あとはカレールーを入れれば完成なのに量が足りない!

そんな事態に陥ったことはありませんか?

わたしはカレールーを普段からストックしているのですが、大きなお鍋にたっぷりの肉と野菜を煮込んだ末にルーが半箱分しか残っていないと気が付くことがしばしばあります。

カレールーが足りないと色はしっかりカレー色でもとろみが少なく、味の薄いカレーができあがってしまいます。そして今日もまた足りなかった(学べない自分を悔やみます…)

そこで、私がとった対処法をご紹介したいと思います。どこかのうっかりさん仲間のお役に立てれば幸いです。

足すものはカレー粉、コク、小麦粉

わが家、カレールー以外にカレー粉を常備しています。(カレールーと同じでは!?だなんて言わないで)カレーライス以外に野菜炒めやカレー味のスープ、魚フライの衣に混ぜるなどとても便利に使わせていただいています。

なので今回のルーが足りないカレーの味増しにはとりあえずカレー粉を入れさせていただきました。ただ、甘口に慣れている場合は量の加減が必要なので要注意。うちの子ども達(8歳、5歳)は甘口が大好きなため辛味が強いと「からーい!!」と言って食べられなくなってしまいます。

でもそれでは味が足らない…そこで足したのがコンソメと中濃ソース。これらはカレールーが足りるときでも隠し味として入れることがありますが、今回はコク増しとして多めに使いました。

とろみを足すにはどうする?

味がしっかりついたのでしゃばしゃばなまま食べても良いのですが、子どもの食べやすさを考えるととろみをしっかり足したいところ。そこでいったん火を止め小麦粉大さじ2を同量の水で溶いたものを加えたのちに中火で10分ほど煮込みました。(写真は火を止めていませんがダマ防止のため止めたほうが良いようです!)

実はこれ、カレールーを販売しているヱスビー食品の公式HP(S&B カレー.com)でも紹介されている方法です。薄力粉、強力粉、片栗粉で対応できるそうです。これで無事に適度にとろみが付いたカレーが出来上がり、家族にもルーが足りていなかったことは気づかれずに完食してもらえました!

カレールーのホームページはカレー好きさん必見だった!

先ほどご紹介したS&Bカレー.comには他にもとろみをしっかり付ける方法が書かれています。ハチミツや醤油や味噌に含まれるアミラーゼがとろみ付けを邪魔してしまうため、隠し味として入れる場合にはルーを入れる前に入れてよく煮込む必要がある、というのは知らないことでした。

そして調理のワンポイントだけではなく、衣服にカレーが付いた時の対処法、カレー史、カレールーができるまでの工程など興味深いことがたくさん載っています。更にS&B以外にもカレールーを販売しているメーカーHPには野菜の切り方や選び方、スパイスのことなどカレーを楽しむ情報がたくさん掲載されていることを今回初めて知りました。

子ども達が大好きなカレーには頻繁にお世話になっているけれどいつも適当に作ってしまうので(それができるのがカレーの良いところですが!!)、色々と知識をつけて楽しむのも良いなと思います。

思い出の味はしゃばしゃば?ドロドロ?

余談ですが、私の祖母の作ってくれるカレーはいつもとろみが少ないしゃばしゃばのカレーでした。だからカレールーが足りないといつも祖母を思い出します。一方で夫の祖母のカレーはいつもドロドロだったそうです。

恐らくどちらの祖母もこだわった作り方をしていたわけではなく、入れる野菜だったり煮込み時間だったりの違いで全く違う様子のカレーが出来上がっていたのでしょう。カレーひとつでも思い出の味が人それぞれ異なるのはとても興味深いです。

子どもたちにとっての母のカレーの味、「ルーが足りない」になりませんように

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サンタの母さん

7歳と5歳双子の三兄弟ママ / 学校薬剤師 / 幼児食アドバイザー。フルタイムワーママを経て現在は非常勤。仕事と子育てのバランスを模索中。元気があり余っている三兄弟とのリアルな日常をブログに綴っていきたいです♪

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