2人姉妹を育てている父親です。幼児育児に奮闘している身ですが、次の準備をする必要が出てきました。上の子の育児経験も踏まえ、プレパパがやるべきことを妊娠初期からほぼリアルタイムに発信していきます。

妻の妊娠が判明しても、早まってはいけない。初期は慎重に見守る

いきなり暗い話になりますが、かなり重要なのが流産となる可能性を認識しておくことです。

日本産科婦人科学会が出している情報によると、医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産になります。また厚生労働省が行った調査研究の結果では、流産が判明した時の妊娠週数は13週目までが85.7%を占め、妊娠初期は流産となるリスクが高いと言えます。

そのため妊娠検査薬の結果や産婦人科での診断結果で妊娠が分かっても、不用意に口外したり、家庭外に向けて動き出すことは避けるのが無難です。妻の様子は慎重に見守っていく一方で、プレパパとしては妊娠初期からやっていくことがあります。

プレパパとしてやるべきこと1:モチベーションを上げる

非常に抽象的なことですが、端的に言って妊娠初期から父親側がモチベーションを上げることが最も重要だと思います。

やはり妊娠によって直接的に体調変化(特に悪化)を感じる母親側と違って、父親側はどうしても当事者意識が希薄になりがちです。妊娠初期だと妻の見た目に変化はないし、自分は以前と少しも変わりません。妊娠までの経緯によっては妊娠の喜びが大きいかもしれませんが、1カ月ほど経てば落ち着いてきます。そのため自力でモチベーションを上げることが重要になってきます。

モチベーションを上げる方法は人それぞれなのですが、例えば本を買って調べるとか、プレパパ講習に参加してみるとか、自分に合った方法を探してみるのが良いと思います。それと当然ですが、モチベーションを向上したら維持が肝要です。(未経験のことなので簡単には見つからず、いろいろ模索することになると思います。)

個人的な経験として、1人目の子の時は非常にモチベーションが低い夫だったことが最も後悔している点なので、まずは意識を変えていくことが大事だと考えています。

プレパパとしてやるべきこと2:家事の分担比率を高める

次に具体的な行動としてやっていくべきことは、家事の分担比率を高めることです。夫婦2人の生活だと家事分担は半々か、妻側が負担多めという形が多いのではないかと思います。

この比率を夫側が多めに変えていく、難しければ半々に近づけることが望まれます。なぜならば女性側の体調変化が大きく、男性側は変化がないからです。そして妊娠が進むと、妊婦検診などで女性側にかかる時間や労力が増えます。

ぜひ、男性側が率先して家事を肩代わりしていってください。夫も家事全般ができるようになると、妊娠と関係なく体調不良で1人になった時にも家庭が回るようになります。加えて家事の分担比率を高めるには時間を捻出する必要があるため、必然的に時間のやりくりや仕事の効率化もアップします。いいことだらけです。

逆に夫婦生活の段階から妻より家事ができていると自負する方、すばらしいです!継続しましょう。

プレパパとしてやるべきこと3:育児本を買って読む

妊娠、出産、育児に関する本を買って読みましょう。始めはよく分からないかもしれませんが、読み続ければ徐々に意識の中に刷り込まれていきます。それが一番重要なモチベーションアップにつながってくるはずです。

ちなみに、情報源を本としたのには、情報収集そのものとは別の目的があります。本であれば、近くにいる人にも自分がやっていることが伝わります。スマートフォンでインターネット検索だとそうはいきません。妻の視点で考えると、妊娠初期でつわりがきつい時に、夫がずっとスマートフォンばかり見つめていたらどうでしょうか?もしくは、「妊娠・出産の全てがわかる本」みたいな表紙の本を読む姿を見かけたらどうでしょうか?

情報収集の内容が同じでも、妻側が受ける印象は段違いだと思います。育児本を買って、ブックカバーはせず、日常的に手に取って読みましょう!ただしポーズだけで内容が頭に入っていないと、妻と話した時に印象がガラリと変わる可能性があるのでご注意ください。

妊娠判明後に、私がやったこと

3人目の妊娠が判明し、妊婦検診で心拍が確認された後、仕事の調整を密かに始めました。具体的には、上司に半年先以降の業務見通しを尋ね、仕事を外れるかもしれないことを暗示的に伝えました。冒頭に書いた通り、妊娠初期は流産のリスクが高いです。そのため理由は伏せていたところ、「部署異動か転職希望かな??」と思われたようです(笑)。

今回のやり方はかなりフライングなので安易にマネするのはリスクが高いですが、私の場合は半年先以降の人員配置には組み入れられないようにできたようです。これで長期育休間違いなし!?

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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