PMDDって知ってる？生理前の異常な感情の起伏はあなたのせいじゃない！

PMDD（月経前不快気分障害）になった体験談

お久しぶりですが、ひまわりです♪　今回は皆さんにもあてはまる人がいるなら…と思いまして、思い切ってブログを書きます。

私はもともと、生理前になるとイライラしたり、感情の起伏が普段より激しくなるなどの精神的な不調や便秘などのPMS（月経前症候群）と言われていました。

もともとの性格的にも、感情表現が豊かで感受性が高いという性格。それは嬉しさや楽しさも人の倍感じられるけど、苦しみや悲しみも人の倍感じやすいという面がありました。芸術家やそっち方面の人は割とその傾向は強いと思いますが…。

私にとって、この７月は家庭面や仕事面などで色々と考えることがあったり、娘が幼稚園に入ってようやく少し落ち着いたというか、意外と今までの環境とガラッと変わったことにストレスを感じていたところもあったのだと思います。今思うとそれが一気に来たのかなぁとも考えています。

生理前になるとPMSでイライラすることはありましたが、それがなんていうか、今回。自分だけど自分じゃないみたいに異常な怒りや落ち込みがあり、それを一番身近な人にぶつけてしまう。

相手は変わっていないけれど、疑いや憎しみみたいなドロドロとした感情。「私なんてこの世にいなくてもいい」「ここから飛び降りて死にたい」「もう生きていてもだめだ」みたいな消えたい願望があったんです。耐えきれない感情に枕に向かって奇声をあげたり、夜中に家にいたくなくて近所を徘徊したり。

で、実際に家族関係も悪化していましたし、毎日が辛い。うつ病や精神的な病の方も疑ったのですが、もともと感情の起伏が激しいタイプだったので気づかなかったんですね。

で、なぜ婦人科に行こう！と思えたのかというと。ある夜、怒りが抑えきれずに主人にぶつけそうになったとき「ぶつけちゃいけない！！」と思ったら自分の腕を思い切り何度も叩いていたんです。夜中の２時くらい。このときはすでに不眠状態であまり寝られていないのもありました。

次の日に見たら叩いた腕が赤く腫れて青アザになってしまって。「このままじゃ私、まずいわ」と本気で思ってたところで生理が来たんです。

そこで気づきました。「PMSの酷いバージョンなのかも。」それでネットで調べたら出てきたんです。

PMS（月経前症候群）は症候群。PMDD（月経前気分障害）は病気

記事を読み、さらに本を買って読んだ際に「これだ！」と確信しました。参考図書も記載しておきます。

参考書籍：いつもやってくる殺したくなる自分にサヨナラ　毎月のツラすぎるその症状　あなたはPMDDかもしれない？！　著者：森井恵子

・月経前になると、突然豹変してしまう「おかしくなる自分」という現象であり、自分で自分のことをコントロールできない衝動
・「月経前に別人になる」「身体を乗っ取られたような感じになる」いう状態こそが、いわゆる「PMDD(月経前不安障害)という病気のしわざです」

上記に記載してある文を読み、「これはPMDDだ」と思い婦人科に行こうとなりました。なので生理が始まった状態で婦人科に行き、泣きながらこれまでのことを先生にお話ししました。

先生からも「PMDDの症状ですね」と診断がつき、肩の荷が降りました。実は二人目を望んでいるのですが、なかなかできない状況もストレスになっているという風に先生にも言われました。

本当はピルを飲んで調整するのが良いらしいのですが、それだと妊活はしばらく中断になってしまうので。そこで漢方や精神を安定させる薬をもらい、今は生理が始まっているのでまた次の生理が来そうなときに飲み始めてくださいと言われました。

…生理が始まるとだんだんと狂ったような感情は収まっていって、生理が終わるとやはり症状はなくなったので、あれはなんだったの？って状態。これがPMDDの病気なんだなと今思っています。

今回、体験談で書かせていただきました。今後は薬を飲みながら様子見しつつ自分とうまく付き合っていこう！と思っています。病気だったということが知れたので必要以上に自分を責めたり攻撃することが減ることを祈りつつ。

まだ、PMDDは日本ではそこまで認知度が高い病気ではないと思います（PMSはまだ浸透してますけどね）。もし、同じような症状の方がいたら、あなたのせいではないんだということをお伝えしたかったのと、婦人科を受診されたり、本を買って読んで見るのも良いかなと思います。

本の中で。
【PMDDは人生を狂わせてしまうほど深刻な病気です。しかし「それは人生を大きく変えるチャンスでもある」
本当の自分の声に耳を澄ませて、行動に移せた時、必ず人生は変わります。実はPMDDは自分らしく生きる人生を与えてくれる大きなギフトにもなり得るものです】

とありました。自分を見つめ直すチャンスだなとも思っています。