/ 2024.04.01

「くまもと暮らし体験ツアー」へ!【前編】参加したきっかけとは?

突然ですが、みなさんは今住んでいる場所にずっと住む予定ですか。私は現在都内に住んでいますが、結婚して子どもを授かってから、いろいろと価値観が変わりました。現在3歳児と1歳児を子育て中ですが、子どもを自然豊かな場所で遊ばせながら子育てしたい、と思うようになり、移住について考えるようになりました。

そんなときに、ぎゅってWeb編集部からお声がけいただき、「くまもと暮らし体験ツアー」に参加することになりました。「くまモン」が大好きな私。そして馬刺し、スイカなど熊本名物も大好きです。

熊本県ってどんな場所?

熊本県は九州地方の真ん中に位置していて、世界有数のカルデラを誇る阿蘇山があることから、「火の国」と呼ばれています。また、恵まれた水資源の宝庫ということで「水の国」とも言われているそうです。

広い熊本県の中から、今回のツアーでは「県央(熊本の中心部)」エリアの市町村を紹介してもらいました。私が参加した2泊3日の「くまもと暮らし体験ツアー」では、県央のさまざまな自治体の方に魅力をお聞きしました。

各自治体で私が子育て家庭に魅力的だと思ったスポットやポイントを、前編・後編に渡って紹介したいと思います。前編では宇城市・宇土市・山都町・熊本市の4つの自治体について紹介します。

宇城市の魅力

宇城(うき)市は、熊本市まで電車で約15分のベッドタウンです。ここで訪れたのは「不知火(しらぬい)美術館・図書館」。こちらの図書館には、なんとカフェが併設されていて、コーヒーなどを飲みながら図書館の本を読めちゃうんです。

館内はカフェのようにBGMが流れているのですが、奥に行くにつれてBGMのない静かな空間になっており、徐々にBGMが小さくなっていくのが印象的でした。

別館「こども絵本のいえ」では、絵本や知育玩具がそろった子どもが楽しめるスペースも。美術館の方では、企画展を年に4回行っているそうで、子どもと一緒に日常的に芸術に触れるのにはぴったりの場所だと感じました。

宇城市内の公立小・中学校では、学校給食費無料化もスタートしているそうで、子育て支援に力を入れている印象を受けました。

宇土市の魅力

次に紹介するのは宇土(うと)市。こちらも熊本市のベッドタウンとして、熊本市までは車で約30分、電車で約15分の位置にあります。都市部に隣接しながらも海と山、豊かな自然に囲まれた場所でした。

「“ちょうどいい田舎暮らし”で心豊かな毎日が過ごせる場所」として、海の近くの見晴らしが良い場所に住みたいと移住する人が多いとそうです。また、熊本市から南の地域は比較的渋滞が少ないことから、宇土市にはそれが決め手で移住を選ばれる人もいると伺いました。

山都町の魅力

山都町(やまとちょう)は、九州のへそと言われる位置にあり、標高300mから900mの純高冷地。1970年代から有機農業に取り組んでいるということで、2021年度にはSDGs未来都市に選定されています。2021年からは、小中学校の給食で有機米の提供が始まるなど、有機農産物が身近にある環境なのだそう。

また、町内には国宝である「通潤橋」があり、170年前に建造されて今もなお、白糸台地の棚田を潤し続けている現役の農業用水の水路橋。石造アーチ橋の中で唯一放水ができるそうです。

私たちも実物を拝見しましたが、とても雄大でした。今回は放水日ではなかったため、放水の様子は見られなかったのですが、今度訪れる際には、放水のある時期を合わせたい!と思いました。自然に囲まれた町ですが、高速道路も通っているので交通の利便性は高いようでした。

移住を考えている人に向けては、自治体からの手厚いサポートがあり、山都町内の空き家をマッチングさせてくれたり(空き家バンク)、仕事(農業研修)の案内、生活(移住)に関する相談など、スムーズな受け入れを促進しているようです。

諸条件がありますが、町の補助金も活用でき、山都町独自の移住体験ツアーも行っているとのこと。移住前に実際の暮らしを体験できるツアーがあるのはとても心強いですよね。

県庁所在地・熊本市の魅力

熊本県の県庁所在地、熊本市は新幹線も通っているので、九州一帯を楽しめるとともに、街中を路面電車が走り、交通手段は車だけでなくても楽しめるのが魅力的に感じました。そして熊本市内の水道水はなんと!100%清らかな地下水。

移住者の方に話を聞く機会がありましたが、そこでもやはり「水がおいしい」、「水が綺麗」、「野菜や魚がおいしくて、安い」と恵まれた土地であることが分かる声をお聞きしました。

そして「ちょうど良い街の規模感、都会すぎず、自然が身近にあるのがとても良い」と話してくれるのが印象的でした。

熊本城はこちらの熊本市内にあります。今回宿泊したホテルからも熊本城が見えたり、食事も熊本城が見えるお店で食べたりと、熊本城を見るととてもワクワクしました。夜はライトアップがされていて、とても幻想的でした。

熊本市公式移住情報サイト熊本はどう?では、熊本で暮らす魅力や移住者のお話などを読むことができるので、熊本市移住に興味がある方はぜひチェックしてみてください。

記事の後編では、美里町・御船町・益城町・甲佐町・嘉島町について紹介します。そちらもチェックしていただけるとうれしいです。

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すさーなさん 絵に描いたようなワーママ

都内で働くワーママです。美容、旅行が大好きです。

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