突然、数十台もの「ガス緊急車両」が自宅前に!?二日間ガス供給停止に

夕方、保育園帰りの息子と帰宅していると遠目から自宅マンションの前が何やら騒がしいことに気が付きました。だんだん近づいていくと救急車や消防車を含め、ガスの緊急車両がパッと見ただけで15台以上も止まっているではありませんか。

マンションの廊下をみると全世帯のメーターボックスが全開に開いていました。しかも、恐ろしいことにかなりガス臭いのです。嫌な予感しかしません。まさかのガス漏れ～！？爆発したらどうしよ～！

どうやら、昼間から何らかの原因により、ガス管に水が入ってしまい供給が停止していたようです。うちのマンションだけではなく、近隣約400戸に支障が出ていました。テレビでこういったニュースを見たことはありましたが、突然すぎて戸惑います。

これからガス管内に入った水の除去など、復旧作業を行うとのことでしたが復旧の見通しは立っておりませんでした。ガスが使えないとご飯も作れないし、お風呂にも入れないし、どうしよ～！！

夕飯はどうする？

息子たちは帰宅すると「お腹空いた」と言うので、わが家はいつも17時半～18時頃には夕食を食べています。ですが、ガスコンロが使えないとなると夕食の支度もできません。

電子レンジは使えるので冷凍食品に頼る？カセットコンロを使う？といった方法もあったのですが、とにかく部屋の中がガス臭くて食事をする気分になれませんでした。そんな中で火を使うのも大丈夫なのでしょうが、怖い気もしたので外食をしに行くことにしました。

近所の某ファミレスは、エリア外だったのか営業していたので夕ご飯はそこで済ませることにしました。息子たちは、想定外の外食に大喜び！（笑）のんびりと食事を楽しんできました。

お風呂はどうする？

近所の銭湯に行こうとしたのですが、条例的にも小学生長男とはもう一緒に入浴することはできません。

初めての銭湯で、一人男湯に「行ってらっしゃ～い」と見送るのは長男にとってかなり難易度が高いですし、色々な変態事件も脳裏によぎるので心配です。こんなとき、主人が一緒にいればいいのですが、残念ながら仕事で帰りは遅そうだったので銭湯は諦めました。

せめて子どもたちだけでもお風呂に入れてあげたいなと思っていましたが、幸いこの日は金曜日でしたし、翌日学校や保育園はお休みということもあって可哀そうですが我慢となりました。金曜日で良かった～！そして、夏じゃなくて良かった～（泣）。

そう思うと同時に、明日もガスが復旧しなかったらどうしようといった不安もよぎりました。

眠れない問題

とにかく家の中がガス臭いのです。窓を開けたところで、外もガス臭いので変わりません。息子たちも「頭が痛くなりそう」と臭いが気になって仕方がないようでした。

頑張ってくださっている作業員の方々には申し訳ないのですが、それと同時にコンクリートを掘る工事のガガガガーッといった音が真下から聞こえてくるので息子たちが気になってしまって眠れそうにないのです。

仕方なく主人の職場の事務所に1泊だけ泊めてもらうことにしました。キャンプ用品の寝袋持参です。息子たちはおうちキャンプ気分で変にテンションが上がってしまっていましたが、無事に寝つけることができたのでホッとしました。

ガス供給再開！

明日もガスが使えなかったらどうしようと不安で仕方なかったのですが、翌日の昼頃には復旧作業が終わり午後には使えるようになりました。

作業員の方々が夜通しで頑張って下さったおかげです。本当にありがとうございました。安全確認の為に訪問してくださった作業員の方の顔が何も言わなくても物語っていました。

このような経験は生まれて初めてです。息子たちもきっと大人になってからも「こんなことあったよね」なんて覚えているのではないかと思います。毎日、当たり前のように使用していますが、改めてガスのありがたみを感じました。