育児で身につくスキル:柔軟性

こんにちは。第2子育休中のACOです。先月から始めた育児で身につくスキルの月一回の連載です。今回は柔軟性についてです。

私にはもうすぐ3歳になる長女がいます。今はだいぶイヤイヤがなくなってきましたが、2歳前半はイヤイヤ期真っ盛り。もともと私は大雑把な性格ではあるものの、子どもの生活リズムを整えるため、時間厳守で家事育児を進めていました。起床時間、保育園の送迎時間、夜ご飯、お風呂、ねんねの時間と10分でも遅れたくない。

でもイヤイヤ期の娘といると、思い通りにいかないことが多くありました。そりゃそうですよね。子どもはいつも同じじゃない。日々変化があり、日常には興味関心があることが溢れている。そうなると、時間厳守って難しいんですよね。

わかっているものの、その度にイライラしていました。自分の思い込み、こだわりが強いと、その分できなかったことの反動がありますよね。でも、そのこだわりって本当に必要なものなのか?もっと柔軟に考えられないのだろうか?と思い始めた頃から少しイライラが減ってきたように思います。

脱!完璧主義

以前、夫に「育児に関しては完璧主義だよね」と言われたことがありました。いつも大雑把で家事はゆるーくしていて、洗濯で干し方・畳み方を夫に注意されるほどに適当&ゆるゆるな私。完璧主義とは程遠いと思っていた自分なのですが、ん?完璧主義?と耳を疑いました。

でも、夫にはそう見えていたようです。育児に熱心になるあまり、こうであるべき、こうしなきゃ、こうせねばが先行して、子どもも自分も窮屈になっていたことに気づきました。もちろん、誰かとの約束の時間があるなど、きちっとしないといけないこともあります。でも、毎日がそうではないですよね。もう少しゆるーくできたらもっと楽しい育児になるだろうと思いました。

完璧主義を脱すると、自分の中の許容範囲が広がりました。許容範囲と、守らなければならない範囲を自分の中で線引きして、許容範囲であれば、娘の思いを受け入れながら柔軟にその場を過ごす。そうすることで、私がイライラ・ガミガミすることが減ってきたんです!

ちょっと遠くから自分を見てみると、なんでこんなことにこだわってたんだ?ここは完璧である必要はない、そう思えるようになってきました。その方が私自身も生きやすいんです。その時々に合わせて、柔軟に受け止め、柔軟に対応していくことができるようになりました。

きっと自分の思い入れが強いことこそ、こだわりが強くて柔軟性がなくなってしまうこともあるんだと思います。仕事もそうだと思います。いろんな人の意見を取り入れながら、自分のこだわり、考えがバージョンアップしていくとステキですよね!

育児は緩急をつけて

育児って正解がないので、全て自分次第ってところがありますよね。だからこそ、緩急をつけるのが難しく、こうしなきゃ!が先行して、視野が狭くなってしまうことがあるんだと思います。自分もそうだったんですが、ちょっとずつ自分のこだわりを剥ぐことを意識していたら、柔軟性を持って毎日過ごせるようになったかと思います。

職場、家庭においても、柔軟性があると無駄なイライラというものが減ってくるんじゃないかなと思います。改めて、育児っていろんなことが学べてステキですね!

やっぱり育児は立派なキャリアだ!

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
ACOさん IT企業課長代理@育休中

絶賛イヤイヤ期 の2歳とよく寝る0歳の姉妹ママ@育休中。第1子復職後にマミートラックに陥り、「共働き世帯が生きやすい世の中にしたい」と思いSNSで発信中。
育休明けにライフワークハーモニーを叶えるため、同じIT業界に勤める夫と日々奮闘しています。

ACOさんの記事一覧 v-right