/ 2024.04.02

「くまもと暮らし体験ツアー」へ!【後編】

(写真は「通潤橋」にあったくまモン)

「くまもと暮らし体験ツアー」【後編】では、5つの自治体の子育て支援やおすすめスポットについて紹介します。前編では、熊本市や周辺都市の宇城市・宇土市・山都町の魅力について紹介しています。そちらもあわせてチェックしていただけるとうれしいです。

「くまもと暮らし体験ツアー」【前編】の記事はこちら

美里町の魅力

「自然しかない美里町」というキャッチフレーズがインパクトのあるこちらの町は、棚田百景に選ばれる棚田があったり、ハチミツを作ったりしているそうです。

自治体の方のお話を聞いて、とても移住に力を入れているなと感じたのが、「美里町移住支援金」として首都圏から移住すると1世帯100万円(単身でも60万円)、また諸条件はありますが、18歳未満の子ども1人につき100万円の支給があるそうです。私のような子育て世帯には、とてもうれしい制度だと感じました。

御船町の魅力

続いてお話を聞いたのは御船町(みふねまち)。こちらの町は、町内に3つのインターチェンジがあり、駅や空港、熊本市内へ行くのにも20〜30分、そして県外へも比較的アクセスがしやすい立地なのだそうです。

そしてこちらの町の魅力はなんと化石発掘体験ができること!大人も子どもも夢中になれちゃいそうなイベントですよね。

日本では初めて肉食恐竜の骨がこの御船町で発見されたことがある経緯から「恐竜の郷 御船町」とも言われているそうです。町内には「御船町恐竜博物館」もあるので、恐竜好きなお子さんにはたまらない!

益城町の魅力

続いて、益城町(ましきまち)は、阿蘇くまもと空港のある町です。スイカ・柿・さつまいもなどが特産品で、ふるさと納税の返礼品になっています。特産品の開発プロジェクトもあり、カルディで販売がある人気商品「すいかあいす」はそのプロジェクトから生まれた商品なのだそうです。

子育て家庭に人気の「潮井自然公園」公園は大型の遊具が新設されたり、これからキャンプができるように整備を整えているところだそう。町の子育て環境、施策に注目が集まっていて人口がじわじわ増加中なのだそうです。

今回訪れたコンテナが積み重なったようなデザインの商業施設「マシキラリ」は、カフェやスイーツ屋さんが並んでいておしゃれなスポットでした。

嘉島町の魅力

嘉島町(かしままち)は、熊本県内市町村の中で一番小さな町なのだそうですが、田舎と都市がコンパクトにまとまっていて、とても住みやすい町だとお聞きしました。

なんでも熊本中心部から車で30分の利便性、町内には大型ショッピングモールがあり、医療機関など生活に必要な施設へのアクセスがしやすい、コンパクトで快適な暮らしができるそう。

コミュニティ交通(乗合タクシー)があり、自宅から町内のスーパー、病院などに行くことが可能で、車を持っていなくても生活がしやすいとのことでした(料金も300円〜と安いのも魅力!)。

また平成の名水100選に選ばれた浮島、阿蘇の伏流水が湧き出る湧水地があり、生活がしやすい利便性と自然の豊かさを感じられる町ということで、子育て家庭には環境がとても良さそうだと感じました。

甲佐町の魅力

熊本の県央エリアで最後にご紹介するのは甲佐町(こうさまち)です。「ちょうどいい田舎」というキャッチフレーズのもと、九州どこにでも行けちゃうアクセス抜群なところが魅力。中でも驚いた施策が、甲佐町に家を建てたら100万円もらえるという「定住促進助成金」があるそうで、未就学児のいる家庭では、未就学児1人につきさらに10万円の支援金が追加で支給されるということでした。

そのほか、住まいに関しての支援も豊富にあり、子育てがしやすい住宅「子育て支援住宅」や「定住促進団地」の提供、「空き家バンク」制度もあるということでした。(1歳までおむつ券配布もあるそうです!0・1歳のいる家庭にはとてもうれしいですよね)

甲佐町で今回訪れたのは、すてきな茅葺き屋根の家で食事ができる「甲佐町やな場」という食事処。竹で編んだ簀(す)に落ちてくる鮎を捕る梁(やな)漁と呼ばれるその仕掛けがこのお店で見られます。

私たちが訪れた冬の間は鮎料理は残念ながらいただけませんでしたが、おいしい熊本料理に舌つづみ。水の流れる音を聞きながら自然を感じ、熊本の食材をふんだんに使った料理をいただけて、とても幸せな時間でした。もし熊本移住したら、大切な人が熊本に来てくれた時に、一緒に訪れたい場所になりそうです。

一番お気に入りのスポットになった「山ぼうしの樹」

今回訪れて私が大好きな場所になったのが、「山ぼうしの樹」という施設です。リノベーションされた母屋が建ち並んでおり、カフェやショップとして利用できるようになっています。牛舎だったという場所もリノベーションされて、木工品や作家作品などのショップになっていました。

夏でもひんやりと涼しさを感じられるという母屋、ランチや和スイーツが楽しめるカフェがあったので、次はゆっくり過ごしに来てみたい!勉強会やイベントを行うレンタルスペースもあり、すてきな縁側のある母屋もありました。

熊本は魅力たっぷりな場所

たくさんの自治体の方に、町や移住支援の説明をしていただき、どの自治体にもとても魅力を感じました。熊本県は九州の真ん中ということで、空港もあり新幹線も通り、九州はもちろん、日本各地へのアクセスがしやすいのだなと思いました。移住者にはこれって結構大事なポイントですよね。

そして水も食事もとてもおいしい!個人的には馬刺しがとてもおいしかったです(東京に住む私はなかなか食べる機会もないので…)。豊かな自然の中で子どもを遊ばせて育児をしたい!と思っている人には魅力的な移住先だと感じました。子育て支援や、移住支援も自治体が行なっているので、是非ご興味ある方は自治体のホームページからチェックしてみてください。

今回の旅では、憧れのくまモンには残念ながら会えませんでしたが、至るところにくまモンのグッズがあったり、くまモンデザインのものに触れる機会が多く、くまモン愛を感じました。熊本がますます好きになりました。

私のプロフィールにあるInstagramアカウントでは、熊本の魅力をリールでも伝えているので、そちらもチェックしてみてください。

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すさーなさん 絵に描いたようなワーママ

都内で働くワーママです。美容、旅行が大好きです。

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