/ 2019.03.29

3人目出産で上の子が赤ちゃん返り

我が家に新しく家族が加わりました。

上の子は5歳の女の子と2歳の男の子。退院して対面させると二人とも「可愛い!」「ちっちゃい!」と赤ちゃんから離れないくらいメロメロでした。

抱っこしたり、ほっぺを触ってみたり。泣いたとなれば「ママー!赤ちゃん泣いてる!」と、家事をしている私を呼びに来てくれ、見に行ってみるとおむつセットと授乳クッションがしっかりと準備されていました。授乳している様子を二人で覗きこみ、「赤ちゃん飲んでるね」とニコニコ。

私が思っていた以上に二人はしっかりしたお姉ちゃんとお兄ちゃんでした。しかし、やはり時が経つにつれて上の子の赤ちゃん返りが始まりました。

思い出す3歳のお姉ちゃんの赤ちゃん返り

弟が産まれたとき、お姉ちゃんは3歳でした。いわゆる「魔の2歳児」の時期も終わり、オムツも外れ、子育ても落ち着いてきたところでした。

弟が可愛い、という気持ちもありつつ、今までパパもママも独占してきたのに弟にママはかかりっきりになってしまい、やはり面白くなかったのでしょう。少しずつワガママが増えてきました。

まずは洋服。お姉ちゃんの赤ちゃんの時の服をそのままとっておいたので、弟にはそれを着せていました。それを見たお姉ちゃんは服を取り上げ、「⚫ちゃんの服!」と言っていました。当たり前ですがサイズアウトしてますから着れません。

それでも無理矢理着て、ぱっつんぱっつんになっていました。その姿はおかしくて、思わず笑ってしまいましたが、その後もピンクの可愛い服を出すたびにこのやりとりになるので非常にイライラしました。あなたはもう着れないでしょ!と怒ることもしばしば。

次は哺乳瓶。二人目は結局完母だったので使うことはなかったのですが、お姉ちゃんは混合だったこともあり、一応出して準備していました。それを目にしたお姉ちゃんはこれも自分のだと言い出し、牛乳やお茶などコップで飲めるにもかかわらず哺乳瓶で飲みたがりました。

「コップで飲みなさい!」「やだ!」と何回やり取りしたことか。結局私が折れてひとつを娘用にしました。 

でも今考えると、これらは可哀想なことをしたなと思いました。確かにすべておねえちゃんのものだったからです。自分のものを勝手に使われたらそりゃ怒るよな、と。

それから夜泣き。突然むくっと起きてわーっと泣くことが数回ありました。なだめて隣で寝ればすっと寝てくれたのですが、少し精神不安定になってしまったのかな?と思いました。

3人目の妊娠がわかったときに、これらの赤ちゃん返りには気を付けようと思いました。

比じゃなかった2歳のお兄ちゃんの赤ちゃん返り

今回、息子は2歳でお兄ちゃんになりました。やはり2歳と3歳の差は大きく、あの「魔の2歳児」ですから、赤ちゃん返りはひどいものでした。

まずは妊娠中。お腹にどーん!とタックルは当たり前。これは別に攻撃しようとしてタックルしてくるわけではなく、「赤ちゃんいるからやめようね」といつも以上におなかをかばって叱ってくる私へのあまのじゃく的対応だったと思います。

そして「抱っこ!」とねだることもしばしば。ベビーカーが嫌いで、乗るくらいなら歩く!と、本当によく歩いてくれる息子なのですがこの時ばかりは歩かず抱っこ抱っこでした。

赤ちゃんが産まれてからは、夜私が授乳のため布団から出るたびに息子も起き上がり号泣。布団に戻れ!と、布団をバシバシ叩きながら猛抗議でした。

パパが「一緒に寝よう」と声をかけるも「ママー!!」と私以外拒否反応で、なかなか困りました。

あとはおっぱい。お風呂の時私のおっぱいをみて「おっぱい飲みたい」。え!1歳で卒業したじゃん!と思いつつも、甘えたいんだろうなという気持ちを汲んで、でもまぁ、飲んでみる?と差し出すも思い切りガブリ。

痛ぁぁぁぁ!!!

