/ 2023.09.21

育休中にパラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている2児の母、うかたそです。

この育休中にとある国家資格を取得しようと現在、猛勉強中です。そんな中、試験本番まで一週間前のある日、年長娘が発熱しました。

試験一週間前・・・それは1時間でも多く勉強時間をとりたい追い込み期です。

普段は、5歳娘が保育園に行っている間に、6ヶ月の赤子のお世話をしつつ、毎日5〜6時間の勉強時間をキープしている私。赤子がいる状態での5〜6時間の捻出がどれだけ大変かは、育休をとったことがある方なら誰しも理解していただけるかと思います。

それでも、合格のためには、1時間だって惜しいんです、本当に。

そんな時、ここにきて娘が発熱。この時の私の絶望ぶりったら、言葉に表すのも難しいくらい。

顔面蒼白になり、顔に縦線がサーっと何本も入ったのですが、「こんな時に熱出すなんてっ・・・」と娘にイライラしたかと言うと、そうでもなく。

むしろ、冷静に、かつ穏やかな気持ちで対応ができ、しかも運良く病児保育室に預けることができたので、我ながらよくやった!と、自画自賛したい気持ちです。

病児保育室に預けるまでは、まさにRTA(リアルタイムアタック)な状況で、時間と戦いながら準備をしたので、ここにその時の記録を残したいと思います。
※RTA・・・コンピューターゲームにおいて、プレイ開始からクリアまでの時間を計測し、より速いタイムを目指すゲームのプレイスタイルのこと。

まずは娘の発熱までの時系列

・5/17(水)
娘、朝から咳。なーんか怪しいなぁと思いつつ保育園に預ける。

・5/18(木) 日中
やはり咳。そして水っぽい鼻水も。保育園に預け、夕方いつもどおり習い事の体操教室へ。夕食はいつもより少し食欲がない感じで残す。

もしやと思い、おでこと首の周りを触る。触っただけで、熱があるとわかる。明日には下がっているといいなーと思いつつ、夜は普通に就寝。

・5/18(木) 夜中
「鼻かみたい。ティッシュはどこ?」と言われ、夜中に起こされる。その後も、娘の寝言が激しい。

寝言の内容自体は保育園のお友達の名前が出てきたりと、普通に会話してる感じだけど、眠りが浅いんだろうなぁ・・・娘の寝言のたびに何度も目が覚めるので、私もぐっすり熟睡できず。

・5/19(金)
夜中何度も起きたので、いつものように早起きできず。娘と共に7時に起床。

娘の熱を測ると、37.6℃。はい、保育園行けないねー。終わったー・・・。夫も出張でいないし、私ひとりで子どもふたり見ながら勉強なんてできない。

いや、まてよ・・・病児保育室空いてるんじゃね?!

「私、今日は勉強できないのかなー」とどんよりするも、ふと、ダメもとで病児保育室の空きを見てみる。

・・・空いてる!!奇跡!!

でも娘の気持ちを確認してからじゃないと。

私「病児保育室とおうちにいるのどっちがいい?」

娘「・・・・・・・」

すっごい長い沈黙。早く教えてくれ・・・!と思いながらも、何も話さずじっと娘の反応を待つ。
※これはパセージ(アドラー心理学)で学んだのですが、子どもは判断するのに時間がかかるので、そういう時大人は「早く決めなさい!」と子どもをせかすのではなく、20秒は待つのです。子どもには子どものワールドがある。
(過去記事:3歳からのアドラー式子育て本の中身が濃すぎて今年一番良かった本になった

待つこと数十秒。娘から嬉しい回答が!

娘「・・・病児保育室行く!」

もしかしたら私の気持ちダダ漏れで、空気読んでくれたのかもしれないけど、ありがたい!ここから怒涛の準備開始!!!

100分間のRTA(リアルタイムアタック)

7:10
お米を早炊きモードでセット。お弁当の準備開始。病児保育室に預けるなら、遅くても9時までには病院に到着しないといけない。急げ!

持ち物チェックをしながら、お弁当を作り始める。今日買い物に行こうと思っていたので、冷蔵庫にはろくな食材がない!あるものでなんとかするしかないぞ。

7:40ごろ
ウインナー、卵焼き、にんじん茹でたもの、ほうれん草のおひたし・・・と簡単なものしかできなかったけど、あるもので彩り良く作った。自分に拍手!お弁当におかずを詰め終わる。

(写真)お弁当の残り物は、私のお昼ごはんに。本当に質素なおかずに笑える。

8:00
おにぎりを2つ握り終える。

8:30
そのほかの持ち物準備も済ませ、病児保育用の問診票も記入完了!生後6ヶ月の息子を抱っこ紐に入れて、いざ病児保育室へ。

8:40
かかりつけの小児科内にある病児保育室に到着。保育士さんと共に診察を受ける。

8:50
娘と別れる。全然寂しがらず、おもちゃのある部屋に吸い込まれていく娘。保育士さん「あっ、あっさりしてますね・・・」

10:00
帰宅し息子に離乳食をあげる。この後、やっと勉強が開始できる。

あらためて振り返ると、「火事場の馬鹿力」が発動してたなと

ほんっと、こうして振り返ると、我ながらよく動いたなと思います。

でも、私がこのようにスムーズに動けたのは、朝の身支度中に一度も泣かないでいい子でいてくれた息子と、私が支度をしている間、息子が泣かないように一緒に遊んでてくれた娘のおかげです。子どもたちには本当に感謝だなぁと思います。

娘と息子が作ってくれた時間を、いつも以上に大事に使おう、と感じた一日でした。娘、息子、ありがとう。

余談

ちなみに試験の結果はと言うと・・・あんなに勉強したのに、惨敗しました。

幸い、年に3回と、受検チャンスの多い国家資格なので、次回までまた猛勉強の日々が続いています・・・。頑張ります。

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うかたそさん 育休を最大限に充実させる方法×手帳を使ったセルフコーチング研究中

フルタイム会社員。夫・5歳娘・1歳息子と都内で4人暮らし(2023年末)。好きなもの・ことは、旅行/手帳/語学のスキル磨き。「母になっても自分らしく生きる」「やりたいことを諦めない」がモットー。2022年11月に出産し、2024年3月までの育休の記録。

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