ひらがなカタカタ漢字までスラスラ！「本の虫」を育てるちょっとしたコツ3つ

5歳長男は毎日「本の虫」

こんにちは！5歳・3歳男児育児中の猪狩はなです。

我が家の長男坊は「本の虫」。一度本を読み始めると出てこない、動かない。歩きながらでも保育園に向かう自転車でも本を読むような男です。

保育園の年中クラスに出してある本は全部読み切ってしまっており、先生たちの棚から借りて読んでいるらしい。

さらに最近、先生の私物の図鑑を長男のために持ってきてもらっているらしいことも発覚しており、申し訳ないやらありがたいやらという日々です。

読み聞かせ？なにそれ美味しいの？

「本好きに育てるために、赤ちゃんの時から毎日読み聞かせしてました！」……みたいな話が始まると思ったそこのあなた。

待ってください。うちの長男坊は、ベビーカーから下ろした瞬間走り去るタイプの「じっとしてられない系」でした。

読み聞かせできてたとすれば、ねんね期とか……かな……（遠い目）

はっきりいって、ほぼ読み聞かせゼロで育ちました。知育ガッツリ系の家というわけでもありません。

読み聞かせ始めたのは、本人が「本から情報を得ると面白そうだぞ」となってきた3〜4歳ごろ。読んで！と言われたら読むような感じでした。

しかも選書は絵本というより、妖怪図鑑や生き物図鑑など「どこまで読んだら終わるの？」みたいなものばかり。

正直言ってめちゃくちゃ大変でした。終わりなき戦い。「早く自分で読むようにならないかな」と、何度思ったことか……！おかげで私も妖怪に詳しくなりました。

4歳、気づいたら漢字も読んでいた

↑実家で「かいけつゾロリ」を貸してもらい、じいじに読み聞かせ。うっかり寝てしまうじいじ。

「アレクサがあるから、別に字は読めるようにならなくていい」と豪語していた長男坊でしたが、どうやら途中で「自分で読んだ方が早いかも」と気づいた、ところからは早かった。

なにも教えてないのに、ひらがなカタカナを勝手に読んでいました。漢字も、よく出てくるものは勝手に読んでいます。

名詞でいうと、昆虫、恐竜、脳、化物、春夏秋冬など、生き物の語彙はかなり読めます。あとは、動詞はどうやら前後の文脈で想像して読みあげて、あってたらそのまま覚えるというプロセスを踏んでいそうな気配。

読むスピードも早く、小学校の先生に見せたら「小3くらいの早さ」（あくまでも参考値ですが……笑）

博士系の彼の気質もあるとは思いますが、そんな我が家がどんな環境なのか？をざっくりまとめてみたいと思います。

なお、お勉強タイム、知育タイムみたいなものは一切作っておりません。

「本の虫」を取り巻くちょっとした環境設定

1．聞かれたら答える、聞かれてなくても読み上げる
「なんて書いてあるの？」と聞かれたら答えます。聞かれなくても「⚫︎⚫︎だって〜」と読み上げます。漢字を教えよう、という気持ちはあんまりなく……。私がおしゃべり人間で何かしら常に発声しているからかもしれないですが、とにかく読み上げています。

2．テレビは字幕つきで見る
最初は「子供がいると音が聞こえないから字幕つけとこ」がスタートだったので、全く知育は意識していなかったのですが……。どうやら、音声聞きながら字幕を読んで覚えているみたいです。

YouTube動画はテロップつきのものも多いで、そこから吸収しているものも多そうです。

3．興味のある分野のものは対象年齢無視
生き物に興味があるとなれば、ありとあらゆる本や展示を見せているので、当然そうなると「ひらがなだけ」「全部にふりがな」とはいきません。あんまり気にせずに「長男坊好きそう〜」という基準であれこれ渡してるので、結果読める文字が増えている気がしています。

もうLINEに下手なこと書けません

「読んだ時はめちゃくちゃさ褒める」も結構やってますが、わざと、意識して、というよりは本気で「え、なんで読めるの？？？」って思っているという素直な感情の発露です（笑）

今日もシャトレーゼのワイン試飲樽を見て「ママ、お酒あるよ。お酒は友達と楽しくおしゃべりするときに飲むんだよね」と、どこから得てきたのかわからない知識を披露してくれました。おそらく「酒」という字が読めているんだと思います。なぜ？

実母とのラインを勝手に読んで「ママ、また忘れ物したの〜？」なんて言ってくることも……。もうめったなこと書けません！

ゆるーく無理せずのんびり過ごしている我が家ですが、「文字を読む」ことに関してはかなり力があるのでは？と思っております。

「テレビの字幕」あたりは、音声インプット得意系の子は取り入れやすく効果が高そう。

お子さんの性格や好きなことに合わせて、参考にしていただければ嬉しいです！