2019.02.25
投資しなくていい、とは言えない
こんにちは。ことさくらです。今回は、なんで投資しなきゃいけないんだ、という問題について。
ミニマリストの方々を師匠とする私としては「お金はたくさんなくても幸せになれる」という考え方は同意します。だから投資しなくてもいい。節約してコツコツと貯金します、と言われたら、無理に勧めるつもりはありません。
じゃあ、やらなくてもいいのか、と聞かれたら、言葉に詰まります。やっぱり、投資はした方がいいと思っているからです。
その理由について考えてみると、大きく2つありました。
1.将来への安心感を高めるため
コツコツと節約して、大きな額の貯金を実現する人がいます。すごいな、と思います。
しかし貯金するだけだと、使えば減っていきます。500万円貯めたとしても、5万円使えば495万円になり、3万円使えば492万円になり、いつかゼロになってしまう。
私にとっては恐怖です。怖くて使えなくなりそうです。使えないのなら、お金を貯めている意味がありません。
一方、投資をしていれば増える可能性があります。長期の積立投資であれば、ほぼ負けないという検証結果もあります。
私たちの年代は3/4は90歳以上生きることになります。なるべく長く働いて稼ぎたいとは思っていますが、自分で働く以外にもお金に働いてもらうというルートがあるのは、安心感につながります。
2.自分のお金を社会で活かすため
家に現金で置いておけば、それはお札やコインでしかありません。でも投資をすることで、小さな額でも人の助けになります。
例えば、企業の株式であれば、新しいサービスを立ち上げる助けになるかもしれません。どこかの国の債券であれば、橋や道路を作るお金になるかもしれません。様々なチャンスを提供できるのです。
お金というのは、巡らせてこそ価値を発揮するもの。本当は働くチカラがあるのに、それを活かしてあげないのはもったいないと感じます。
投資するからこそ見える景色がある
そんなこと何度も聞いたよ、という話かもしれません。でも確実に、投資するからこそ見える景色があると感じています。
投資をするというのは世界を広げるということです。遠い国の地震であったり、どこかの大統領がどこかの国の文句を言っていたり、そういったことが金融市場に影響することは多々あります。ニュースで流れる一つ一つが、身近な問題となってきます。お金を通じて物事の仕組みを知ることができ、それによって世界が身近になってくるのです。
分からないものがたくさんある世界は不安です。分かれば安心できます。子どもたちに世の中の仕組みについて語ってあげることもできます。
視野を拡げる意味でも、投資にチャレンジする人が増えるといいなと思っています。
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ことさくらさん
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40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。