育休中にパラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている2児の母、うかたそです。

赤ちゃんの子育て中って、大人との会話の絶対量が足りていないので、鬱々としてきたり、言葉が出てこなかったり、「自分らしさ」が曖昧になりませんか?

私の第一子産後がまさにそうでした。

ちょうど長女が生後6ヶ月ごろ、地元のワーキングマザーのランチ会に参加し、そこで知り合ったママたち数人からマドレボニータの産後ケア教室をおすすめされて行ってみたところ、そこから世界がひらけたような感じがしました。

すっごく良かったからこそ、色んな人におすすめしたいなと思い、今、第二子産後に知り合ったママたちにも伝えています。

産後の心と体にじんわりと漢方のように効く、産後ケア教室。私自身も、第二子の産前に1クール、産後に2クール通って、その良さを改めて実感しているところなので、ここに紹介したいと思います。

毎月日本全国の各地で開催しており、週に1回×4週間で完結する、産後の母のための教室です。

赤ちゃんと「一緒に」シェイプアップできる!

まず何が良いのかというと、赤ちゃん(※)と一緒に運動できるところです!

子連れの教室だから赤ちゃんと一緒に運動ができるのは当たり前でしょ・・・と、思われるかもしれませんが、ママと赤ちゃんが一緒に動ける教室って、ありそうで意外とないんですよ。

第一子の産後には、赤ちゃんと参加できることを謳っているママヨガ教室に通ったりもしていました。

しかし、そこはママのためのヨガであることをとても大事にしていて、赤ちゃんが泣いても「今はママの時間なので、赤ちゃんが泣いていてもそのままにしておきましょう」と言われ、泣くのを無視してヨガを続ける・・・というようなレッスンの仕方でした。

私にはこれが辛くて辛くて・・・。自分のための時間とはいえ、泣いている赤ちゃんを放っておくことは心理的に無理でした。

一方で、赤ちゃんと参加できるベビーマッサージやわらべうたの教室などは、赤ちゃんが主体なので、ママ自身が運動できる、ということは当然ながらありません。

自分が赤ちゃんを「抱っこして」「一緒に」運動できる・・・、これがとても貴重なのです。

マドレボニータの産後ケア教室では、赤ちゃんの授乳やおむつ替えはレッスン中いつでもしていいことになっています。これがすごく嬉しい。

また、泣いたら抱っこしてエクササイズすることができ、しかも抱っこした分だけ負荷がかかるのでより体を引き締めることができるという、産後の母には一石二鳥すぎるプログラムになっています。

泣いている赤ちゃんを放っておくことはとてもストレスなので、マドレのスタンスは私にとても合っていました。
(もちろん、赤ちゃんが泣いても自分のことを優先しよう!、と考えるヨガ教室の在り方も否定しません。)

※ちなみに、エクササイズに同伴できるのは、1ヶ月健診で問題がないと言われてから生後210日までの赤ちゃんまでです。

産後の体に負担をかけず、運動が苦手な人でも楽しめるレッスンスタイル!

エクササイズの内容も、産後の母にぴったりの内容になっています。リハビリに使われているバランスボールを使って、骨盤に負担をかけず、座ったままエクササイズをすることができます。

「バランスボールを使ったエクササイズ」と聞くと、ぼよんぼよんと跳ねて、楽しく遊ぶ感じなのかな〜と思われると思いますが(私もそうでした)、妊娠中に弱った筋肉を鍛えるための練りに練られたエクササイズなので、終わった後は汗だく必須!筋肉痛になるくらい激しい運動です。

レッスンが終わった日の夜はお布団に入るとすぐに深い眠りについてしまうのですが、このほどよい疲れがとても心地よく、堪らないんです・・・。

ちなみに、産後初めてレッスンに通った日は即寝落ちしましたが、2クール通ったらお布団に入っても寝落ちしないくらい体力がついてしまいました。

ばたっと倒れるように眠るのが気持ちいいので、もっと負荷をかけて運動したいな・・・と思います!(運動中毒?)

マインドマップを書いてもらうコミュニケーションのワークで自分の心と向き合える!

また、教室のプログラムのひとつである、コミュニケーションのワークは、マドレの真骨頂。私がマドレの産後ケア教室に通おうと思った一番のきっかけは、このコミュニケーションのワーク「シェアリング」を体験してみたいからでした。

エクササイズが終わったら、ふたりでペアを組みます。

まず最初の人が、「人生」「仕事」「パートナーシップ」の中から自分が語りたいテーマを選び、3〜5分間の決められた時間、自分の思いを語ります。

聞いている相手は、マインドマップの手法を使い、メモをとっていきます。相手の話している内容について、口を挟んではいけません。ただ、傾聴することに集中します。

そして相手の語りが終わったら、その内容を50秒で要約して伝えます。終わったら、語る人と聞く人を交代して、もう一度同じことをします。

ーーーーこれが「シェアリング」です。

マドレに出会うまでは、こういった対話のワークはやったことがなかったので、とにかく新鮮ですごく面白いと感じました。また、このワークには、こんなポジティブな効果があります!

