朝の揉め事激減！「早くしなさい」アレクサに母の言いたいことを言わせてみた

4月は新しい季節、小学校や保育園等新たな環境でスタートする人も多いのではないでしょうか。そんな中でママ達にとって悩ましいのが朝の支度。わが家の小学生、保育園児も毎朝毎朝だらだらしていて、朝から私の「早くしなさーーい」が止まりません。

早く起きて、早くごはん食べて、早く着替えて‥ゆっくりモーニングを楽しむ子ども達とは反対に、親は朝から体力とメンタルを消耗していました。そんな私がアレクサにお願いするようになって朝の支度がスムーズになったことと、その設定方法をご紹介します。

便利なアレクサの定型アクション機能

アレクサこと、”Amazon Alexa”。「アレクサ」と話しかけるだけで、天気を聞けたり、検索したり、ゲームをしたり、家電と連携したりすることもできます。わが家もアレクサにお世話になっていて、NatureRemoやFire TV stickと連携させて照明やテレビ、エアコンをスマート家電化し、「アレクサ、テレビをつけて」というと電源が入るようにしています。

そんなアレクサに「定型アクション」という機能があるのをご存知でしょうか？定型アクションは、1つのフレーズや決まった時刻で、アレクサが天気情報や音楽を流すなど複数のことをセットで実行してくれるものです。

例えば、「アレクサ、おやすみ」と言うと、全ての家電の電気を消してくれたり、逆に「アレクサ、おはよう」というとテレビをつけて天気情報を言ってくれたり。わが家もこの機能でスマートホーム化が進んでいます。

アレクサに朝の呼びかけをやってもらう！

そんなアレクサの便利な定型アクション機能で、活用したのが時刻でアレクサが話してくれるアナウンス機能。朝、私が時計を見ながら何度も「ごはん早く食べて」「着替えて」「出発の時間よ」を言う中で、これだったらアレクサに決まった時間に呼びかけてもらったら良いんじゃないかと思い、導入しました。

設定したのは、「おはよう〇〇くん・〇〇ちゃん（子どもの名前）、ご飯を食べてお着替えをしよう」と、「〇時〇分です。〇〇くん、出発の時間だよ。今日もいちにち頑張ろうね」をそれぞれの子どもの出発時間に合わせてアレクサに言ってもらいました。

親が言うと、「朝からママがうるさいなー」くらいの態度を取られますが、アレクサが言うと、別の第三者から指摘されたと思うのか子ども達も比較的すんなり言うことを聞いてくれています。時々、「アレクサ、もうこんな時間！早いよー」などと文句を言っていますが、そんな愚痴はアレクサには無視されるか、「すみません、言っていることが分かりません」と逆ギレされるのがオチです。

アレクサが話す言葉は自由にカスタムできるので、限定で「今日はひな祭りのイベントがあるよ」だったり、「今日から新しいクラスだね」などの情報を入れてあげると子ども達も喜んでいます。

ちなみに、わが家はこの機能を夜にも使っていて、「〇時〇分です。そろそろ寝る時間だよ。歯磨き終わった？」と言ってもらっています。やっぱり親が言うよりも効果的です。

定型アクションの設定方法

設定方法ですが、まずスマホのAlexaアプリを使用します。ホーム画面のメニューから「定型アクション」を選択。右上の＋ボタンで「新しい定型アクション」の作成画面へと進みます。

実行条件を「スケジュール」にして、時刻と何曜日に繰り返すかを選択。Alexaのアクションを「アナウンス」にし、言わせたい言葉を設定します。デバイスを「Echo bot」にしたら設定完了です。定型アクションには、他にも色々な機能があるので是非色々カスタマイズしてみてくださいね。

最後にアレクサのお茶目編

わが家はAmazonミュージックを利用していて音楽もアレクサにかけてもらっています。最近、保育園でCreepy Nutsさんの「Bling-Bang-Bang-Born」が流行っている娘。BBBBダンスを踊りたくて、「アレクサ、ブリンバンバンボンをかけて」とお願いしたところ、まさかの往年の名曲、よしお兄さんの「ブンバボーン」が流れました。

「からだ☆ダンダン」世代の娘は「アレクサ、違うよー」と怒っていましたが、長男の子育て時に苦楽を共にしたよしお兄さんの登場に母が嬉しくなった出来事でした。確かに誰もが踊りたくなるリズミカルな感じと、フレーズが似てますね。