2020.01.05 / 2020.01.07
アニメーション好きなら見逃すな!
【PIXAR(ピクサー)】とは、CGを使ったアニメーションを得意とし、常に最新鋭の技術を追求し続ける世界でトップクラスの映像制作会社なのです。(←個人的主観含む)
ピクサーの代表作といえば、『トイストーリー』をはじめ、『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』等々、ハズレなしの映画ばかり。
※ピクサーの主要作品はディズニーとの共同制作によるものですが、あくまでもディズニー≠ピクサーであり、別会社となります(今は、ディズニーの完全子会社)。この件については大人の事情も含む(笑)ので、ググってみてね!
「PIXAR(ピクサー)のひみつ展」が、面白くないわけがない!アニメ大好きな夫と、夫から英才教育(←アニメ)を受けた子ども達と共に、期待に胸膨らませながら行ってきました。
本展は、ピクサーが今まで映像化したアニメの紹介をする展示ではなく、「そのアニメがどのようにして作られたか?」をテーマにした展示なので、映画を見たことない人でも十分楽しめます。
体験しながら学ぶ展示だから、子どもでも楽しめる!
【アニメーションはどうやってできるの?】
アニメの始まり(モデリング(ストーリー&キャラクター設定))から、実際に映画館で上映できる状態に完成させる(レンダリング)までの8工程を各々のブースで体験できます。
順を追って展示を見て回ってもいいし、興味のあるところから攻めてもよし。自由に散策できる展示室内になっています。ピクサーでの映画製作工程は、常に順番通りに工程が進むわけではなく、各工程を行き来しながらより良い作品に仕上げていってるそう。
各工程すべて実際に体験できる仕様になっているので、子ども達は詳しい説明を聞かなくても展示を操作することで直感的に学ぶことができるし、大人はオーディオ解説を視聴することでより深いアニメの世界を知ることができます。
ちょこまか動き回る子ども達を追いかけながら解説を聴くのは大変だけど、アニメーター達の努力と閃きと挑戦に感動させられる内容ばかりなので、聴ける隙(スキ)があればぜひ聴いてみてください!
娘(小3)がハマったブース【アニメーション】
ピクサーでおなじみの「電気スタンド」をちょっとづつ動かしながら撮影し(コマ撮り)、自分だけのオリジナル動画を作れるブース。
うちの娘はこの体験にどハマりして、ずーっと入り浸っていました。電気スタンドの稼働域が大きいので、グーンッと伸ばしたり、一回転したり、ライト部分をこちらに向けたり、他のお客さんの作品を鑑賞するのも楽しいです。
息子(年少)がハマったブース【モデリング】
キャラクターの胴体に各々のパーツ(色んなデザインがある)をつなげてオリジナルキャラを作れる体験。ブロック遊びの感覚。
物語の世界を表現する【セット&カメラ】
何気なく映し出されている背景も、アニメーター達によって、より自然に表現できるように緻密な計算がされています。
これは草木のセット。
虫になったつもりで見るとこんな感じの視界。
草の存在感がスゴイ。『バグズ・ライフ』では、コンピュータ技術を駆使して、この草木の存在感を強調することで、虫たちからの視点で見た世界観が表現されてるようです。
ウォーリーのセットでは、カメラの技術を体験。キャラクターに焦点をあてるとキャラクターのリアクションが協調され、物にあてるとストーリー上の重要性が表現されています。
ウォーリーに焦点を合わせてみました。
ルービックキューブに焦点を合わせてみました
カメラワークによって、知らないうちに観客は今後のストーリー展開で重要となるものへと誘導されているんですね。
ピクサー、すごい。
語彙量乏しすぎで申し訳ないのですが、この展覧会を見れば、ただただ感動するばかりです。
コンピュータはあくまでもアニメを表現するための道具であり、より良いアニメ作品を制作するためにアニメーター達人間が各々の分野で何時間にも及ぶ試行錯誤が繰り返され生み出されているんだなぁと。そして、その技術一つ一つを事細かに一般の私たちにこのように公開してくれるピクサーさん、どうもありがとう。
紹介した展示内容はほんの一部です。ピクサーに限らず、アニメーションに少しでも興味がある方はぜひ見に行ってみてください!
イベント情報
*開催期間*
2019年12月21日(土)~2020年2月24日(月・振休)
10:00~20:00(最終入場19:30)
*開催場所*
グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
*当日チケット*
(税込)一般:1,600 円、中高生:1,200 円、4歳~小学生:800 円 ( 3歳以下は無料 )
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さいかなさん
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フルタイムで働くママ。仕事もバリバリこなしたい!でも家庭も大事にしたい!何を優先すべきか日々模索中。趣味はおでかけ。ヒマさえあれば、旅行ガイドブック読んで脳内トリップ!