無料接種するには1回目は8月中に打たないと間に合わない

5~11歳の子どもがいる家庭では新型コロナワクチンの接種に迷っている人も多いかと思います。ですが、あまり迷っている時間はありません。実は無料で接種できるのは2022年9月30日まで。

5~11歳の子の場合、ワクチン接種回数は2回、間隔は3週間なので、9月1週目には1回目を打っておかないと無料期間に間に合わなくなってしまうのです。家族の予定や体調などを考えると8月中に1回目は打っておきたいと考えています。

また、ほかの予防接種とは同時接種できず、間隔を2週間以上あけないといけないので気を付けてください。

5歳の子は接種させてきました

5歳から可能な新しいワクチンを5歳の子に打たせる、ちょっと不安になってしまう気持ちもわかります。下限の年齢だと本当に大丈夫なのかな、と思いますよね。

私も保育園でコロナワクチンを打ったという話は聞きません。打たないと言っている人も聞かないのですが、接種率を考えるとおそらく園のクラスでも打っていない人が多いのかなと思っています。

なかなか5歳で打った人の話を聞かないと余計に心配になるかと思いますので、わが家の5歳が打ったときはどうだったかお伝えしたいと思います。

接種から副反応までの様子

うちの自治体では大規模接種会場では小児は受け付けていなかったので、小児科会場を予約しました。行ったことのある小児科があったので安心です。

うちの5歳は繊細気質で、つまりはメンタルが弱め。もちろん注射は大嫌い!「ちっくんするよ」と伝えて一度大泣きしてから出かけたものの、診察室で注射を見て、大泣き。打つ前から号泣状態でしたが、打った瞬間
5歳児「???」
先生 「もう終わったよ」
5歳児「??痛くない・・・」
先生 「つよいねー!」(褒めてくれる)

量も少なく接種が一瞬なので、接種自体の痛みはなかったそうです。

その後15分、院内で待機です。非常にご機嫌で絵本を見て過ごし、体調変化は一切なしでした。

そして接種5時間後、息子が突然「なんか腕を上げると痛い」と言い出しました。私たちも経験したのでよくわかります。大人と同様ですね。

翌日も腕痛いと言っていましたが、翌々日にはなくなったそうです。幸い、腕の痛み以外、頭痛、発熱、下痢嘔吐、疲労といった副反応は何ひとつなく過ごせました。

接種時に小児科で副反応の様子を聞いたところ、腕の痛みは訴えがありますが、発熱は大人より少ない印象とのことでした。また発熱時は手持ちのカロナールを使ってよいとのことです。

打つ?打たない?

接種率を見ていると打ってない子のほうが圧倒的に多いのでしょう。そんな中打った理由は、私が医療従事者だからではなくあくまで子どものためです。この第7派の感染者数では、おそらく感染は避けられません。『子どもが感染したとき重症化を防ぐため』理由はこれに尽きます。

ワクチンを接種して出る副反応より、感染して出る症状のほうがつらいでしょう。熱も高く、解熱までも長い。心筋炎も感染したほうが発症率は高い。

厚生省のQ&Aより
”心筋炎と評価された事例が0件、心膜炎と評価された事例が1件(令和4年7月8日報告時点)”
”なお、米国における接種後の心筋炎の報告頻度は、5~11歳男性の方が、12~15歳男性及び16~17歳男性と比べて低かったとされています”)

ワクチンの副反応にあって感染時にないものは接種部位の痛みくらいなのではないでしょうか。家から一歩も出ない生活ができれば打たずに過ごすこともできるでしょうが、わが家では保育園に通っているのでそれは難しいです。第6波では重症化した子どももおり、残念ながら亡くなってしまった子もいました。

園や学校で濃厚接触者の追跡を止める自治体が発表され、今後も増えると考えています。濃厚接触者でもそのことを知らず、もちろん自宅待機にならず、登園・登校します。感染の危険は今までより格段に高くなりそうです。

前述した通り、ワクチンの無料接種の期限がせまっています(5~11歳は3月~9月までって短くない!? とは思います)。ワクチンを打つことで子どもを守りたいと考えている方はすぐ予約をすることをおすすめします。接種時は接種券のほかに母子手帳も忘れずに!

無料接種の期間に接種するなら今月中に1回目を

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はるこ*いとをかしさん

5歳と2歳の兄弟を育てる医療系ワーママ。定期的に温泉に行きたくなる病。 子どもを産んだら可愛すぎたのでインスタとツイッターで育児絵日記を描き始めました。 頑張らない日々の育児絵日記、子どもの医療や健康のお話、2人のバタバタ子連れ旅行のお話などを綴ります。

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