/ 2020.05.15

母親になると必ず通る道

1月もう終盤。新年明けて1カ月なんてあっという間ですね。

わが家は家族そろって、アデノウイルスやらインフルエンザやらに感染し、月のほとんどを家で仕事しながら子どもの看病の日々です。ウイルス感染は兄弟だと結構避けられないですね。連鎖して看病するお母さんも苦労してます。。。。

さて、普段は外でバリバリ働いていますが、この1カ月はお家で過ごすことが多かったので、家で手作りおもちゃで遊んだり、絵本の読み聞かせをゆっくりしています。

絵本の読み聞かせ、、、今まで縁がなかった方も子どもが生まれると避けて通れませんよね。ご自身の経験などから割と皆さんやっていきながらなんとなく読み聞かせしていらっしゃると思います。

それで全然良いです!!

ですが、そこにひと工夫加えるだけで子どもの「絵本好き度」が格段に上がります。テクニックはたくさんありますが、本日は「年齢に応じた子どもへの読み聞かせ」について少し書きます。

未就学児の読み聞かせ「お膝の上にのせて」

子どもが0歳の頃からお母さんたちはたくさん絵本を読んでくれていますよね。

児童館などでお母さんが赤ちゃんに絵本を読んでいるのを見て、個人的にとてもホッコリします。私の子どもたちも1歳と3歳の男の子なのですが、0歳の頃は全然絵本に興味がなく、絵本破られたりしていました。涙

でも1歳の誕生日前後から、絵本が大好きになり、5冊〜10冊は眠る前におねだりされます。

ポイントはお母さん(お父さん)のお膝の上にお子さんをのせてあげ、体温を感じてもらった上で読んであげることです。安心感を与えてあげることで「絵本は楽しい」「絵本を読んでもらう時間が好き」と思ってもらうことが大切です。

3歳にもなると自分で覚えた短文で自分で絵本を読むようになってきたり、文字が読めるようになってくる子もいたりします。

小学生の読み聞かせ「声の大きさ」

小学生前後にもなると、自分で絵本や本を読むようになりますね。でも紙芝居などお母さんから読んでもらうことも好きだったりします。

私自身も小学生の頃「読書クラブ」というのに入っていて(お母さんに入らされ笑)、自分で本を読むだけでなく、図書の先生の読み聞かせやお母さんたち保護者の読み聞かせも楽しんだ覚えがあります。

ポイントは「感情はあまり込めない」「声は大きくハキハキ読んであげる」ことがとても重要です。

感情は入れないと言っても、棒読みでいいわけではありません。子どもたちに「自分なりの解釈の余地」を残してあげるためにこの読み方の方がいいのです。

また、膝の上で読んであげる場合には声の大きさは重要ではありません。

しかし小学生ともなると恥ずかしがってお膝に座りたがらない子や、ご両親も多くの子どもの前で読む機会もでてくるかもしれません。

そんな場合、自分の目の前に座ってもらって、紙芝居のように読む場合は、声がとても大切です。ゴニョゴニョ、また小さい声で読んでいたら子どもたちの集中力が途切れやすいのです。

しっかり絵本の世界に引き込むための「声の大きさ」に気をつけてみてください。

絵本に集中できない子には「紙芝居がオススメ」

大学生の頃、地元の小学校に「チャイルドサポーター」として週に何度か通っていました。

チャイルドサポーターというのは先生の授業中に後ろからサポーターが見守っていて「どうしても授業中に他のことをしてしまう子」「教室から抜け出しちゃう子」「騒いでしまい、他の生徒の授業の邪魔をしてしまう子」などを中心にサポートします。

給食も一緒に食べるし、時には大学生が特別授業として実験がてら「英語」「環境問題」など様々な授業もさせてもらいました。

低学年を中心に行っていましたが、集中力の続かない子でも夢中になってくれたのが「紙芝居」でした。紙芝居は、「感情をしっかり込める」のがポイントで、なんなら声色も登場人物ごとになんとなく変えてあげるだけでもいいです。

でもここでも大切なのはやはり「声の大きさ」ですね!しっかり物語に引き込んであげてください。

本は表現と語彙の宝庫

私も中学生の頃から学習塾の助手としてお手伝いしてきて、大学生の頃、アナウンサーになってからもライフワークで行ってきた「絵本の読み聞かせ」。

今感じているのは、子どもたちの能力は無限大で、それを引き出してあげるのは大人の役割だということです。

本は「表現と語彙の宝庫」です。今まで知らなかった日本語も知るキッカケになったり、小説や詩などを読むと表現力の美しさに感嘆したりします。子どもたちにも、日本語の美しさを幼い頃から触れさせてあげたいですね。

弊社はアンパンマンでお馴染みの「フレーベル館」さんや、全国にある「タリーズコーヒー」さんと定期的に読み聞かせなど社会貢献で行っております。

また自分の会社とは別に2016年から趣味でママアナウンサー たちによる読み聞かせイベント行っていますので、もしご興味あればお子さんと遊びにきてくださいね!読み聞かせのコツなどもお伝えできればと思います!

https://kiramamatokyo.jimdofree.com/about/

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キラ☆mama Tokyo
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ぜひ、素晴らしいお子さんとの絵本ライフを♪

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長崎真友子さん

2歳4歳年子男子ママ。地方創生アナウンサー集団「女子アナ47」主宰、株式会社Cheering(チアリング)代表取締役。Family Speech Academyによる「1歳から始めるプレゼン教育」発起人。元九州朝日放送アナウンサーであり、絵本読み聞かせや子どもプレゼン講師。究極の家事手抜き大雑把生活で愛情いっぱい子育てのやりくりをしています。

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