襖に歴史のある華やかな彫刻が描かれており、その部屋を99段の長い階段廊下が繋いでいます。そちらの部屋で季節のイベントや展示を定期的に開催されており、今回4年ぶりに開催されているのが、百段雛まつりです。

歴史のある平安時代の雛人形から令和の時代まで展示されており、雛人形を通して歴史の変化を感じることができます。そして日本各地の雛人形が集結しているので、地域がらの違いを感じられるのも魅力です。とにかく大スケールの雛人形飾りに親子で大興奮!娘は、この雛人形のお顔が好き!この形おもしろい!ママはどの雛人形が好き?など終始ハイテンションで愛でていました。

猫の雛人形展やつるし飾りも魅力

伝統的な雛人形だけでなく、猫の雛人形展があるのも子どもが喜ぶポイントでした。様々な素材や表情のネコ雛人形があり、娘は写真を撮ったり、作品の名前のメモをとったりして堪能していました。様々なつるし飾りやテマリによる空間演出も華やかで、おうちに帰ったら私も作ってみたい!と大興奮でした。

昔にタイムスリップしているような圧巻の「座敷雛」

そして中でも特に感動したのが、「座敷雛」です。雅な平安絵巻をテーマにした雛人形が集まった「座敷雛」が座敷いっぱいに広がり、圧巻のスケールでした。娘もお雛様がいっぱいいる!橋の上を渡ってる人がいる!と大興奮!

福岡から来たんだよ、と伝えると、どうやって運んできて組み立ててきたんだろう、と慎重な疑問を抱きながら興味津々(笑)。昔の街並みにタイムスリップしたような、まさに五感で雛人形の世界を体感させて頂きました。

子どもの想像力や感性って改めてすごいなと思いました。ぜひ子どもの声を聞き出して、親子でたくさんコミュニケーションを取りながら心を育んでほしいです。

ここだけは気をつけたい!子どもと行く注意点

こちらの展示は2024年3月10日まで開催されています。私の感動の言葉よりも、とにかく実際に親子で足を運んで体感してほしいです。

一点だけ注意点を伝えさせてください。百段階段では入り口で靴を脱ぎ、座敷や百段階段をくつ下で歩き回ることになります。そして雛人形を痛めないために暖房をしていないので、外気程度に寒いです。娘はくつ下で歩くのを寒がり機嫌を損ねていたので、分厚いくつ下やスリッパを持参することをおすすめします。ママ・パパも子どもにとっても、楽しい思い出になれば私も嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。今回はおでかけスポットのおすすめですが、主に親子の自己肯定感を育む方法について記事を書いています。お読みいただき、少しでも楽しい子育てに繋がると嬉しいです。

本物の雛人形に親子で触れて、ひな祭りを体感しましょう

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SAYURIさん おうちで子どもの強い心を育む帰国子女ママ

高校から社会人まで9年アメリカに住み、NYで働いていた元バリキャリママです。産後はフルタイム復帰を諦めフリーランスに転身。英語の先生、育児コーチとして活動中です。年長の娘は、2年間毎朝園で泣き別れしていた繊細っ子。イライラママから脱却したことで娘も楽しく園に通えるようになりました。子どもには将来どんな時代になっても幸せに生き抜く力を持って欲しい。そのために自分のやりたい仕事も子どもとの遊びも、両方諦めたくない!バランスに奮闘しながら全力で日々駆け抜けています。

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