/ 2023.05.09

こんにちは、看護師ママのきりぬきです。今年でワーママ歴4年目を迎え、保育園ライフも折り返し地点≒小1の壁が迫ってきているのかなと、娘達と私自身の近い将来について考えるようになりました。

復職すると決めた当時は「早く保育園に迎えに行ってあげたい!」という思いが強かったので、定時で帰りやすく夜勤の無い非常勤の雇用形態を選びました。

しかし、これから徐々に娘達が成長して手が離れていくことや、習い事や進学に相当な費用がかかることを想定すると、「ずっと非常勤のままでいいのかな…?」と不安な気持ちになってきました。

真面目にコツコツ働き続けていても、今以上の昇給は見込めませんし、福利厚生が手厚くなる訳でもなく、キャリアアップに繋がりにくいと感じたためです。

限られた時間と予算内で叶えたい夢

わが家の場合、パパママの都合で娘達の食事や睡眠が疎かになることは避けようという教育方針があるので、「家庭を大切にすることを前提に、仕事へのモチベーションを保ちながら働き続けられるといいな。」とは思います。

しかし、今までのキャリアを活かした働き方ができるような職場を常勤の看護職として探そうと思うと、夜勤・残業多めNGという条件を満たす転職先を見つけることは簡単ではありません。

そんなモヤモヤを抱えて数カ月、隙間時間にスマホを眺めていたところ、優秀な検索エンジンのおかげで「これだっ!」と思える転職方法を見つけることができました。

それは、今の職場を退職して1年間だけ看護教員養成研修に通い、都の看護専門学校の教員になることでした。看護教員なら基本的に日勤帯だけの仕事しかありませんし、健康な看護学生を相手に授業や演習を行うので「患者さんが倒れて緊急入院になったから、今日は何時に帰れるのかわからない…」なんてことは恐らくないでしょう。

また、就職後は常勤の地方公務員扱いなので収入は安定していますし、今までの学歴や看護師としての経験年数も加算されます。しかも、研修にかかる費用は年間30万以下というところも、子どもにお金がかかる(=自分に割り振れる予算が少ない)ワーママには魅力的です。

これなら1年間学生に戻ったとしても自分と娘達への投資ができると確信し、わたしはすぐに詳細を調べ、自分が受講の対象に該当するのか電話で直接問い合わせた上で、夫にも相談しました。

希望を持って頑張れるママでいたい

夫はわたしの提案を快く賛成してくれたので、通っている保育園の点数の変動は影響するのか、小学生になったら区の学童をどの程度利用できそうか等、娘達の成長に合わせた負担の少ない生活が送れるよう様々な面から就学・転職の時期を夫婦で考えました。

夫と何度か話し合った結果「長女が小学1年生になった時に、家に帰って一緒に勉強する習慣ができるといいね。」「初めてのことが多い年になるだろうから、小学生になる年にママが学生でいた方が(急な残業がないので)対応できそう。」という意見でまとまり、現在は2年後の就学に向けて学費や生活費が確保できるよう準備を進めています。

わが家では、娘達が大人になる頃には女性も進学して(結婚・出産しても)働き続けることがほぼ当たり前の社会になっていると予想しているので、「どんな進路を選ぶにしても、妥協だけはして欲しくない。自分の夢や目標のために一生懸命頑張れる人になって欲しい。」というのが、パパママの願いです。

そんな親心が幼い娘達にきちんと届くよう、まずは母親であるわたしが”家庭を守りながら看護教員になる”という一つの課題を成し遂げる過程を間近で見て「考えること・努力すること・諦めないことって大切なんだな。」と、何となくでも感じてもらえるといいなと思っています。

各家庭で色々な考え方があるとは思いますが、子ども達にとって最も身近な大人であるパパママの姿はその子の将来の姿になることが多いと言われているので、わたし自身は今回の人生の転機が娘達の成長の糧になるよう、持ち前のストイックな性格で乗り越えようと計画中です。

子どもの成長と自分の将来を真剣に考えてみたわたしの頭の中をブログにしてみるとこんな感じでした。本当に子育ては親育てですね。

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きりぬきさん 年子姉妹ママと病院勤務ナースの二刀流☆

4歳(長女)3歳(次女)。娘達の成長をパワー源に、急性期病院での看護業務に励んでいます。将来の夢は親子で三世代女子会&恋バナやを聞かせてもらうこと♪

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