子どもの習いごとで人気ナンバーワンといえばスイミングではないでしょうか?スイミング、わが家の子ども2人も現在進行形で通っています。では、なぜみんなスイミングに通わせたがるのでしょうか?

スイミングって、メリットあるの?いつから始めるのが最適?そして、小学校のプールの評価の方法は?泳げないと正直困るの?というところまで、まとめてみました。長くなりますがどうぞお付き合いください。

なぜみんなスイミングに通うのか

習いごと人気ナンバーワン、とにかく小さいうちはスイミング!という話を聞いたことはありませんか?これに対しては、いくつかの理由があります。

1.ベビーから始められる全身運動
2.いざという時に泳げると身を守れるから
3.運動系の習い事の中でも、水着だけ用意すればよいので経済的
4.習いごと人気ナンバーワンと聞いて、みんなやっているからやろうという人の増加
5.小学校のプールで泳げないと本人が困るから

はい、いかがでしょうか。育休中にベビーと一緒にできる習いごととしてベビースイミングは人気ですね。

2.の理由はたまに耳にしますが、いざというときってなんだろう?といつも不思議に思います。(宣伝文句でしょうかね?)

3.の理由、これはもっともで、何か運動系の習いごとをさせたいけど何がいいかな?という時に、ユニフォームや道具などを用意しなくても良いので初期費用がほとんどかからず始めやすいのです。わが家もこちらに該当します。

4.5.は情報化の時代、親の不安な気持ちが表れた結果なのかなぁと感じています。

スイミングスクールを選ぶ際に気を付けたいこと

スイミングスクールによって様々な特徴があります。各家庭の目的に合わせたスクール選びができるとよいと思います。

1.プールサイドで待つ時間が長いスクール
2.基本的に水中にいることが多いスクール
3.夏休みなど短期集中型のスクール
4.個人指導のスクール

全てのスクールに、それぞれ通った経験のある友人がいますので聞いた話を総合した実情をお伝えすると以下のようになります。ニーズに合ったスクール選び、重要ですよね!

1.の場合、安全性に配慮されていて一人一人のフォームなどをしっかり見てくれるので綺麗なフォームが身につきやすい。反面、テストの日などは1時間のうちほとんどをプールサイドで過ごした、という事も。

2.は、とにかく体力を使わせることが目的なので水中にいてほしいというご家庭向き。どんどん泳がせて身に付けるスタイル。わが家はこちらのスタンスです。

3.は、毎週毎週習いごとに連れていくのが大変!という方におすすめ。免許でいうと合宿免許のようなもの。夏休み期間の早朝などに開催されることが多いです。

4.公共のプールで1対1、1対数人で個人指導をしてくれるスクールがあります。個人のペースに合わせてみっちり指導してくれるので少ない回数で上達する、苦手を克服したい時などには最適。

何歳から習わせる?

ベビースイミングは親と一緒にできるので生後6カ月程度から始められるスクールが多いようです。お父さんお母さんだけでなく、おじいちゃまおばあちゃまと参加されている子もいてスキンシップとしてもとても素敵だなと思いました!

親子分離のスクールに関してはとっても言いたいことがあります。それは、「きちんと座って話が聞けるようになってから」ということ。

プールは命にかかわる習いごとです。プールサイドにじっと座っていられずに勝手な行動をする子にコーチが気を取られている間に、他の子が溺れる、ということもあり得ます。

特に幼児期はそのあたりの個人差が大きいと思うので、他の習いごとよりもリスクが高い、自分の子や他の子の命がかかっている習いごとだという事を認識して始めた方がいいです。

これを言うと怖いのですが、実際に息子が通っていたスクールで事故がありました。娘が通っていたプールで幼児クラスの時に溺れかけた子を数回目撃したことがあります。それくらい頻繁に、溺れることってあるんです。

そして、スイミングのコーチもおっしゃっていましたが「ある日突然コツを掴むことがある」スポーツなんだそう。幼児期はまだ頭と体が連動していないので、小学生になってからスタートした方が時間をかけずに習得できるという話もあるそうです。

スイミングを習わせたい理由が、上記の2.「いざという時に溺れない」ということであれば、小学生以降に始めるのもよいかもしれません。

小学校のプールって泳げないとダメですか?

わが家は公立小学校に通っているので、公立小の場合しか知らないのですが、いくつかの近隣の小学校の話も合わせて聞いたところ、水泳指導は学校によって割と違いがあるんだなと感じました。近隣の学校の友達と子どもたちに話を聞いたところ、

・低学年は水に顔がつけられればOK
・高学年で、どんな泳ぎ方でもよいから25メートル泳ぎましょうという学校もある
・長男の小学校は成果による級バッジなどの制度は廃止している
・教員の負担削減のため、コロナ以降、夏休みのプール指導がなくなった学校が多い
・「暑すぎてプール中止」など、プールの授業数自体が昔より減っている
・通知表の評価の仕方が「努力を見る」方式になっているので泳げない=成績が悪いわけではない

というわけで、泳げなくても水が怖いとかでなければ問題なし!ということでした。

「暑すぎてプール中止」は、本当に子どもにとっては「なんで!? 逆でしょ!? 」という理由に思えますが最近の猛暑でプールの授業が中止になるという事態も…!

また、学校はプールカード等の親の許可がないとプールに入れてくれません。用意を一つでも忘れても、見学。うっかりしないように親の方もドキドキしてしまいます。どちらかというと成績に影響するのはそちらの方かも…?

ちなみに私は、長男の1年生最後の水泳授業の時に、プール皆勤賞なので代表としてみんなの前でプールの授業で楽しかったことを発表してもらいます!という日にプールカードを書くのを忘れました…(笑)。(見学なのに発表は予定通り行われたそうです…ごめんよ息子)

まとめ

みんながやっているからと、慌ててスイミングに通わせる必要はないと私自身は思っています。何か一つ運動系の習いごとを、ということなら、水着とタオルだけで始められるので初期費用が少ない習いごとだとも思います。

溺れる危険性もある習いごとなので、しっかり先生の話を座って聞けるようになるまでは親子スイミングや、オールマイティな「体操教室」をおすすめします。小学生になってから始めた方が、スイスイ進級してコスパ・タイパ共に良いかもしれませんね~!

ご家庭の「なぜスイミングを習わせたいか」と、子どもの気持ちと成長段階をしっかり考えてタイミングとスクール選びをするとミスマッチがないかと思います。

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わん子さん 自称・地域のバーチャルママ友

TOKYO2020大会の余韻が残る東京・湾岸エリア在住。日々愛車(ママチャリ)で爆走中。ギャングエイジの10歳息子と強気でおしゃまな6歳娘に振り回されています。趣味は読書とおいしいものを食べること。ディズニー好き。地域ブロガー。

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