/ 2019.07.01

いよいよ梅雨に入りましたね。6歳と3歳、パワーあふれる男子二人が家にいると静かにしているのなんて2分あればいいところ。すぐに室内でサッカーボールが飛び、恐竜ごっこ(戦い)が始まり、ゴンッという音とともに泣き声の毎日。
しかーし、今年はあれがある!

「はーい!ぼうずめくりする人ー!」
「やるーっ」「はーい」
我が家ではただ今、ぼうずめくりが大流行。百人一首でやる昔ながらのあれです。

実家に帰った時、うちの母が突然百人一首を持ってきました。
「えっ難しすぎるから」と思った私の心配ははずれ「ギャハハ!」とすぐさま息子たちの笑い声と盛り上がる声。

「ぼーずめくり、めっちゃおもしろいでママ!」とすっかりお気に入り。
やってみると大人もはまる楽しさ。いまではパパもはまっています。

私なりに分析した、ぼうずめくりが面白い理由3点

1.男の人(殿)がでたら札は自分のものに、ぼうずが出たらすべて没収される、姫が出たら没収分がもらえるorもう一枚ひける。
と3歳児でもわかるルールの簡単さ。(オリジルルールを決めて追加することで複雑にすることも可能)

2.「ぼうず」というビジュアルと単語が子供にヒット。

3.「姫」「姫」「姫」とラッキーが続いた後に「ぼうず」が出るなど、絵に描いたようなオチが味わえる。みんなで出た絵札を「姫!」など声に出して言うと、盛り上がります。大きな声では言えませんが「ぼうず」札が出たときに、見た目が「ぼうずっぽい」有名人の名前を言って、さらに盛り上がる息子たち…。

トランプなどもすることがありますが「ギャハハ!」と笑い転げる回数が一番多いのが「ぼうずめくり」。ぼうず札でおおうけする息子達を見ると「この人も、えらい人なんだろうな」とちょっと申し訳ない気分になったりもしますが「この人はどんな人なん?」とか「これは何てかいてあるん?」とちょっとずつ百人一首自体にも興味を持ちつつある息子たち。いつかは「ちはやふる」方向へも、もっていけたらいいなぁなんて企む私です。

たくさんたまっていた札をぼうずが出て、失った息子。次の順番で姫札が出て、自分が捨てた札達をそのまま再ゲットした瞬間「そっかぁ、一回なくしたものでも、また自分の力で取り戻すことができるんやなー」とぽつり。さすがシンプルでも奥が深い「ぼうずめくり」。

百人一首がお家に眠っていたら、次の雨の日は「ぼうずめくり日和」にしてみてはいかがでしょうか。

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nagisaさん

パクチー農家のヨメ。農業からライターまで幅広く活動中。2人の男児のママ。ネイチャー系男子たち(夫も含む)との日々は虫嫌い&文化系ママにはいつも未知との遭遇です。

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