塾の統一テストで全国1位取得。これで自己肯定感を高めたいと思っていたけれど…

現在小学1年生の娘ちゃん。年長の頃、四谷大塚の全国統一小学生テスト（年長の部）で全国1位を取りました。

親の意向

年中の頃、飛び級で年長の部を受験して年長平均プラス15点ぐらいだったかな？その時、親として思ったのは、

「あと2、3問正解すれば100点。今のペースならちょっと頑張れば1年後、同じレベルのテストを受けて（年長さんで年長の部を受験して）、100点を取ることもそう難しくはないだろう。全国テストで100点を取れば、自動的に全国1位となるのだから、“子どもに自信をつけさせるために”そこを目指してみよう」

ということでした。そう、全国1位というものが手に入れば、「子どもの自信となる」そう考えての挑戦でした。

思いがけない結末

以前から通っていた七田式教室と家庭学習、それに当日の運（笑）がかなりプラスとなり、冒頭に書いたように年長で100点が取れました。しかし…その後の子どもの様子は、当初の狙いとは大きくかけ離れたものでした。

失敗を恐れるようになってしまったのです。

普段の話し方にも「間違ってるかもしれないけど、言うと〜」と留保をつけてから話したり、学習面以外のことでも誤りをごまかしたり取りつくろう姿が見られるようになりました。その娘の姿を目の当たりにして、自分の考えは間違っていたなと気づかされました。

親や環境にお膳立てされて、「人よりも優れている」という相対的な評価を得たとしても、そしてそれがとても輝かしいものであっても、本当の自信にはならないんです。

小学生となって

今、小学1年生となり学校生活をスタートさせた彼女。相対的な評価上の優劣は得られなくとも、くだらないと思えるようなことでも自分で何かを成し遂げた方がよほど自分の自信になるのではないか、そんな仮説をもって娘の成長を見守っています。

全国テストでの成績は奮いませんが（そしてそれは親的にはとっても残念なのですが（苦笑））、点数の結果はあれこれ言わないと決めました（笑）。