JR東日本のお得企画「どこかにビューーン！」子連れ旅行での注意点3つと私の大失敗

「どこかにビューーン！」とは？

JR東日本のどこかにビューンを知っていますか？正式には「どこかにビューーン！」のようですが、とにかく行き先が自分で指定できない代わりに、お得に旅ができちゃう企画です。JREポイント6000ポイントで、東北新幹線、北陸新幹線、秋田新幹線、上越新幹線の中からどこかにビューンと旅ができちゃいます♪

6000ポイントは、通常6000円分の価値で利用できることを思うと、実質6000円で往復旅行ができちゃうわけで、とってもお得なんです！どこかにと言っても、どこに行くか全く分からない訳ではなく、候補駅4駅が出てきて、その4駅のどこかに行くことができます。候補駅が気に入らなければ再検索が可能です。

うまく使えばとってもお得に旅ができるのですが、子連れには注意が必要なポイントもありますので説明させてください。

ポイント1．子連れ旅行に適した行き先とは限らない

どこかにビューンの一番の特徴は行き先が選べないことですが、行き先が選べないとなると、子どもが楽しめなさそうな場所になることもあり得ます。特に秘境駅などは、小学生ぐらいには良い経験になるかもしれませんが赤ちゃん連れでは大変ですよね。

その時は行き先をもっと手前の駅に変更しましょう！どこかにビューンの切符は、途中駅で乗ったり降りたりすることが可能です。（乗らなかった分は無効になります）もっと手前の駅で子どもが楽しめる計画が立てられないか考えてみると、意外にいろんな旅行プランが生まれます♪

ポイント2．ホテルなどの予約タイミングが遅くなる

どこかにビューンは21日前から申込可能です。更に行き先が決まるまで最長3日間かかるので、人気の観光地ではホテルが埋まってしまっていることもあります。

行き先候補4つが出たら、候補先またはその手前にあるホテルの多そうな駅（例えば仙台や越後湯沢）でホテルが見つかりそうか確認しておくと良いと思います。（前記の通り、途中駅を目的地に変更することが可能です）

行き先が決まってからホテルが見つからないと困りますよね。特に子連れの場合はどこでも良いわけにもいかないと思うので、ホテルの当たりをつけておくことをオススメします。

ポイント3．子ども料金のお得度は下がる

どこかにビューンはめちゃくちゃお得なんですが、残念ながら子ども料金がありません。（大人も子どもも同一料金）子どもも正規料金よりお得にはなるのですが、通常の切符代は大人の半額であることを考えるとちょっと残念な気がしますよね。

どこかにビューンをリピートするつもりなら、子ども分は行き先が決まってから正規ルートで買って、次回のためにポイントを残しておくのもおススメですよ♪座席は変更可能なので、買うタイミングで席が分かれていても、後から近い席を選びなおして家族で固まって座ることも可能です。

私の大失敗…

私の直近での大失敗は予約日間違いです。1泊旅行のつもりだったのに、なんと行きと帰りの新幹線を同日で取ってしまいました…。どこかにビューンの超注意ポイントは「キャンセル・変更ができない」ことです。日程も時間も変えられませんし、途中で降りることはできますが、最終目的地も変えられません。

子どもが熱を出して急にキャンセルすることになった…なんて事態のためにも、お得度の下がる子どもについては変更できる通常料金のチケットを買って、リスクヘッジするのがオススメです。

ちなみに今回の予約日間違いについては、泣く泣く復路チケットをごめんなさいし、帰りの新幹線を買いなおしました。みなさんはこんな失敗しないと思いますが、本当に気をつけてください…（涙）。

なお乗り遅れについては、救済策として当日に限って乗車券は振り返られます。（特急券は買い直しが必要です）