/ 2023.03.13

ぎゅってブログに戻ってきました!

育休中にパラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている2児の母、うかたそです。

2020年から活動を始めたぎゅってブロガーでしたが、2022年は一年間おやすみして、また2023年から戻ってきました。
(ちなみに過去の記事はこちらの別アカウントです。)

おやすみしている間に、第二子を妊娠し出産したのですが、この出産に関するエピソードがぎゅってブログのネタになるぞ!と思い、さっそく年初から筆をとっています。

もう痛い思いは嫌だ!無痛分娩がしたい!!

第一子出産の際は、家の近所のふっつーの産婦人科で産んだので、無痛分娩や特殊な分娩方法が選択できませんでした。

産婦人科主催の母親学級では、ラマーズ法ならぬ、謎の「ふー・うん」の呼吸法を教わり、いざやってきた陣痛時にはこの呼吸法を使ったのですが、全く痛みを逃せず・・・。おい、話が違うじゃないか!状態。(笑)

とにかく痛くて、体に力を入れて悶えたり、時に痛すぎて叫んだり、立ち合いで気遣ってくれる夫にも余裕がなく冷たくあしらうなどしてしまいました。
(夫いわく、「あの時のうかたそは、俺との思い出をすべて忘れてしまったかのように別人だった・・・」とのこと。ごめん・・・)

出産も、「なんとか産んだ」という感じで、誕生の産声を聞いても感動はせず、ただただ「やっと終わった・・・」と疲れ切っていました。

そんな経験を踏まえ、第二子については妊活中から「今度は無痛分娩がしたい!」と思い、家から通える無痛分娩を行なっている産院を調べていました。

妊娠する前から出産の痛みに怯えていたのです。

実際に妊娠してみると、気持ちが一転

ところが、実際に妊娠したらしたで、不安になりました。無事に心拍を確認できるだろうか、無事に大きくなるだろうか、突然成長を止めたりしないだろうか・・・妊娠初期は色々な不安がつきまといます。

無痛分娩を行なっている産院は家の近所にはなく、一番近いところで、バスで30分(タクシーだと15分くらい)の距離にありました。

実は第二子の妊娠前に、一度流産していた経験があったので、また出血したり何かあったとしたら、すぐにかけつけられる距離にある病院が良いのではないか、と、夫婦ともに思うようになりました。

そういう経緯もあって、結局第二子も近所の産婦人科(徒歩10分)で普通分娩で出産することにしました。

義妹の言葉、「子育てはもうしたくないけど、出産はもう一度したい」

近所の産婦人科で普通分娩をすると決めたものの、痛いのはもう嫌だな〜と思っていたところ、義妹の言葉を思い出しました。

「子育てはもうしたくないけど、出産はもう一度したい」

それは第二子を出産した義妹に会った時に彼女の口から直接聞いた言葉ですが、その言葉を聞いたとき、「そんなことある?!」と驚きました。だって、出産って、痛くて、大変な大仕事じゃない・・・?

詳しく聞くと、第二子をソフロロジーで出産し、痛くない出産ができたからそう思えるのだ、とのことでした。

「ソフロロジー」・・・聞いたことはありましたが、よくは知りませんでした。ネットや本で調べると、無痛分娩よりも体に負担をかけない自然な分娩ができる、というような記述も。

しかも、どうやらCDを聴くだけでいいらしい。CDを聴くだけで陣痛の痛みを抑えられるなら、そうしたい!

若干半信半疑ではありましたが、私の頭の中はもう「ソフロロジー分娩をしよう」という決意で固まっていました。そして、メルカリでCDを購入するところから、私のソフロロジーは始まりました。

(購入した本やCD)

ソフロロジーのトレーニングは、とってもかんたん!

