いつもイベントにはちょこっとだけ参加する専門だった私が、実行委員になって初めて企画してみたキッズフリマ。地方には、場所にもよると思いますが、こうした大規模すぎないイベントがわりと多くあって、町のにぎわい創出にもなっています。コンパクトな町だからこそ開催できたイベント。出店申し込みが増えずに苦労した時もありましたが、ふたを開けてみれば大盛況で終わることができました。

イベントで子どもの変化が

「子どもたちに楽しみながらリユースを実践してもらう」「子どもがお店やさん、お客さんになって楽しむ」という目的のもと、このフリマではイベント専用のお金を用意し、そのお金で品物を売り買いしてもらいました。

私自身も実行委員をやりつつ出店もしたのですが、当日前は「このおもちゃ、僕のなのに…」と出品する品物を選ぶのも渋々…といった感じだった息子たち(最近全然使ってなかったのに笑)。

それがフリマでは、「いらっしゃいませー!」「おもちゃ買ってくださーい!」と一生懸命に店員さんをやり切ったんです。

それもそのはず。他のブースで出品されていた別のおもちゃが欲しかったから。何かを手放す、そして別の何かを手に入れるというサイクルを実践してもらうのは、子どもたちにシンプルでとても分かりやすい方法だったようでした。

ポイントは、不要な物を捨てるのではないという点。捨てるのではなくて、喜んでくれる誰かに譲るというのはリユースの視点から見てもとても意味があったと思います。

開場前から行列!

当日までは出店申し込みがなかなか増えずに苦労した場面もありました。イベント当日も、お客さん全然来なかったらどうしよう…と募る不安。しかしそんな不安もよそに、当日は開場前から行列ができるほどの盛況ぶり!実際の金銭は発生しない「お譲り会」。お得すぎるので無理もないですが、そんなにこのフリマが知られていたということ、3連休の最中にここまで足を運んでくれるということに驚きました。

野望は尽きない

イベントをひとつやるってこんなに大変なんだなぁと実感した一方、子どもの笑顔や元気でこんなに盛り上がるんだ〜!やって良かった!という達成感も味わうことができました。

貪欲な実行委員の私たちは、「次は何やる?もう少し対象年齢を上げてみる?」「来場者も“お金”を稼げるシステムも必要かな?」などと次に向けての話をしています。ひとつの目的に向かってみんなで頑張るって、社会人になってからはなかなかないことで、一度味わったらやめられないものですね。

企画側って楽しい!

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ハナ*リイカさん 海好きが興じてお魚屋さん歴10年、男子二人の母。

3歳(男)、1歳(男)。時短勤務で水産担当をしています。お魚のことならおまかせあれ!趣味はショッピング。自分の贅沢をしたいのに、気付けば子供服か絵本コーナーばかり見ている溺愛母です。「今日も就寝まで生きて辿り着いた!100点満点!」を地で行くドタバタ・サバイバルな日常です。

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