こんにちは。横浜在住エンジニアワーママ、ゾウです。

我が家の3歳の娘が1歳の頃から、歯の検診には定期的に連れて行くようにしています。大体3ヶ月に1回かかりつけの歯医者さんに行くのに加え、幼稚園でも歯科検診を実施しているため比較的こまめに状態のチェックを行えていると思います。

3歳を過ぎ、少しずつ食べられるおやつの種類も増えてきたので虫歯への不安はあるものの、実は私自身が体質なのか生まれてから1度も虫歯になったことがなく、『まあ、いつもちゃんと磨いているし娘も大丈夫でしょ』という根拠のない自信がありました。

しかし今年の6月、いつものように検診に行くと、ドキッとする指摘を受けたのでした。

『右利きですか?』突然の質問の意図は…?

『うーん…ちょっと怪しいのがあるなあ。ママ、右利きですか?』

いつも通り問題なく終わると思っていた私は、歯医者さんの言葉に
 (ちょっと怪しいって何?)
 (私も、なんなら夫も右利きだけど何?????)
とかなり動揺してしまいました。

歯医者さん曰く、娘の右上奥歯に虫歯というほどではないものの、若干心配なゾーンがあるとのこと。

そして、利き手と歯の磨き方の関係について教えて頂きました。

歯の構造を理解すると、「良い磨き方」が見えてきた

奥歯はごつごつとした形をしています。このページが大変詳しく、個人差はあるものの誰もが大体同じような構造をしており、
 ・特に食べカスがたまりそうな大きいくぼみは、ど真ん中というより若干舌側に寄っている
 ・多数の細長い溝がある
といったことがわかります。

ここで子どもを床に寝かせて仕上げ磨きをする状況を考えると、「右利きの保護者が子どもの歯の左側を磨く」とき、下図のように斜めから歯ブラシを当てられるため、舌側が磨きやすいことが想像できます。

一方、「右利きの保護者が子どもの歯の右側を磨く」とき、下図のように歯ブラシは歯に対して縦に当たってしまいがちになることが予想されます。

こうなると舌側の細かい溝を磨き残してしまい、虫歯に繋がることが多い…とのことでした。

単に「奥歯まできちんと磨こう」と言われるより、構造を理解したことで改善策を考えやすくなりました。歯の模型と共に説明してくださった歯医者さんには心から感謝しています…。

改善策3つを実践、最近の検診の結果は…?

その日から仕上げ磨き改善策として、以下を実践しました。

・口の中を覗き込みながら特に舌側を丁寧に磨くこと
 (娘にはかなり大口を開けてもらう必要があるので、あ段のつくお友達の名前を言ってもらったり、少しでも楽しめるよう声掛けを工夫しています。『にのみ”や”ーー!”か”ーー!ず”な”ーー!り!』といったイメージです。突然の推しの名)

・フッ素を塗るとき、両奥歯を先に塗ること
 (いつも前歯から塗っていたのですが、早々に舐めとられているような気がしていたので順番を変えました)

・自分自身の奥歯を磨くとき、手に伝わる感覚を観察してよく磨ける歯ブラシの位置や角度を覚えること
 (なんだかんだで、自分の身体で実践するのが一番わかりやすい気がします)

そんな努力で迎えた今月の検診では、見事指摘無し。油断は出来ませんが、まずはホッと一安心したのでした。

いつまでも飲食を楽しんでほしいから、可能な限り痛い思いをしてほしくないから。毎日トライアンドエラーの仕上げ磨きは続きます。

リンク一覧

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
ゾウユウコさん

3歳の娘と研究者の夫と横浜で暮らす、エンジニアワーママです。夫婦ともども地方出身・東大卒。住まいの近くに頼れる親族がいない分、夫婦+アウトソーシングで工夫しています。家族で音楽を楽しむことと、子育てしながらのキャリア形成に興味があります。

ゾウユウコさんの記事一覧 v-right