/ 2019.09.10

ありがたい!保育料の無料化が始まります!

去年、消費税増税対策として急遽決まった保育料無料化。
保育園に預ける身としてはありがたい話ですが、最初は認可だけ、とか、2020年から始まるとか色々話が出てました。
でも結局は今年の10月から開始になりました。
…ということで、結局何がどうなったのかいまいちわからないので、役所に確認してみました。

誰が対象?

0~2才児クラスは住民税非課税世帯の保育園児のみが無償になります。(無認可保育園は42,000円まで補助)
3~5才児クラスは通う園によって変わります。
●認可保育園
無償
●無認可保育園、一時預かりなど(※)
37,000円まで補助
●幼稚園
25,700円まで補助
(預かり保育をする場合は、さらに補助あり)
※国の定める基準を満たさない保育園などでも5年間は補助の対象

ただし、一部費用がかかる自治体もあります。政府が決めた無料化の範囲は保育費用と主食費用のみ。副食費用はかかるのです。
ただ、自治体によっては副食費用も無料にするようです。我が家の地区は副食費用も無料のため完全無料だそうで、ラッキーでした。

手続きは?

認可保育園は、手続きは不要です。今も保育料認定のお知らせが定期的に届いていると思いますが、同じように無料のお知らせが9月中に届くようです。
それ以外については、既に自治体の補助があって、申請をしているなど、一定の手続きをしている場合は手続きがいらないところもあります。我が家の住む自治体は、幼稚園の預かり保育の補助を申請する人のみ手続きがいるそうです。
とはいえ、手続きは各自治体によってことなるため、自分の自治体に確認してみることをオススメします。HPで詳細を公開している自治体もあります。申請忘れで補助がもらえない!何てことにならないように気を付けましょう。
ちなみに、私立幼稚園や無認可保育園は、一度保育料等を支払ってから口座振替で戻ってくるなど、無料になる方法にも違いがあります。

来年度の保活にどう影響する?

制度を考えると、認可保育園が一番お得といえそうです。なので、今まで教育内容なども加味して幼稚園や認可外保育園を選択していた世帯が認可保育園を希望するようになり、特に3才児の認可保育園申込みが増えそうです。そして、小規模保育園からの転園のハードルがあがりそうです。
それを見越して、0才児、1才児は小規模園の倍率が下がり、5才までの保育園の倍率が上がることも考えられます。
なので、保育園激戦区は今年度以上に覚悟した方がよさそうです。

保育料無料化は、家計にはありがたいとはいえ、保活激戦化や保育園の質の低下を招く懸念もあります。今まで以上に色々気にした方がよいのかもしれません。

保育料無料化、認可保育園以外は念のため自治体の情報を確認を!

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みさっちさん

フルタイム勤務をしながら、都内で6才娘と3才、0才の息子を育てている30代ママです。 こどもたちの「ママ大好き♪」に癒されながら、毎日バタバタ過ごしてます。

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