・普段、ママ友には話せないような深い話を、人に否定されずに聞いてもらうことができる
・決められた時間の中で思いを吐き出そうとするので、自分でも気づかなかった深層心理や、思いがけないキーワードが口からぽろっと出る
・マインドマップを描くことで、産後のぼやけた頭の回転が少し速くなる
・相手のことが知れて、より仲が深まる

私自身も、マドレの教室に3クール通ってシェアリングを続けた結果、少し変化がありました。
・自分のふわっとした思いをシャープに言語化できるようになってきたということ
・話を聞きながら同時進行で頭の中で整理できるようになってきたので、相手の話を要約するのも回を重ねるごとに上手になってきたということ
これらは嬉しい変化です。

それと、不思議なのは、事前に「これについて話そう!」と考えをまとめてきても、本番で口から出てくる言葉は思ってもなかったことだったりすること。

帰宅して、落ち着いた頭で相手に書いてもらったマインドマップを見直すと、また自分の頭の中を客観視できるので、それもこのシェアリングの面白いところだな、とも思います。

レッスンが終わってもずっと続けられる、セルフケアを教えてもらえる!

最後に、この産後ケア教室の3つ目のプログラムである、セルフケアについて。
・体型は自分で選べること
・肩こりに効くセルフケアの方法
・夜間授乳などで細切れ睡眠でも深い眠りにつくための骨盤呼吸法
・ベビーカーを押しながらシェイプアップできるウォーキングのコツ
これらを毎週ひとつずつ、丁寧に教えてくれます。

このセルフケアがなかなか覚えられなくて、最初は忘れてしまったことが恥ずかしくて聞けなかったのですが、2クール目からは度胸がついたのか、図々しさを身につけたのか、インストラクターに「先週教わったこと忘れちゃって、もう一回教えてもらえます?」なんて聞いて、今ではすっかりマスターすることができました。家でも意識して、時々やっています。

毎週、レッスン後にランチで母同士が仲を深められる!

最後に、マドレの産後ケアクラスが終わったあとの恒例なのが、ランチです!

産後ケアクラスに通えるのは生後210日までの赤ちゃんまでなので、全員ハイハイを始める前の赤ちゃん連れ。ねんねの赤ちゃんと行くのにちょうどよいのが、居酒屋のランチです。

居酒屋にはお座敷があるので、赤ちゃんをごろんと寝かせて、母たちはゆっくりランチできます。しかもみんな授乳中なので、白米をもりもり食べます。居酒屋のランチ定食はぴったり!

教室では個人的なことまでは話せないので、このランチの時間にお互いのパーソナルな部分に触れながら仲を深めていけます。ママ友とは違う、「私の」友達ができるのも、マドレの魅力なんです。

私が実際にこのランチで最近ちょっと嬉しかったのは、仲間をエンパワメントできたことです。第一子で生後4ヶ月の子のママが、「行ってみたい場所があるけど、産後まだ一度も電車に乗ったことがないからそこへ行けない」と言っていたので、「4ヶ月なら行けるよ!そのくらいの距離なら余裕だよ!」と励ましてあげました。

すると翌週、「おかげで夫と一緒に行ってくることができた!」とその子が教えてくれたのです。私まで嬉しくなっちゃいました。また、私が2クール産後ケアクラスに通っているのに影響されて「来月も申し込んでみたよ!」と言ってくれる子もいたり。

産後って、社会との繋がりは希薄になるし、世の中へ貢献できている実感もなくなるので、半径2mでもいいのでこうやって誰かの背中を押してあげることができるのは嬉しい。私自身もハッピーな気持ちになれました!

毎週決まった曜日・時間に通うことで、赤ちゃんとのお出かけ筋力がつく!

そろそろ産後ケアクラスの良いところも出し尽くしたかな、と思ったのですが、もうひとつありました。それは「お出かけ筋力がつくこと」です!

毎週決まった曜日、決まった時間に出かけることで、体がお出かけのリズムに慣れてくれます。〇時に××に着くためには、最寄駅には何時に着いてないといけなくて、何時に家を出れば間に合う・・・という逆算思考が苦もなくできるようになります。

こう書くと、そんなの当たり前で誰にでもできる、と思うかもしれませんが、これは「赤ちゃんとのお出かけ」ということを忘れてはいけません。

「出かける直前にうんちをしてしまった!」「普段の授乳間隔よりちょっと早めにおっぱいを欲しがって泣いてしまった!」ということも赤ちゃんあるあるなので、そういう不測の事態、アンコントローラブルな状況が起こりうることを見越して動ける筋力、胆力がつく、というのはとてもありがたいです。

健康な心と体を手に入れて思ったことは「人生、一回じゃ足りない!」

こうしてマドレの産後ケアクラスに通い、健康な心と体をキープできている私が、直近のシェアリングで自分の「人生」をテーマに語ったところ、「やりたい」というwillの気持ちがむくむくと溢れてきました。

インストラクターやほかの教室参加者たちの前で、「人生、一回じゃ足りない!」と言ったら、びっくりされました。「一回きりの人生、とはよく言うけど、『一回じゃ足りない』なんて言う産後母に、初めて出会ったよ」と。

みんなのびっくりした表情がすごく優しく、「いいじゃん、いいじゃん!」とポジティブに私の気持ちを肯定してくれている感じがして、とても温かかったのです。

そんなパワフルな気持ちを、私の心の内側から引き出してくれたマドレには、感謝しかありません。もし、「産後、なんだかしんどいな。」「体も心も調子悪いな」と思う方がいたら、一度騙されたと思って、マドレの産後ケア教室へ通ってみてください。

後悔させませんよ!

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うかたそさん 育休を最大限に充実させる方法×手帳を使ったセルフコーチング研究中

フルタイム会社員。夫・5歳娘・1歳息子と都内で4人暮らし(2023年末)。好きなもの・ことは、旅行/手帳/語学のスキル磨き。「母になっても自分らしく生きる」「やりたいことを諦めない」がモットー。2022年11月に出産し、2024年3月までの育休の記録。

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