今年は世界各地で過去最高気温の7月!

毎日暑い日が続きますね。「暑い」ではなく「暑すぎる」ですね。私の住む地域も35℃を超える日が続いていて、毎日の保育園の送り迎えだけで汗びっしょりです。

友人が住んでいるヨーロッパでも熱波がやってきていて、今までにないくらい暑い夏を経験しているそう。「私が小さいころは、こんなに暑いことはなかった・・・」と思う人、少なくないと思います。

「地球温暖化」から「地球沸騰化」?!

先日、国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化」という言葉を発していたのをニュースで見ました。地球温暖化という言葉より更に重みが増した気がします。
(その言葉を発していた時の事務総長の恰好が、夏に似つかわしくない背広姿だったのをSNSで揶揄しているのも見ましたが・・・)

あくまで個人的な意見ですが、日本は「地球温暖化」や「気候変動」に関するニュースが少ないような気がします。天気予報やニュースでも「観測史上最高の気温」「熱中症に注意」などは耳にするものの、この高温の原因を中々聞きません。

フランスにいた時や、ドイツに旅行した時など、関連のニュースやデモを見る機会がしばしばありました。洪水や山火事などの自然災害のニュースでも、「原因は気候変動や温暖化」とキッパリ言っているし、温暖化に関するニュースも日本よりも見かける回数は多く感じました。

子どもの出産を機に、より長期的な将来を考えるように

長男を出産した2020年の11月、退院したときに一番に感じたことは「11月なのに、何この暑さ?!」でした。迎えにきた夫の服装もロンTだったのを覚えています。そこからふと、「自分の子どもたちが大きくなった時、世界はどうなっているんだろう・・・」と考えることが増えてきました。

そして去年次男を出産し、この酷暑。不安はどんどん大きくなってきています。
(おそらく、産後のホルモンバランスの関係もあって鬱々としてしまっているのもあるかもしれません。)

国連のページにヒントがある!

先日夫に将来が不安であることを夫に話してみると、意外にも夫も同じ意見のようでした。彼自身もニュースなどで見る機会はあるものの、誰かと話す機会はなかった様子。

今回初めて夫と気候変動について話して、日頃子どもたちのお世話ばかりで会話もほぼ子ども中心だったのが、気候変動という重いテーマではあるものの、別の会話ができたことが新鮮でした。何より、自分の不安を周囲に出すと、少し心が軽くなったような気がします。

そんな中、その時国連のACT NOWの存在を知りました。

個人でできる10の活動

ACT NOW(個人でできる10の行動)というページが国連ホームページに公開されています。

●家庭で節電する

●徒歩や自転車で移動する、または公共交通機関を利用する

●野菜をもっと多く食べる

●長距離の移動手段を考える

●廃棄食品を減らす

●リデュース、リユース、リペア、リサイクル

●家庭のエネルギー源をかえる

●電気自動車にのりかえる

●環境に配慮した製品を選ぶ

●声を上げる

この10の行動内容は日頃言われている節電やリサイクルから、野菜を食べるという意外なものまで!

節電も、近年の電気代高騰で心がけている人も増えていると思うので、電気代高騰の時だけでなく長期的に行うように意識するのは手軽にできる気候変動の抑制だと思います。

これも個人的な意見ですが、気候変動、とくに地球温暖化の話を家族以外の人と話す機会って実はあまりない気がします。というのも、「地球温暖化」はない!という意見を持つ人も、少なからずいるからです(SNSに顕著に表れているような・・・)

それでも、この10の行動の中にも「声をあげる」という項目があるように、自ら発信していくことが大事なような気がします!

もし、「私も前から気になっていたけれど、自分ひとりでは何も解決できないし・・・」という人や、「動きたい気持ちはあるけれど、何からすればいいかわからない」という人がいたら

・国連のホームページを見る
・環境問題に関するニュースを国内外で探してみる
・個人でできる10の行動を見て、できるところから動いてみる
・ACT NOWの存在を周囲に伝える

こういうところからやってみませんか?

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はわいっこさん 家族と海外と朝ドラが好きなツイ廃母

IT系外資企業にて在宅勤務中。映画と読書が好きな夫、ピタゴラスイッチ推しの長男、食欲旺盛で「人間dyson」の異名を持つ次男と4人暮らし。フランスに1年遊学(ワーホリ)してから海外旅行にハマり、13カ国を周遊。家族で海外旅行に行くのを夢見ています!

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