こんにちは、看護師ママのきりぬきです。今回のブログでは、長女のトイトレの記録について書いてみたいと思います。わが家は年子のため毎月オムツ代だけでもかなり負担に感じていたので、2歳半頃にトレーニングパンツと補助便座を購入し、トイトレ絵本も読み聞かせを始めました。

早くオムツ生活から抜け出したいというパパママの希望で、物品も一通り揃え準備は万端のつもりだったのですが、本人のやる気が無さ過ぎて見事に惨敗しました。

ちょうどその頃次女が1歳になったばかりで、見事にイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なった長女は、まさにオムツLOVERな状態でトイトレが始められる気持ちではなかったようです。補助便座は半年くらいただのトイレの飾りになってしまい、トレーニングパンツも「履かない。」の一点張りでした。

保育園でお友達とトイレに行き始める

長女が通っている保育園では、2歳児クラスの後半になるとオムツが外れていない子は1日一度トイレに誘導してもらえるチャンスがありました。何人もの園児が通っているのに一人一人ちゃんと見てくれるなんて手厚い!!

ただ、家に帰ると次女がいるので、赤ちゃん返りの再燃を防ぐため、しばらく保育園の1日一度のトイレだけ頑張ってもらうことにしました。そして、たまたま先生が誘導したタイミングでおしっこやうんちが出ることがあると、お迎えの時に「やったね!お姉さんみたい!」と必ず褒めるようにしました。

同じ学年のお友達と一緒にトイレに行くことで、周りがどんどんトイレに成功していくのを目の前で見ることができたことと、トイレに成功した日はママに褒めてもらえると思えたことで、やっと長女の中でトイトレを始める心の準備が整ってきたように感じました。

トイレとパンツを長女の好みに合わせる

保育園でトイレに成功することが度々あり、イヤイヤ期と赤ちゃん返りも収まってきたので、長女が3歳になるタイミングで洋式おまるを購入しました。

今まで場所を取るのが嫌で子ども用の補助便座を使っていたのですが、保育園と同じようにしたいときに自力で便座に座ることができて、地に足がついている方がお腹にも力が入りやすいため、思い切って補助便座は一時撤去することに。

トイレの雰囲気も大好きなマリーちゃんグッズをそろえてみたり、一緒に子ども服コーナーに行って「どれがかわいいと思う?」と意見を聞きながら自分でパンツを選んでもらいました。

トレーニングパンツに限定すると選択肢が少ないので、本人の希望でアナ雪とラプンツェルの絵柄でサイズの合うものを買いました。キャラものは高かったのですが、パンツを履いてくれないと何も始まらないのでケチっちゃダメだとママは自分に言い聞かせました。

3歳児クラスになって知った衝撃の保育園ルール

長女の好みに合わせたことで、おうちでも「今日は夕ごはんから寝るまでお姉さんパンツ履いてみない?」「ママおトイレ行くから、一緒に行こうよ~」と声を掛けると(機嫌が悪くなければ)トイレに来てくれるようになりましたが、まだまだ自分から行く気配はありませんでした。

「もう3歳になっているのに、全然進まないなあ…」と、パパママの方が心配になってきました。そんな時、年度始めのクラスの懇談会で衝撃のお知らせがあったのです。

先生「3歳児クラスから夏の水遊びはプールに変わるので、水着を用意してください。排泄が自立していないお子様は、2歳児クラスの水遊びに参加していただきます。」

ママ「ええええええっ( ゚Д゚)!?(心の声)」

うちの子は一体どうなっちゃうの?と軽くパニックでした(笑)。懇談会からプール開きまで3カ月もありません。「今までずーーーっとやる気のなかった長女がそんなすぐにトイレできるようになるん??ありえん、やばい。ひとりだけプールできなかったりしたらかわいそう。でもそういうルールやしな…(^^;)」

と思い、懇談会から帰ってから長女にオムツを卒業できないと保育園のお友達とプールに入れないことを説明しました。すると、即座にクローゼットから一緒に買ったアナ雪とラプンツェルのパンツを引っ張り出してきて、「〇〇ちゃんもみんなとプールするっ!!」とオムツを脱ぎ捨てたのです。

ついに自分からパンツを履いてトイレに行き始めた

保育園のプールに入る条件を知って長女は一気にトイトレに目覚め、自分から「お姉さんパンツにする。」「おしっこしたい。」等パパママに伝えてくれるようになりました。2週間程度で寝るとき以外は(ちょっとした外出のときも)ほぼ失敗無くトイレで排泄できることができるようになり、今までのやる気のなさが噓のようでした。

保育園のお友達とプールで泳ぐということは、長女にとってどうしても叶えたい目標だったのでしょうね。

おうちでのトイトレの様子を連絡帳に書くと、保育園側も協力できる体制整っているとのことだったので、まずは午睡明けからパンツ着用を試すことにしたのですが、2週間くらい様子を見て担任の先生から「登園時からパンツで大丈夫そうですね。」とあっさりOKが出たのでした。

そして、その1週間後には「午睡時もパンツのままでいいと思うので、防水シーツを持ってきてください。」と、本当にとんとん拍子にパンツ生活にシフトしていきました。

午睡時はさすがに最初の数週間は失敗が続きましたが、トイトレに目覚めて2カ月たつ頃には午睡前に「おトイレ行ってからね。」と、自分で失敗しない技を体得したようです。もはやプールへの執念ですね。

結論「おまるの準備以外は本人のやる気が全て」

この夏、ギリギリセーフで長女は保育園のプールにお気に入りの水着で参加することができ、オムツ代も半分になってお買い物も随分楽になりました。やればできるものですね~♪

トイトレ絵本やご褒美シール、好みのトイレの装飾や好きなキャラクターのパンツ等、オムツを外すために色々と試しましたが、今回の娘の急成長を振り返ると、お金と親の労力の無駄遣いだったなと思うものが多い気がします。

正直なところ、最低限必要だったなと思うのは様式おまるくらいです。自分で座れて地に足がつくことは、子どもの排泄の自立にとても重要なポイントなんだなと思いました。

ちなみに、補助便座用のステップ台は上り下りを一人でやってしまうのが不安だったので、わが家では転落の心配のない様式おまるを選びました。

もちろん、トイトレ絵本やご褒美シールがあればモチベーションがアップしたり、好みのトイレの装飾や好きなキャラクターのパンツなら、抵抗感も少なくて済むのかもしれません。

しかし、まずは「オムツじゃなくてパンツがいい。」「トイレでしたい。」と子どもが思ってくれなければ、いくら周りが勧めても気持ちが行動に現れることはなく、トイトレも始まらないのです。

うちの長女の場合は保育園のお友達と一緒にプールに入ることが目標でしたが、それ以外でお子さまのやる気を引き出したいなら、やはり「家族旅行で客室風呂のない温泉宿に行く」「東京サマーランドやスパ・ハワイアンズ(水着になって遊ぶ場所)へお出かけの計画を立てる」等がお勧めです。ご褒美シールやキャラクターグッズは、その場限りだと思っておいた方がいいです。

オムツが外れるキッカケはそれぞれ違うので、いつトイトレのスイッチが入ってもいいように最低限おまるだけ用意しておけば、後は子どもを信じて待ってあげてみてくださいね。焦りは禁物と感じた出来事でした。

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きりぬきさん 年子姉妹ママと病院勤務ナースの二刀流☆

4歳(長女)3歳(次女)。娘達の成長をパワー源に、急性期病院での看護業務に励んでいます。将来の夢は親子で三世代女子会&恋バナやを聞かせてもらうこと♪

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