歯のしっかり生えそろった2歳児の口は凶器以外の何者でもありません。飲み方もすっかり忘れてストローのごとく吸おうとする息子から逃げるのに必死でした。

お姉ちゃんも「おっぱい飲みたい」と一緒に言い出したのですが、さすが5歳児。授乳中に湧き出る母乳を指で1すくいし、ぺろり。「飲んじゃった~」とご満悦な表情を浮かべていました。

赤ちゃん返り対策「順番!」が我が家の必須ワード

息子はお兄ちゃんといってもまだまだ2歳。この世に産まれてまだ2年です。そのことを再認識し、頭ごなしに怒るのをやめました。

封印したワードは「お兄ちゃんでしょ?」と「ちょっと待って」です。「もうお兄ちゃんでしょ?」と言われても2歳児は納得できるはずもありません。

「ちょっと待って」は待てません。笑ちょっとどころではなく、結構待たせてしまうこともしばしばで、息子がぐずって家中が鳴き声でカオス状態になり、私も余裕がなくなってしまうからです。

なので「順番!」というワードを多用しています。

例えば赤ちゃんが泣いて、そのあと息子が「抱っこ!」と言い出したら「順番だからね」といって、赤ちゃんを抱きます。そのあとにはしっかり息子も抱っこします。

息子が「抱っこ!」と言ったあとに赤ちゃんが泣いたら、赤ちゃんに向かって「順番だからね」といって、息子を抱っこします。赤ちゃんは言葉もわかるはずもなく、火のついたように泣いていますが、ここはぐっと我慢で息子を抱っこです。

まだまだ小さい赤ん坊ですから、おむつが濡れていなくておっぱいも足りていれば少し待たせておいても大丈夫、というのが私の持論です。息子もちゃんと優遇されてる、と感じるようで嬉しそうにしていました。

そして、ギャン泣きの赤ちゃんに対して罪悪感を感じるのか「ママ、赤ちゃん泣いてるよ?」と自分から赤ちゃんのところへ行っていいよと言ってくれることも!

「ちょっと待って」を言わなくても「順番!」と言うことでちゃんと自分にも順番が回ってくると認識してくれたようでした。まだまだ順番が待てないこともしばしばありますが、一定の効果を感じています。

そして夜の夜泣きですが、これは意外な解決法がありました。それは「お姉ちゃんと一緒に寝る」です。

今まで私と息子で1つの布団で寝ていました。それを娘と息子で1つの布団で寝てもらうようにしました。

娘は寝つきが良く、滅多なことでは夜目を覚ますことがありません。私が授乳のためごそごそと起き上がることで目を覚ましてしまうのであれば、動かない人の隣で寝てもらおうという安易な解決策でしたがうまくいきました。

寝かしつけも簡単。「はい!お布団にゴロンしてくださーい!」との号令で二人が布団にもぐりこみます。すると姉が先に寝てしまうので、それにつられて息子も寝ます。トントンも、絵本も必要なく、これにはびっくりでした。

なかなか寝ないときには私が真ん中に入って絵本を読んだり、トントンしたりもしますが、寝たところでそーっと布団から脱出し、姉を移動させて息子との間隔を詰めればOK。これで夜中泣きながら起きる率がぐーんと減りました。

おっぱいに関しては、お風呂でおっぱいが見えることで気になるのかな?と思い、湯船が乳白色になる入浴剤を買ってみました。おっぱいも見えなくなりますし、湯船が白いことが面白いらしく、全然言わなくなりました。

いつか笑い話にできたらいいな

出産してから2か月が経過しましたが、赤ちゃん返りはほとんど無くなったように思います。年相応の甘えはもちろんありますし、我が家は3人も子供がいるので一人が長時間ママを独占することはできません。

一人ひとり、きちんと対応してあげたいけどなかなかそうもいきません。もう、4人でわちゃわちゃなこともしばしばです。3人同時に泣かれると、もう笑うしかありません。

でも、今はそれでいいのかな?とも思っています。「あの時は大変だったなー」と、笑いながら振り返れる思い出を絶賛作成中だと思うことにして、ただただ寛大に過ごすようにしています。

上の子もまだまだ小さい!甘えたい気持ちに寛大になって

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まめ子さん

IT系ワーママ。甘いものとお笑いとロックが大好き。そっくりすぎる6歳、3歳、1歳の3姉弟と毎日お祭り騒ぎです。ワンオペ育児で肝っ玉母ちゃん化。夢は家族でフェスに参戦すること!

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