
2022.08.11
昆虫はお好き?
こんにちは。突然ですが、皆さんは昆虫が好きですか?私は正直、苦手です。でも、子どもたちは昆虫に興味津々。私としては、家で昆虫を飼いたくないのが本音です。
そんな我が家の運命が変わった(言い過ぎました)あるキッカケについてお話させてください。
さかのぼるは数年前…
2年ほど前の初夏、知人から夏みかんをいただきました。庭で採れたものだそうで、スーパーで買うものよりも種がたくさん入っていました。
普段はスーパーで買う柑橘類を食べている子ども達。その種をとても珍しがって、プランターに植えることにしました。
1年後…
しばらくして芽が出たものの、なかなか成長はせず…とりあえず水やりだけしていました。
種を植えて1年ほど経つと、夏みかんの小さな木は20センチほどに。するとその秋、突然の出会いが訪れたのです!
幼虫を発見
9月頃、夏みかんの小さな木に小さな黒いものがついているのを見つけました。鳥のフンかと思ってよく見てみると、なんとイモムシ!
虫に詳しい娘に聞いてみると、アゲハチョウの幼虫ではないかとのこと。図鑑で調べてみると、確かにアゲハチョウの幼虫にそっくりで、成長につれ黒から緑に変化するそうです。子どもの知識は侮れませんね。
ぐんぐん成長する幼虫くん
その後、本当に黒から緑に進化し、3センチほどに成長したアオムシ。我が家のプランターに生息している夏みかんの葉っぱでは養えなくなってきました。
葉っぱが少なくなると2匹いたアオムシのうち、1匹は姿を消してしまいました…食料を探しに引っ越したのでしょうか。
食料を調達するも…
アゲハチョウ、いやせめてサナギになるまでは見守りたい!そこで、同じく柑橘系であるユズの木を買ってきました。しばらくはユズの葉を食べて成長を続けたアオムシでしたが、もう少しでサナギになりそうなタイミングで、残りの1匹も忽然と姿を消してしまいました。
寂しい気持ちでいっぱいでしたが、どこかで元気なチョウになっていてくれればと願うばかりです。
さらに翌年…
その翌年、つまり今年の夏。またあの黒い物体が夏みかんの葉に付いていました。その後も次々と幼虫が生まれ、ユズの葉には10匹以上のアゲハチョウの幼虫が!
住宅街には柑橘系の木が少ないせいか、どこからともなくアゲハチョウが集まってくるのかもしれません。
毎年の夏が楽しみに!
忽然と姿を消したあの夏から1年。元気なチョウになってタマゴを産みに帰ってきてくれたらいいね、なんて子ども達と話していました。アゲハチョウの幼虫の再来は本当に嬉しく、虫嫌いの私ですが毎日観察してはほっこりした気持ちになっています。
毎年の恒例になると嬉しいな~!幼虫はいつの間にかいなくなってしまうこともあるので、サナギになるまで観察したい場合は虫かごに移すのがいいかもしれませんね。
毎年アゲハチョウを観察するなら、ミカンの種を植えてみて!タマゴを産みにやってくるかも!
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ヒロコッティさん
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ずぼら主婦兼会社員。 子どもと過ごせる時間が短いからこそ、家族の休日には楽しいお出掛けに繰り出しています。 趣味は、ずぼら流ハンドメイド。