「寝る前になんとなくソフロロジーのCDを聴いていただけで、それ以外は全然何もしていなかったし、こんなので本当に痛くない出産ができるの?!、と疑っていたんだよね。でも大丈夫だった」

と言っていた義妹の言葉を信じて、まずはゆるくCDを聴くことを目標にしました。

CDを聴くだけと言っても、普段は子どもと一緒に寝ているので、意外と寝る前にCDを聴くだけでもなかなか難しく
(CD聴いてたら楽しそうなことを嗅ぎつけて子どもが興奮して寝なくなってしまうので・・・)

妊娠後期になって、夜中に頻尿でトイレに立ってお布団に戻った時に、子どもに聞こえないくらいの音量でこっそり眠りにつくまで聴いていました。

ただ、ソフロロジーはリラックスへ誘う音源なので、布団の中で流すと眠くなってしまい、CDを最後まで聴けたためしがありませんでした。

結局、産休に入る日が近くなって、「最後まで一度も聴けていない、こりゃまずい」と慌てて通勤中にCDを聴いたりしていました。通勤電車の殺伐とした雰囲気の中で聴くソフロロジーは、最高にミスマッチでした・・・!

いざ出産!

そんなこんなで迎えた出産当日。事前に産院には、バースプランでソフロロジー分娩がしたいことは伝えていました。

とは言っても、ソフロ産院ではないので、私が持ち込んだCDをかけてもらうだけで、産院側が何かしてくれることはありません。私がただ、ソフロロジーの呼吸法をするだけです。

出産当日は、お昼ごろに前駆陣痛が来て、夕方には本陣痛に。陣痛が5分間隔になってくると結構痛いのですが、叫ぶこともなく、冷静に陣痛の痛みを逃すことができている自分がいました。

病院に到着した時も、落ち着いて病院着に着替え、分娩台に登ることができました。

コロナ禍のため、子宮口全開になるまで夫が立ち合えなかったので、ずっとひとりで痛みと向き合っていきたのですが(ちょっと心細かった)、我ながら、それはそれは上手に痛みを逃すことができたと思います。

助産師さんにも「上手ですね〜」と言われたくらい。陣痛の波が来ていない時は、冷静に「いま何cmくらいですかね?」なんて自分から助産師さんに聞いたりもできました。

第一子のときは当然そんな余裕もなく、悶えながら「あと、どのくらい・・・です、かぁ〜??いたいいい!!!」みたいな感じだったと思います。大違い!

私は自己流のソフロロジーだったので、たぶん完璧ではなく、痛みも少しはありました。ただ、CDのほかに買っていたソフロロジーのDVDには、ソフロロジーを実践しながら陣痛を迎えている女性の実際の映像なんかもあり、出産時に参考になりました。

数人の女性が出産している映像、そして出産後の感想を語っている映像があったのですが、ソフロロジーを実践した女性たちはみんな嘘みたいに穏やかで満足そう。私もあんなお産がしたい、という気持ちは陣痛中の支えになりました。

ソフロロジーがどんなお産かをDVDで予習していたおかげで、最後の一番痛みが大きい段階も乗り切れました。「穏やかなお産」がどんなものなのか、イメージできていたのはよかったです。

最後の娩出時も、無痛分娩のように麻酔を使っていないからこそ、ちゃんと「自力で産んだ」という感覚があるお産になりました。今思い出しても、大満足のお産でした。

(産まれたての第二子。この世にやってきてくれてありがとう)

もうひとり産むならソフロロジーにしたい?・・・YES!

我が家は子どもは2人の予定ですが、もしもう一度産めるとしたら、またソフロロジーがいいなと思います。そして、私が実践したセルフソフロロジーは、どんな産院でも実践できることもメリットです!

可愛い可愛い赤ちゃん、痛みの少ない良いお産ができたからこそ心と体に余裕をもって愛せています。生まれてきてくれて、ありがとう!

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この記事を書いたブロガー

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うかたそさん 育休を最大限に充実させる方法×手帳を使ったセルフコーチング研究中

フルタイム会社員。夫・5歳娘・1歳息子と都内で4人暮らし(2023年末)。好きなもの・ことは、旅行/手帳/語学のスキル磨き。「母になっても自分らしく生きる」「やりたいことを諦めない」がモットー。2022年11月に出産し、2024年3月までの育休の記録。

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