昭和生まれのわたしですが、今は年号が二つも変わり令和です。

令和4年版厚生労働白書から興味深いデータを2つ見つけました。

共働き世帯の年次推移

出典:「令和4年版厚生労働白書」(厚生労働省)共働き等世帯数の年次推移 https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/21/backdata/02-01-01-03.html

まずは共働き世代の増加データです。昭和と違って、令和の現在において共働きはむしろ普通になりました。

幼少の頃は母親は家にいる存在で、将来結婚したら仕事はやめるもんなんだなと思いながら学生時代を過ごしましたが、どんどん世の中は変化していき、結婚出産後も働き続けることが良しとされる世の中になってきました。

日本で1日に起こる出来事の数値

出典:「令和4年版厚生労働白書」(厚生労働省)日本の1日 https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21-3/dl/02.pdf

令和4年版厚生労働白書(https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/)の中に日本の1日というデータがあります。その中にこれまた興味深いデータがありました。

「6歳未満の子どもをもつ親が育児、家事に費やす時間は?」という調査結果が、夫1時間23分、妻7時間34分。

・・・なんでやねん。

共働き世帯が7割近い世帯数に推移している中、6時間も差があるのどういうことでしょうか。女性が働くことが普通になったわりには、育児の時間分担がおかしくないかと。

想像される夫側の意見として「母乳が出ないし」とか「料理はできないし」とかが代表的ですが、わたしも母乳は出なかったし、料理もできません。妻側の意見としては「女性の方が時短勤務しやすい」とか「育休マックスで取りやすい」とか「夫には出世に影響でないように働き続けておいてほしい」とか「収入ダウンになるから残業はしておいてほしい」とか想像できます。

夫婦で話し合いして、それでいいんだというご家庭は問題ないのですが、産後鬱や育休明け復帰の過酷さなど、悩んでいる妻側が多いのも実情。(0歳で保育園に入れておかないと保活が大変という地域も多いですが、0歳で仕事復帰て妻のカラダ的にまだちょっとしんどい)

そんな課題感を持つ前に、妊娠した時に決めておいても良いくらいにおすすめしたいのが、「市販のミルクとベビーフードで育てる」ということ。

市販ベビーフードは企業努力の結晶

2021年アサヒグループ食品株式会社が発表した「子育て意識についての調査」では、離乳食は手作りが望ましいと回答した人が43%でした。2018年の調査の55.5%から下がってきてはいるものの、わたしにとっては高く感じる水準です。

市販のベビーフードを使うことに抵抗があるという意識は年々薄れてきているものの、お出かけの時に利用する、疲れている時や体調悪い時(料理出来ない時)に利用するなど、日常使いではないことがうかがえます。

・・・なんで日常使いせーへんの?

少子化で商圏自体は縮小傾向にある中、企業努力によってベビーフードが販売されているわけです。

我が家は、ほぼ市販のベビーフードでした。コスパが悪いと思われがちですが圧倒的なタイパです。そして誰でも作れるくらい手軽です。何より栄養バランスが良い。これを手作りしろと言われていたら、死んだ魚のような目で息子にご飯を食べさせていたことでしょう。

ベビーフードが薬局で気軽に買えるのも、これまで子育てしてきたパパママさんが購入してきてくれたことで、販売停止にならずにすんでいます。むしろ購入しまくることが、将来のワーママワーパパさんたちへのバトンにもなるわけで。

もっとどんどん使っていきましょ!

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ヤマダマダさん 家事と育児が苦手な会社員母ちゃん

40歳夫婦、保育園男児がいます。中小IT企業に勤務している会社員。不妊治療の末、やっと授かったのに、育児も家事も得意ではないことが発覚し、日々邁進中。好きなことは漫画を読むことと[Alexandros]のライブで汗を流すこと。

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