会社員卒業しました

本日もおつかれさまです♪会社員兼乳幼児睡眠コンサルタントの2足のわらじを履く2児のママ、ねんねのりえです。…といつもご挨拶していましたが、このたびねんねのりえは、新卒以来11年1カ月勤めた会社を退職致しました!!

正確には、最終出社を済ませ先日より有休消化期間を過ごしております。何てことないかのように書いておりますが、この決断をするまでに第一子の育休明けから4年以上悩んできました。

個人的な内容で恐れ入りますが、今日はこれまでの悩みや決断に至るまでの思考を書きたいと思います。

退職までの道のり

出産、育休を経て、我が子を保育園に預けるときの葛藤は多くの方が経験されたのではないでしょうか。我が子と離れ離れになる寂しさに向き合いながら子どもが生後8か月のときに入園、私も復職しキャッチアップに奮闘する中、最初に訪れた困難は「子どもの入院」でした。

我が子ももれなく保育園の洗礼を受け、2週間に1度は39~40℃の熱を出す生活が年末まで続きました。看病や、熱を出すたびに会社を休まないといけないというのももちろん大変でしたが、そんな中生後11カ月のときにRSウイルスにかかり、悪化して肺炎に。我が子は薬を大変嫌がりきちんと飲める日も少なく、状態も悪かったため入院することになりました。

1日中付き添いができず午後のみ面会可能な病院だったため、毎日夜には病院に子どもを置いて帰らなければなりませんでした。

お薬を点滴で入れているので元気になっていくはずなのに、日に日に元気がなくなって落ち込んでいるように見えた我が子。そんな我が子を見て「私が仕事なんてしていなければ、0歳で保育園に入れていなければ、入院なんてことにはならなかったかもしれないのに…」と落ち込み、このとき最初に退職が頭をよぎりました。

夜中2時間以上泣きやまない夜泣き

その後次に直面したのは「酷い夜泣き」。生後6カ月頃から夜泣きが始まり、その後どんどんヒートアップしていきました。ピークのときは、何をしても2時間以上泣き続ける夜泣きが、何か月か続きました。

毎晩2~3時間しかまとめて眠れず、仕事をしていても頭がぼーっとしたり、疲れ切っていたり、身体的にも精神的にも限界を超えそうでした。このとき2回目の「退職」がよぎりました。

第二子の育休中に取得した「乳幼児睡眠コンサルタント」

その後第二子を妊娠、出産。第一子のときのような夜泣きにまた悩まれたらどうしよう…と不安を抱える中、第二子も生後4カ月頃夜の寝つきが悪くなることがありました。そのとき色々調べる中で見つけた「米国IPHI妊婦と子どもの睡眠コンサルタント」という資格。

大袈裟かもしれませんが「夜泣きには様々な原因があり、科学的根拠に基づき改善できる」ということを知り、衝撃が走りました。だって、私自身は夜泣きを誰に相談しても「仕方ない」と言われてきたのです。

これを学びたい!!と決断し、子どもが寝た後に毎晩勉強をしました。講義、実習、プロジェクト提出を経て、約1年かけて無事に資格を取得しました。実習では数名のモニターのクライアントさまを募集して、実際に改善します。改善後に、よく眠れるようになった赤ちゃんとママの笑顔を見ることができたときの喜びは言葉では言い表せません。

このとき「これを仕事にできたらどんなに幸せだろう」「これがやりたい」と強く思い、3回目の「退職」が頭をよぎりました。

2回目の復職後

その後第二子の育休から復職し2人育児をしながらワーママライフに奮闘していましたが、次の問題が出てきました。

それは、お迎えが遅い影響で子どもたちの就寝時間が遅くなり毎晩充分に寝かせてあげられないことでした。睡眠不足の我が子たちは、朝の寝起きもとっても悪かったです。毎朝「眠い!」とグズグズしたり、泣いたり…。睡眠の大切さは理解しているし寝かせてあげたいのに、どう頑張っても足りなくなってしまう。

ちなみに、18時半にお迎え、19時に帰宅、夕飯後20時過ぎにお風呂、21時半に寝床に行き22時頃に寝付くというスケジュールでした。朝は6時50分に起こしていたので、本来10時間寝かせたいところ9時間ほどしか眠れていませんでした。まだイヤイヤ期に片足突っ込んでいる3歳児とまだまだママに甘えたい5歳児をお風呂や寝床へスムーズに連れて行くのも一苦労で、どうしても短縮できませんでした。

こんな日々が1年ほど続いたころ、また「退職」の二文字を意識し始めました。同時に私の中でも「乳幼児の睡眠コンサルタントの活動をもっとしたい」という気持ちも日に日に強くなっていました。

簡単には決められない

新卒からお世話になっていた会社だったことと、私も慎重な性格なのでそう簡単には決断できませんでした。そこで取り組んだのが「キャリアコンサルティング」と「ライフコーチング」を受けて自分のキャリアや強みの棚卸しをすること、自分の価値観を明確にすることでした。

その結果私はやはり「乳幼児睡眠コンサルタント」として自分と同じような辛い経験をするママを減らしたいという思いが強いということと、様々な価値観が存在する中でも「自由でいられること」に幸せを強く感じるということが確認でき、ここでやっと「退職して乳幼児睡眠コンサルタントとして活動し、自分のためにも家族のためにも自由に生きていく」という決断をすることができました。

退職後の不安

今後は個人事業主となりますが、そもそも事業は軌道にのるのだろうか、生活していけるのだろうか、厚生年金じゃなくなるからどうしよう…など不安要素はつきません。

でもこれまで悩みに悩んできたことと、そして決断するまでにステップを踏んで納得感を持てるようになったことで、自分の決断に後悔はありません。

たくさんのママとお子さんの睡眠のお悩みを解決してお役に立っていけるよう、頑張っていきたいと思います!!

二足のわらじではなくなった専業ねんねコンサルタントの「ねんねのりえ」もこれからもよろしくお願い致します!

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ねんねのりえさん ねんねオタクの2児ママ

乳幼児の睡眠コンサルタントで2児のママ。2023年に会社を退職し、〈0〜5歳の睡眠相談imaneru〉を開業。こどもの睡眠や、日常について投稿していきます。Instagramでも寝かしつけについて情報発信中!趣味は読書、ダンス、カラオケです♪

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