2024.08.17
ねえ、刑務所ってどんなことするの?
きっかけは、息子が刑務所の生活や罪の重さについて頻繁に質問してきたことでした。最初は少し心配になりましたが、実は名探偵コナンの犯人たちのその後が気になっていたのだと分かり、そこから面白い自由研究が生まれました。
※アイキャッチ画像は長男が入力して作ったAIイラストです。
子どもの興味を見逃さない
子どもが突然、刑務所や犯罪について質問してきたら親として戸惑うかもしれません。「何か悪いことをしたのかな?」しかし、その背景にある興味や疑問を丁寧に聞き出すことが大切です。
テーマ選びは対話から
自由研究のテーマ選びは、子どもとの対話を通じて進めていくことをおすすめします。
息子と一緒に「名探偵コナン」の中から印象に残る事件を選び、そこから刑法や刑務所の生活について学ぶことにしました。子どもが主体的に選んだテーマなら、最後まで興味を持続させやすいですよね。
ちなみに選んだのは放火犯の話(名探偵コナン27巻 第4話「8年前の男」)でした。
情報収集にも工夫を
刑法や刑務所の生活について調べるのは、小学生にとっては難しい課題です。インターネットの情報は複雑すぎたり、不適切な内容を含んでいたりする可能性があります。そこで活用したのがAIツール「Perplexity」です。
このツールを使うことで子どもにも分かりやすい形で必要な情報を得ることができました。ただしAIツールを使う際は、親が内容をチェックし適切な情報のみを子どもに提供することが重要です。
また、AIだけに頼らずに図書館で子ども向けの法律や社会の本で探すこともしました。
学びを日常生活に活かす
自由研究を進める上で、私たちが特に重視したのは親子の対話です。一緒に考え、話し合うことで息子の理解を深めていきました。
例えば、「なぜ人は罪を犯すのか」「罰を受けた後、社会で生活するためには何が必要か」といったテーマについて、息子なりの考えを聞くようにしました。
ルールを守ることの重要性や他人の権利を尊重することの大切さなどについても話し合いました。
継続的に興味・関心をもつという効果も
自由研究が終わった後も、ニュースで法律に関する話題が出ると、自分から質問してくるようになりました。このように、自由研究をきっかけに継続的な学びのテーマを見つけられるのも大きな成果だと感じています。
一見、難しそうなテーマでもお子さんのちょっとした疑問や興味を大切にし、それを発展させて自由研究につなげてみてはいかがでしょうか。
子どもの好奇心は時に予想外の方向に伸びていきますが、それこそが新しい発見と学びのチャンスだと思います。知識を得るだけでなく、考える力、表現する力を育む絶好の機会です。
「そんな難しいことやめようよ」「パパ(ママ)わかんないから、それよりもこっちにしたら?」はグッと堪えて、お子さんと一緒に楽しみながら取り組んでみてください。
立派なものにならなくてもいいです。だって、結局行きついた感想は・・・
刑務所のご飯って意外とおいしそう!
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いとまさん 大人こそ勉強、挑戦です!
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東京在住|男児2人(8歳、3歳)と妻の4人家族|英語教員|司書教諭|
FP3級|整理収納アドバイザー1級の勉強中!| 自分時間を1時間増やす片付けや時短、月3万円を貯める節約の実践を発信します。