2024.04.12
鉛筆を学ぶ工場見学
東京都葛飾区にある北星鉛筆の工場見学施設「東京ペンシルラボ」。事前予約制で子ども300円、大人400円で工場見学を受け付けています
※3歳未満は無料。大人料金は18歳以上
子どもにとっては非常に身近な鉛筆について製造工程や歴史、豆知識などを楽しく学ぶことができます。今回は春休みを利用して、4歳と7歳の娘を連れていってきました!
いざ、えんぴつの世界へ!
住宅街を歩いていると、鉛筆が大きく描かれた建物が見えてきます。ここが北星鉛筆の工場見学施設「東京ペンシルラボ」です。
案内板も鉛筆をモチーフにしていてかわいらしい…。これはホームセンターで「杭」として売られていたものを社長のアイデアで鉛筆に仕上げたそうです。
鉛筆や定規のおみやげ付き
受付時に参加料を支払い、こちらの4種類から好きな商品を選ぶことができます。
工場見学開始時刻までは、通路やトイレ(オムツ替え台付きの広いトイレなので、子連れでも安心です)に飾られた「もくねんさん」の作品を鑑賞したり、
珍しい10B鉛筆も含む試し書きをしてみたり、
顔出しパネルで撮影を楽しんだりして過ごすことができます。
工場見学スタート
まずは、北星鉛筆が紹介された番組映像を鑑賞します。次長課長が若い頃の番組で懐かしさを感じながらも、鉛筆の製造工程や豆知識がわかりやすくまとまっています。鉛筆はこんなふうに木の板に芯を乗せ、上からまた木の板を乗せてカットするという作り方になっています。実物も展示しているのでわかりやすいですよ。
つづいて、会長が鉛筆の歴史や北星鉛筆についてお話してくれます。
日本で最初に鉛筆を使ったのは徳川家康だということや、今までの発明についてなどなど、鉛筆についてたくさんのなるほどがありました。
いよいよ製造工程見学へ
ここからは実際に工場へと入っていきます。ガラス越しに鉛筆を製造している様子を見ることができます。すべての工程が見学できるわけではないですが、鉛筆にデザインフィルムを付けていく様子や本数を簡単に数える道具をのぞくことができました。
台があるので小さな子どもでも見やすくありがたいです。
こちらは、製造工程ででる削り数から粘土を作っているところです。
鉛筆神社とは?
つづいて小さな神社へと移動します。こちらは短くなった鉛筆を供養する鉛筆神社です。
ちなみに北星鉛筆では、5cm以下の短くなった鉛筆5本を持っていくと、新しい鉛筆1本と交換してくれます。そして古くなった鉛筆はこちらで供養してくれます。
最後は質問タイムです。工場見学を通して疑問に感じたこと、気になったことを直接聞くことができる貴重な機会です。ぜひギモンを探しながら見学してみてくださいね!
ここまで約1時間で工場見学は終了。希望者は別途有料(300円)で「もくねんさん」を使った粘土体験ができます。
鉛筆つかみどりに挑戦!
工場内にある売店では、通常価格よりも30%オフでお得に買いものも楽しめます。(一部除外あり)鉛筆だけでなく、耳かきや水彩画セットなどもありましたよ。
子ども300円、大人400円でできる鉛筆のつかみどりもあります。7歳長女が挑戦した結果、約30本ゲットすることができました!
見学終了後には、四つ木公園や四つ木つばさ公園、竹の湯もオススメです。少し足を延ばせば「葛飾」でプラネタリウムもリーズナブルに楽しめますよ。ぜひ周辺スポットも合わせて、「東京ペンシルラボ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設情報
〒124-0011 東京都葛飾区四つ木 1-23-11
アクセス:京成電鉄「四ツ木」駅より徒歩5分
見学時間:10:00・14:00~
所要時間:約1時間 ※見学のみの場合。粘土体験を含めると約2時間。
見学日:平日のみ
参加費:大人(18才以上)400円・子ども(3才以上)300円 ※団体(20名以上)の場合、大人350円・子ども250円
要予約
※許可を得て、撮影・掲載しています
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nimo*さん
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元食品メーカー勤務のフリーライター。7歳と4歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて5年間生活し、現在は千葉県在住。台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。