お盆に実家に帰省中、娘にハプニングが!!

お盆に私の実家に帰省していたところ、4歳の娘が「耳が痛い!」と訴えてきました。慌てて熱を測ったところ37.7℃。もともと喘息持ちで、帰省前も痰と咳で小児科を受診して薬をもらっていました。

居住地以外の町で祝日対応の病院を探すのはひと苦労

娘が耳が痛いと訴えたのは初めてのことでした。もしかして中耳炎?今日は祝日でさらにお盆期間。さらにさらに、自宅ではなく違う町の実家にいる!だけど、ここで受診しないで夜中にひどくなったら病院受診がさらにむずかしくなる…といろんな不安要素が頭を駆け巡ったので、病院受診を決意しました。

祝日・休日当番の病院を探してみたところ、最初にヒットしたのが小児科ではない診療所でした。本当に子どもを診れるのだろうかと不安があったので却下。

次に見つかったのは、私が里帰り出産で長女を生んだ病院です。こちらは私が学生の頃実習をした病院でもあります。設備も揃っていて地元ではそれなりに大きな病院です。早速こちらを受診することに決めました。

徹底した発熱外来!

到着後、徹底した感染対策が実施されている発熱外来に正直驚きました。スタッフとは対面ではなく全てナースコールを介しての受付。いざという時のために子どもたちの保険証を持ってきて正解だったと思いました。

受付後は車で2時間弱ほど待機しやっと診察してもらえました。その後、会計・処方せんをもらうのにさらに約1時間以上。なんだかんだで3時間以上かかってしまいました。

結果、娘は中耳炎ではなくただの発熱。診察時には耳の痛みも和らいでいるようだったので経過観察となりました。(コロナやインフルエンザの検査はしてもらえませんでした)

診察代はなんと9200円!(汗)

最後に診察代を精算したのですが、なんと9200円!高い…っ!!

居住地外の病院なので小児医療証が使えないことは理解していました。まあ、あとで居住地の役所に請求すれば全額戻ってくるので実質0円だろうなと軽い気持ちでいました。

診察代は全額戻ってこない!?

ところが、のちに居住地の役所に確認したところ、診察代は全額戻ってこないことが発覚!なんでも診察代に含まれる選定療養費7700円は健康保険外なので、小児医療証を持っていても自費でかかってしまうとのこと(泣)。結局、選定療養費を除いた1500円しか戻ってこないとのことでした。

選定療養費とは?

さて、この「選定療養費」をあとで調べてみました。

「病院と診療所の機能分担の推進を図るために厚生労働省が定めている制度で、他の保険医療機関等からの紹介状なしに入院のベッドの数が200床以上の病院を受診した場合、通常の保険負担とは別に保険外として徴収できる費用のこと」だそうです。

確かに、受診した病院は地域の中核の病院であり、入院ベッド数はゆうに200床は超えていました。

薬代は保険で負担0円

薬代も薬局が居住地外だったため小児医療証は使えませんでしたが、こちらは夜間・休日加算も含めて全て保険対象だったので2割負担で済みました。さらにあとで役所に請求すれば全額戻ってくるとのことでした。

普段だったら小児医療証を使ってのかかりつけ医の受診で、医療費もかかりませんが、今回は致し方ないことだったと思います。でも7700円は正直痛い…いうことも本音。

ちなみにやはり娘は中耳炎でした…

緊急外来で受診した際には中耳炎ではなかったのですが、実家から自宅に帰宅後、かかりつけ医に受診したら立派な中耳炎とのことでした(汗)。なんだかなぁと思いつつ、そこから適切な治療を受けることができて、娘も治って元気になったので良かったです。

いざというときのために子どもたちの保険証は携帯しましょう。

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ママとこどものおくすりやさん

◆薬剤師ママ
◆私 主人7歳と4歳の娘 の4人家族
◆横浜市在住
調剤薬局併設のドラッグストアに勤務し、地域医療に貢献中!薬剤師の資格を活かした医療ネタや娘との日々の生活、クレイフラワーの習い事について書いていきたいと思います♪

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