動脈管開存症ってご存知ですか?

生まれてからわかる心疾患に動脈管開存症というものがあります。赤ちゃんにはお腹の中にいる時にのみある動脈があり、この動脈は生まれてから2、3日で自然と閉じてしまいます。我が家の三男はこの動脈が閉鎖されず、動脈管開存症という診断を受けました。

発覚したのは、生後2ヶ月から始まる予防接種の時。小児科の先生に心臓の音がおかしいからすぐに大きな病院を紹介されました。3人目の子育てで、成長も順調で違和感もなかったので、突然のことに驚いたのと心臓という先生からの言葉にとても不安を抱いたのは今でもよく覚えています。

紹介された大病院では、心臓のエコー、心電図、レントゲン撮影などの検査をし、体重の増加がを注意して観察していく必要があると説明を受けました。三男の場合は、生後2ヶ月経っているが、ゆっくり動脈管が閉鎖していくこともあるので、このまま月1回の受診で経過観察していき、1歳ごろまでに閉鎖されなかったら手術を行うことになりました。

月1回の受診では、シナジスというRSウィルスの重症化を防ぐための注射もありました。この注射、1本8万円するんです!子どもの体重によっては2本打つことも。子ども医療費の無償化の制度に本当に助けられました!!

しかし、生後4ヶ月ごろ、体重の順調な増加が見られなくなり、呼吸も激しくなっていることから生後5ヶ月で手術を行うことになりました。手術はカテーテル手術で、国内でも多く執り行われているものと説明がありましたが、心臓近くの動脈の手術であること、まだ5ヶ月という小さな身体に全身麻酔をさせることに、不安と悲しみでいっぱいでした。

手術は無事成功し、経過も良好で、現在は日常生活に支障なく過ごしている三男。これからも子どもたちの健康な生活を祈るばかりです。

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ごんまいさん 活発で食欲旺盛な3兄弟の働く母ちゃん

名古屋在住。6歳上の夫と、よく食べる3人の息子との5人家族。平日ほぼワンオペ育児&仕事で毎日奮闘中!旅行好き。結婚10周年に家族でハワイ旅行を目標に貯金に励んでいます。

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