/ 2020.09.09

※この記事には昆虫の画像が出てきますので、苦手な方はご注意ください

男児がいる家庭なら必ず通る道!? かっこいいカブトムシやクワガタに男児はテンションがあがります。軽い気持ちでカブトムシを飼ってみたものの、いつのまにか3年目の夏に到達したわが家のカブトムシ事情を公開します。

初めてのカブトムシ

あれは確か、3年前の夏。ひょんなことから友人にカブトムシのオスとメスをもらいました。わが家の男児二人は初めて見るカブトムシに大興奮で、カブトムシに名前をつけて毎日ゼリーを交換して、、、とそれはそれはかいがいしくお世話をしていました。

私は昆虫全般が苦手でできれば飼いたくなかったけれども(汗)、子どもたちの輝く目には勝てません!予想はつきましたが、子どもたちが張り切ってお世話したのは最初だけで、結局は私がお世話していました…。でも情ってうつるものですね。すっかりカブトムシたちがかわいくなって、触れなかったカブトムシが触れるようになり、自分の手に乗せてじっくり観察することが癒やしの時間にもなりました。

1年目は繁殖に失敗、、、

カブトムシの飼育経験ゼロで挑んだ1年目。オスとメスのつがいで飼育したにも関わらず、繁殖に失敗。まてどくらせど幼虫は現れず、土をひっくり返してみると、ねずみ色になった卵らしきものがいくつかあり、素人目にも、卵が死んでる…とすぐにわかりました。土が悪かったのか、環境がよくなかったのか…。1年目、終了。

2年目はカブトムシ採集へ

2年目の夏。今年は自らの手でカブトムシを捕獲したい!!という兄弟の熱い想いに応え、夜8時頃にカブトムシがたくさん生息するという林に出向いてみました。懐中電灯を片手に林の中を歩いていくと、、、、

樹木にむらがる無数のカブトムシが・・・!!!(ひえぇぇぇぇ汗)

その中から大きそうなオスとメスを2匹ずつ捕獲しました。今回は、飼育ケースに入れる土(マット)をペットショップで購入し、それを使いました。それが功を奏したのか、2年目は繁殖に成功!!成虫がいなくなった飼育ケースを昨年同様に放置していたのですが、ある日、白い物体がにょろにょろしているのを発見!!(ひえぇぇぇぇ!!!!驚)

にょろにょろはカブトムシの幼虫!発見したときの衝撃は今でも忘れられません(笑)。成虫が交尾をして産卵し、無事に孵化して幼虫になっていました!

※土の状態が悪い(フンが多すぎる、乾燥している等)と、幼虫は土の上に出てきてしまいます。
よい状態の土であれば、基本的に幼虫は土の中であまり動きません。

2年目に初めての羽化に成功!

(画像は加工しました…)

幼虫はフンをします。土(マット)を食べて、体を大きくします。成虫のときのお世話はゼリーを交換して、水分をあげるくらいだったのですが、幼虫になるとこのフンを取り除く作業が入ってきます。その分、成虫のようにブンブン飛んだり羽音がうるさいということはないのですが。

冬場になると、ほとんど動かなくなり、フンもあまり出ません。そしていよいよ春頃にはサナギになり、初夏には無事に羽化し、立派な成虫となります。

2年目は6匹の幼虫を育て、2匹がオス、4匹がメスの成虫へと羽化しました!卵から幼虫へ、そしてサナギになり、成虫へ。自宅の小さな飼育ケースの中で、生き物が誕生し、育っていくことに大きな感動がありました。白くてニョロニョロしたものが、立派なツノを持った黒くてかっこいいカブトムシになるなんて、本当に生命の神秘です。

3年目の現在の様子…

今年は6匹の成虫を3匹ずつ2つの飼育ケースで飼いました。オス1匹に対してメス2匹というハーレム状態がよかったのか、さかんに交尾が行われたようで、孵化した幼虫の数、なんと30匹…!!!!メス、がんばってくれました(涙)。だいぶ早く逝ってしまいましたもんね(涙)。

現在、わが家の飼育ケースには30匹の幼虫がひしめきあっている状態です(汗)。

ちなみに、子どもたちは全くお世話をしてくれませんが、カブトムシを手放すのは絶対に嫌なようです。私も生まれた命は大事にしたいという気持ちから、きっと来年も成虫になることを見届けるのでしょう…。このループはいつまで続くのだろうかと、カブトムシのブリーダーになれそうで、少し怖いです。

カブトムシを飼ってみたい!という方いらっしゃいましたら、ぜひご連絡お待ちしています!!笑

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なちぐろさん

大阪在住の2男1女の3人の母です。フリーランスでWebの仕事をしています。好奇心旺盛で新しいコトが大好き!変化を楽しむタイプです。

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