引っ越しに伴う、送迎の仕方が変化した話

引っ越し前は学区外から越境して小学校に通っていた娘。毎朝、登校班の集合場所まで送り届けていました。

ランドセルが大きくてかさばるので移動になかなか苦労しました。集合場所がマンションのエントランスだったので、雨風がしのげたのはとても有難かったです。

そんな送迎生活も夏休みを除いて約5カ月、新居への引っ越しとともに終焉しました。今は自宅のほぼ目の前が登校班の集合場所となったので、送り出しもかなり楽になりました。

打って変わって、越境元の近所で保育園に通っている息子

保育園の転園活動がうまくいっていなくて、未だに旧住所地エリアの保育園に息子が通っています。

「お友達とも別れたくないし、お気に入りのマンションからも引っ越したくない!」と主張していた4歳児。

今回の引っ越しはあくまで長子の就学のためのものであって息子にとってはもらい事故的な訳で、なんだか申し訳ない気持ちが先だってしまって転園に関しても積極的になれずにいました。

転園先の保育園は空きを確認していて、目星がついていたのもあったかもしれません。息子の気持ちが向いたタイミングにしたい、との甘えた感情にも引っ張られていました。

保育園の見学も曜日と時間が指定されていて、なかなかタイミングが合わせられずに後回しにしてしまいました。そうこうしている間に空きが埋まってしまい、びっくりして大慌てしましたが時すでに遅し。

次の手がなくなると後悔の波が押し寄せてきます

慌てて見学予約をとって、息子を連れて見学に行ってみました。

保育園にも色々と特色がありますが、息子は入り口の水槽が気に入った様子。

「通いたくはないけど、また行きたい」と少しだけ前向きになってくれました。

しかし、空きがない!

そこで近所の保育園を再度調べて、良さそうなところを発見。

もちろん空きはないのですが、近々説明会があるとのことで息子を連れて見学に行ってみることに。

来年度、新規入園申し込みシーズンなのでした

9月10月頃に説明会が実施されている保育園が多いのですが、来年度4月入園に向けた説明会でした。

抱っこ紐に赤ちゃんを抱っこして説明会に参加している保護者さんたちを見て、何だか懐かしい気持ちになりました。

新生活に期待と不安を抱いていた頃。赤ちゃんたちもとっても小さくてかわいい。

うちの息子は遊びたくてうずうず。じっとしていられないし、【保育園】という環境には慣れているので動じない。

親としても保育園のありがたみのほうが増幅しているので要求はほとんどなくて、様子や設備、特色が知れたらそれだけで充分。熱心にメモをとる保護者さんたちの様子に感心していました。

なんだかこちらまで初々しい気持ちになれました。慣れって怖いです。

転園活動は継続中

来年度1年で卒園を迎える息子。残り1年だけなので越境を頑張ってあげたい気持ちと、正直毎日のワンオペ送迎に参ってしまっていて、年明けの春までには転園して欲しいという気持ちが入り乱れています。

転園を希望している母ですが、叶うかどうかは未知です。年度の途中入園はこううんが重ならないと難しいとは思っていますが、4月のタイミングでは何かしら動きがあるのではないかと期待しています。

もちろん、うまくその期待がはまってくれるかが道なのですが。

転園が決まった時に息子が前向きになってくれるかも未知です

そんな息子と電動自転車で保育園に向かっている快晴の朝、いきなり後部座席から「ぼく、今のおうち、気に入った!」と言い出したのです。新生活に慣れてきて、不安も少し解消されたのかもしれません。

突然の告白に驚きつつ、息子の素直な言葉に胸がきゅんきゅんしました。

「気に入ってくれたの?ありがとう。」と言って、自転車を漕ぐ足取りも軽くなりました。

お引っ越しができて、『毎日送迎頑張ってよかった』と思える魔法のご褒美でした。

子どもは幸せを運んできてくれる

妊娠を知った喜びから、出産までの不安を抱えながら大きくなるお腹に幸せを感じました。

出産後の達成感と会えた喜び。産後の過酷で孤独な育児から、子どもとどんどんコミュニケーションが取れる喜びが増えていきました。

コミュニケーションがとれるようになるとこちらの要求ばかりが増してしまい、怒ったりしてしまうことも増えました。それでも一生懸命、からだいっぱい応えてくれる日々の喜び。

ふと、子どもの純粋な素直な言葉に驚くほどの喜び、感動、活力をもらいます。

毎日毎日、幸せを噛み締めながら、ふと振り返って思いもよらなかった悪戯が目に飛び混んでくると咄嗟に怒りが湧き上がってしまいます。

「ええええー」「コラー」「なんでー」と叫んだ日々がどうか家族にとって怒りではなく、愛しい日々となりますように。

毎日幸せに包まれて過ごしている、今日もありがとう。

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うんせいきにしがちさん 子どもの成長に刺激を受ける母。きょうだい育児中!

地元を離れ、事務職フルタイムワーキングマザーしています。日常に追われながらも、子どもたちの成長に劣らず、進化系な母の姿を子の記憶に残したい!と奮闘中。語学系大学卒業、異文化・和を愛し、着付講師もしていました。

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