小学校1年生の懇談でまさかの提案

長男はこの春から小学2年生に進級しました!昨年は初めての小学校生活に親子で右往左往しました。まさに自立へ第一歩を踏み出したように思います。夏休みが終わる頃に少し慣れてきたかな?って感じです。

今振り返ると色々大変でしたが、1番衝撃だったのは夏休み前の懇談。わが子はちゃんと学校生活を過ごせているのか不安と期待を胸に担任の先生とお話をしました。

短い懇談時間で担任の先生が、テストの答案用紙を見せて下さり、そこには正しくは「さかだち」と書く箇所に、息子は「さか ら ち」と書いていたのです。

最初は勉強不足の注意かなと思って聞いていましたが、「〜です」を「〜れす」と書いていたりも時々あるようで、「だ行」「ら行」の聞き取りに問題があるかもしれないと、真剣な面持ちで先生からお話がありました。

私は「何か病気レベルということですか?」と聞き返しました。その質問に先生は否定も肯定もしませんでした。

今まで普通だと思ってた息子に何か言葉の発達の問題があるってこと?

先生からは続けて「通級教室というのもあるのでもしご興味あればご案内します。カード遊びのようなことをしながら、その子の苦手なところを伸ばす教室ですよ」と。

帰宅してから悩みました。少しショックも受けました。通級教室というものもこのことで初めて知りました。

同じ小学校の子どもがいるママ友に聞くと、あぁ!うちの子行ってるよ!という返事もありました。そのママ友は通ってる小学校の中に通級教室があり通いやすいと言っていたのですが、息子の場合、自身の通う学校にはないので他校に電車で通わなければならないのです。つまり私は仕事を調整しなくてはならない問題も発生します。

息子は時々、話にまとまりや内容はないけど普通に会話出来るし授業もついていっている・・・。家で注意していけば良いレベルなのか、それとも早いうちに通級に通ってプロに任せてみるべきなのか。

悩んだあげく、小さい頃はからずっとお世話になっているかかりつけの小児科の先生に相談することにしました。

すると先生からまずは大きな病院で聴覚検査を受けてみてはどうか?と提案いただき、紹介状を書いてもらいました。

まずは聴覚検査を受けてみた

2023年9月。紹介していただいた大きな病院で音や発音、色々な検査を1時間程受けました。結果として耳、鼓膜に異常はないので、音楽はみんなと同じように聞けているとのことで一安心。

確かに濁音については聞き取れていないところが見受けられたそう。ただ、まだ小学1年生だからなのか、集中力の問題なのか発達の問題なのかは耳鼻咽喉科の専門医としては判断出来ないよう。
(これが小学校3年生ならちょっと問題だけど、まだ1年生だし...と先生も悩んだ様子でした)

そこで先生から次回「小児言語科」も受診してみませんか?と新たな提案がありました。

もうここまできたらせっかくだし!!とお願いしました。ただ、小児言語科が、今はなかなか予約が取れないらしく、予約が取れたのはなんと...2024年の1月!!

この言語科で言葉の発達遅れが認められれば、病院に数カ月通院してトレーニングしてくれるようです。その時はもう諦めて会社に相談し、大切な息子に付き合う覚悟でした。

次回の受診まではのんびり様子を見ることにしました

しばらくは、ら行やだ行については家でも気をつけるようにしていました。たまに「〜だったから」を「〜らったから」と書いているのを見つけりもしました。気付いた時は優しく注意して、本人に直させていました。

ただ、だんだんとそのようなことは気にならなくなっていきました。私も当時2歳の次男の手をやいていたので、小学校入学してから長男の
話もゆっくり聞けていなかったこともあり、毎日学童のお迎えの帰りは食べた給食、あった出来事についてよく聞いたりして会話をするようにして、発音で気になることはないかなども気にかけていました。

冬休み前の懇談では担任の先生から「最近は言葉の間違いも気にならないですよ!」と言っていただくようにもなっていました。

小児言語科を受診

2024年1月。やっと小児言語科を受診。

言語聴覚士の先生とカードを使って様々なゲームをしたり、言葉遊びをしたり・・・書き取りをしたり・・・なんですが、内容がこれはお受験?!みたいな感じで、ゲーム感覚だけど試験のような問題が続く、続く・・・。

これは耐えられるかな?と心配になりましたが、本当に一生懸命考えて、悩んだりしながら答えている息子の姿がそこにはありました。

その姿を見た時に、もう結果がどうであれ、言葉の発達が遅れていても大切な息子に変わりないし、ゆっくりこの子のペースで良いのかなと思いました。

そして診断結果はなんと「問題なし」とのことで、病院で通院して言語フォローも不要、通級もお医者様からすると「別に通わなくて良いと思えるレベルです」と言っていただきました。

先生がおっしゃるには幼稚園の年長さんまでに「ら行とだ行」の区別はつくそうですが、息子のように少し遅れて小学校に入学する場合もあるのだそう。ただ、1年生の夏休みくらいでクリアになっていれば問題ないそうで、息子は多分そこで(夏休みくらいで)クリアになったのでは?とのことでした。

先生からすると「まぁ、これくらい間違う子いるよね...の見過ごされるレベル感を担任の先生が細かくひろってくれたんでしょうね」と。

後日、担任の先生に、診断結果と先生へお礼をお伝えしました。今回は初めての経験で、たまたま相談した小児科の先生から検査を受けることができ、モヤモヤすることなく、通級に行かない判断が出来ました。

幼稚園の時も色々あったけど、小学校でも色々あるんだなと感じています。子育てって楽しいことばかりではないですが、息子が大人になるまで、一緒に色々乗り越えていきたいと思いました!

小1の母は、消しゴムのストック必須!

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
高沢 美里さん

鬼嫁にビビる旦那さんと1歳、6歳の男の子の母です! ベンチャー企業の創業メンバーにジョインし初のリモートワークで人事労務を担当。ママも仕事も 『私』も大切に!

高沢 美里さんの記事一覧 v-right