ダイソーには数多くの品物が低価格で提供されており、とても便利です。ちょっとした品物はまずダイソーで探して、日常的に利用しています。そんな中、気に入っている商品を買い足したら品質面で「おやっ」と思うことがあり、比較検証することにしました。

100円ショップのマグネットシートを買い換えて使い勝手を比較してみる

検証に使うのはこちらの「書いて消せるマグネットシート(白)」です。価格は110円で、A4サイズです。

表面はホワイトボードとして使うことができ、裏面がマグネットになっているので冷蔵庫などに貼ることができます。ホワイトボードマーカーで書いて消せるのが特徴です。

品質を比較するにあたり、1年ほど前から使っているシート(1号)と、数日前に購入した新品のシート(2号)を用意して、取り違えないように名前を書きました。

画像では判別しづらいですが、古い1号の方は若干黒ずんで使用感があり、新品の方は真っ白です。検証なので各画像には撮影日時を刻印しています。次にそれぞれのシートに検証用のマークを書いていきます。

見て分かる通り真ん中から左のシートが古い1号、右が新しい2号で、それぞれに0~3日目と7日目、と書きました。これを日数が経過するごとに消していき、消えやすさを比較します。

使用するのは同じく100円ショップのホワイトボード用イレーサー(110円)です。

ホワイトボード比較検証0日目

ここから検証作業の開始です。さっそく「0日目」を消していきます。

どちらもイレーサーで軽くなでるだけで簡単に消えました。書いてから5分も経過していないので、当然と言えば当然です。これで0日目の検証作業は終了、シートが重ならないように置いておきます(サンプル同士の比較なのであまり関係ないですが、環境条件は室温23~28℃、湿度40~70%の直射日光の当たらない室内です)。

ホワイトボード比較検証1日目

翌日に「1日目」をそれぞれイレーサーでこすったところ、どちらも1回ですんなりと消えました。あらら、品質が変わったという仮説は外れか⁉ 原料高騰している中、品質も価格も据置きならありがたいことです。

ホワイトボード比較検証2日目

1日置いて2日目の文字を消そうとしたところ、違いが表れてきました。古い1号は1回で跡形もなく消えたものの、新品の2号は半分以上消え残ってしまいました。検証2日目にして、誤差とは言い難い違いになりました。結局、2号の方は力強く10回くらいこすって、ようやく消すことができました。

ホワイトボード比較検証3日目

日をまたいで3日目を消そうとしたら、明らかな差になってしまいました。新品の方が消え残りやすく、使い勝手が悪いです。

またイレーサーで何回も強くこすらないと文字が消えないため、イレーサーに付いている(過去に消した)マーカーのカスがホワイトボードに沈着して黒ずんできます。

ホワイトボード比較検証6日目

7日目まで検証するつもりで作業を開始しましたが、諸事情で7日目に検証作業を行えなくなったため、最後の検証は6日目に行いました。3日目までで結果は見えつつありましたが、どうなったでしょうか⁉

まず古い1号から消していきます。

消した対象は画像の左下です。さすがに1週間近く放置していると、軽く1回こすっただけでは消え切りませんでした。それでも2~3回で完全に消えました。

次は新品の2号です。

消した対象は画像の右下です。イレーサーで軽くこするだけでは全く変化がなかったため、20回くらい強くこすってようやく画像のような消え具合になりました。こうなるとアルコールなど化学的な除去が必要になるレベルの汚れの沈着です。

今回の検証では、ダイソーで売られているマグネットシートは以前のものと品質が変わっている可能性が高い、という結論となりました。

たまたま不良品に当たってしまったのではないか

今回の比較検証の結果は一例なので、このように感じる人もいると思います。私もそれなら新しく買い替えて終わりなのですが、そうと考えられない事情があります。実は2号のような新品への買い替えは初めてでなく、3回目です(合計4枚)。

1号を1年前に購入して便利に使っていました。2カ月前に3号を買い足して使い始めたところ消しづらく、2週間前に4号を追加購入したものの状況は変わりませんでした。そのためこの比較検証用に2号を使用した、という話となります。

その場限りなら問題ないが書き置きには不向きなものがある

結論は上記タイトルの通りとなります。一応、注意書きとして「字を書いたまま長時間放置しないでください。字が消えにくくなる可能性があります。」とは書いてあるものの、家庭用途としては1週間くらいそのままでも軽く消える品質が必要かな、と個人的に感じています。

以前の品質なら、いくらか価格が上がっても買います!

ダイソーは便利なので、全般的には好きです。

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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