/ 2022.04.12

ひやり!初めて飴が喉に詰まった!

先日、飴をなめていた4歳の長男が妹を追いかけて走り出そうとした拍子に飴を飲み込んでしまいました。一瞬長男の動きが止まり、「あ、飴を飲み込んだな」と思ったのですが、その直後、長男は「飴がここにいる~」と喉をおさえて泣き出しました。

まず、気道がふさがらなかったことに感謝しつつ、食道のほうに詰まってしまった飴をどうしようか、困ってしまいました。息子は痛がるし、泣き続けています。

やれるだけのことをしてみましたが

気道に詰まったときにやる方法だと思うのですが、背中を強くたたいたり、みぞおちにこぶしを当てて持ち上げたりしましたが、飴はそのまま。長男も頭を下にして前屈の姿勢になり、重力で飴を外に出そうとしますが、それは無理な話です。

その場でスマホで検索し、喉から器具を入れてつまみ出す方法があると書いてあったため、「病院いく?」と聞いても「いや!」の一点張り(これはたぶん、コインとか電池とか、何か溶けないようなものを誤飲したときの話かと思います)。

「とりあえず家に帰って、お水やお湯を飲んで溶かしてみよう!」と説得し、喉を抑えて泣いている長男と、周りをウロチョロする娘を連れて家へ入りました。

泣き止まないので#8000番に電話相談

帰ってから、必死で水やお湯を飲んでも「飴が動かないよう~」と泣き続けています。私自身、子どものころに飴を飲んで食道に詰まらせた経験は覚えがなく、泣き止まない長男に心配になり、#8000(小児救急医療相談)に電話してみました。

電話を掛けた直後から、長男が火が付いたように泣き、「電話しないで!電話やめて!」とすごい拒否反応。。。「どうしたらいいか聞くだけだから。」と言っても必死に電話を切ろうとします。

私も逃げたり必死で抵抗したりして電話をし続け、やっと繋がりました。対応してくださった看護師さんからは、症状を聞かれた後、「飴が自然に胃に落ちていくのを待つだけです。病院へ行く必要も、何かをすることもありません。水を飲ませても吐いてしまうと思うので飲ませなくていいです。」と教えていただきました。

ここでやっとひと安心。

でも、その通話中も、私を追いかけまわし、ギャン泣きで「電話はやめて~」と必死についてくる長男。通話がよく聞こえないくらいです。

パニック状態の長男に神対応

そのとき、看護師さんが「今泣いてるのは本人ですか?パニックになっているんですか?」と気にして質問してくださいました。私が「病院へ行くのが嫌なんだと思います。」と伝えたところ、

「まず、本人に『病院にはいかない』と伝えて落ち着かせてください。」と長男を落ち着かせることを一番に考えて対応してくださいました。ただ、その後私が話しても伝わらず、叫び泣き続ける長男。

看護師さんから直接説明してくれました!

看護師さんが「私が説明しましょうか?スピーカーフォンにしてください。」と言ってくださり、直接長男に語り掛けていただきました。

結局、その会話の中で、長男は私が救急車を呼んだと勘違いして、必死に電話を止めようとしていたことがわかりました。看護師さんから「救急車も呼ばないし、全然病院に行く必要はない」と伝えていただき、やっと長男は落ち着きました。

電話を切ると、長男はけろっとしていました。電話中のギャン泣き騒ぎの間に、飴が胃に落ちたのでした!

その後の夫のダメ対応(笑)

その夜、夫に一連の出来事を話そうとしたら、話の序盤で「え?電話したの?!(飴が詰まったくらいで?)子どものころ飴が詰まったことないの?」という反応で閉口してしまいました。

今回は、初めての出来事だったので慌ててしまいましたが、看護師さんの丁寧で落ち着いた対応のおかげで、安心できました。次回子どもが飴を飲んでしまったら、「落ちるのを待つしかないよ~」と落ち着いて対応できそうです。

窒息に気をつけて、今後はなるべく棒付きの飴を選ぶようにしようと思います。

#8000の看護師さん、本当にありがとうございました。

リンク一覧

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
スマイルさん

東京都在住。年少の息子と2歳差の娘を持つ会社員ワーママです。
食べ歩きと旅行が好きで、第2子妊娠中にフィリピンへ1か月間の親子留学もしました。最近ハマっているのはホットクック(電気調理鍋)の作り置きです。

スマイルさんの記事一覧 v-right