最後にして最大の試練、寝かしつけ

ワーキングマザーの「本当の仕事」は、業務後に始まる。

終わらない業務を「ひとまず終わった」と言い聞かせ、保育園へ迎えに行く。思いがけない寄り道に付き合いながら、やっとの思いで家にたどり着く。嵐のように夜ご飯、お風呂を終えると、最大の試練が待ち受けている。ーーー寝かしつけだ。

「寝かしつけが苦手」という親は少なくない。6歳、4歳、2歳の子どもを育てる筆者も、そのうちの一人だ。

夫が飲み会や出張の時は、ワンオペで寝かしつけをしなくてはならない。控えめに言って地獄である。子どもが複数いると、辛さも倍になる。魔が差して「どうして子どもを産んだんだ?」と、後悔する瞬間すら到来する。

しかし、3人育てるうちに、ある解決策にたどり着いた。今回はその解決策をシェアしようと思う。

寝かしつけから解放される方法とは?

それは「子どもと一緒に寝てしまう」こと。

日中も夜も休む暇なく動き続けているワーママは、こう思いがちである。「まず子どもを寝かせて、次にスマホでだらだらSNSを見よう」と。

これだと、しんどい。「早く寝ろよ!」と百万回くらい突っ込んでしまう。だったら、さっさと寝て、朝に早く起きた方が生産性は上がる。朝起きた直後にSNSを徘徊する割合は、夜に比べて少ない。「疲れてSNSを見るくらいしかできない」夜に比べて、朝はまだ元気だから。

「SNSを見ないと不安」という人もいるかもしれないが、毎日見る必要はない。「他人の切り取られた幸せ」に触れて、かえって辛くなる時もある。

もちろん朝、起きられない時もある。起きて時計を見て、がっかりする時もあるだろう。そんな時は、こう言い聞かせれば良い。

My Body Needs Rest---身体も休憩を必要としていたのだ、と。

たっぷり寝た後は、一日の活動量も上がる。結果として「眠いな」と思って過ごすよりも、充実した日が待っているのだ。だまされたと思って、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか?

毎日、おつかれさまです。子どもを育てながら、息してるだけで、すごいです。たくさん自分を甘やかして、労ってくださいね。

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この記事を書いたブロガー

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登彩さん サウナ偏愛、3児の文筆家×金融系ITワーママ

渋谷で3児(6歳,4歳,2歳)を育てる、金融系IT企業のフルタイムワーママ。元メガバンク法人営業。副業で小説やエッセイを執筆。海外文学とサウナ偏愛。週7でワンオペ、実家は遠方。2023年秋からフランス移住予定で、日本でのバタバタも書いていきます。

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