親子で始めました

長男が4歳になったらピアノを始めたいなぁとずっと思っていて、先月ついに購入しました。わが家にピアノがある生活なんて、親も心が躍ります♪ 夫はピアノ、私はエレクトーンを子どものときに習っていたので、息子に「ドレミファソラシド」を教えています。もう少し音に慣れたらピアノの先生にレッスンをお願いする予定です。

エレクトーンをしていた私にとってピアノは新鮮で、久しぶりの楽譜に真剣に見入って弾いています。鍵盤を長く触っていなかったので思うように指が動きませんが、何歳になっても新しいチャレンジは楽しく、結果的にストレス発散になっています。

さらに…長男より次男(1歳半)のほうがピアノに興味をもって音を出しているので、それに刺激を受けて長男もやる気に(笑)。

ピアノが思うように弾けない!子どもが練習しない!となると、新たなストレスの種になることは言うまでもありません。あくまでも「音楽=音を楽しむ」。今はただただピアノの音色に癒されてます。子供たちにも気持ちよく音楽を好きになってもらいたいなぁと♪

97歳の元軍人の言葉

去年の夏から語り部の会に参加しています。近所の生涯学習センターで毎月2回開催されていて、80代・90代の参加者の戦争の体験を聴いたり、好きな話題をおしゃべりをしたりとアットホームな会です。残念ながらコロナの影響で今年4月から活動休止になっていますが、去年の冬にインタビューされた97歳の方のお話がこの8月にDVDで上映されていて、子ども二人を連れて観に行ってきました。

この方はこれまでの語り部の会でも話題が多岐にわたり(政治、オリンピック、テレビ番組、海外情勢、ご自身が経営していた会社や家族のこと)、どの内容にも洞察力が鋭く、いつもカッコいいカジュアルスーツを身にまとい、一人で電車移動してきています。

戦争中は大学生で、元近衛歩兵第三連隊(陸軍)として学徒出陣しました。主な勤務地は静岡県浜松市。一度も戦地にはいかず、国内で通信や軍人育成をしている間に終戦を迎えました。

インタビューの中で特に印象的だった言葉を共有したいと思います。

「ある一人の話を聞いて、戦争ってこんなものだと思ってはいけない。100人いれば100通りの違いがある。要するに、入隊したところによって全然違う。それから、戦争から帰ったとき直ぐにインタビューされたら、戦争の怖さとかみんなある程度言えると思うけど、戦争が終わって何十年も経ってから話を聞くと、その間のその人の過ごし方で、いろいろ戦争の見方が違ってくる。戦後、大企業の社長になった人は戦争のおかげだって言うかもしれない。一方、ずっと苦労して食べるのもやっとという人は戦争のおかげだなんて決して思わない。色んな人の話を聞いて、自分の頭で判断することが一番大切だ」。

語り部の会ではこのようなお話を聴く機会が多く、そのたびに私のストレスは消え去り…平和に過ごせる日常にただただ感謝の気持ちがわいてきます。

いろいろなやり方を組み合わせて

4歳(今は幼稚園が午前保育のみ)と1歳半(一日中ずっと一緒)の子育て中で、そのときの状況や気分にあわせていろいろなストレス発散法を取り入れています。

たとえば、

子ども達が遊んでいるかたわらでヨガやストレッチ
親子でピアノ
たまには主人に子どもを預けて一人カフェやショッピング
週末にお酒をたしなむ
時々こった料理を作る
夜中に読書や友達と電話でおしゃべり
ポッドキャストやオンライン講座の受講(いつでも再生できる内容を選び、すき間時間に聴く)など。

その中でも大きな支えになっているのが、語り部の会。戦争を経験してきた方々のさまざまな価値観に触れることで、いつも大きな学びを頂いてます。ある方は「戦争もコロナも経験して、自分の財産がまた増えた」とおっしゃってました。来月から再開予定なので、80代・90代の方々のストレス発散法も聞いてみたいです!

ストレスと上手に付き合いながら一日いちにちを大切に過ごしていきたいと思います^^

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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