/ 2019.06.04

初めて保育園の懇談会に出席

2週間前に初めて保育園の懇談会がありました。4月に転園してきたので初参加。今まで園全体で20人だったところから1クラス22人という大きな保育園に入ったことで、前までは懇談会たるものもなかったので緊張していましたが、和やかに進みました。

先生は園の生活や2歳児との接し方で気を付けていること、おうちでもやってみてほしいこと、トイトレ等々1時間で多岐に渡る議題がありましたが、栄養士さんからのお話もありました。

2歳児の間に正しいスプーンとフォークの持ち方を習得しよう!

2歳児クラスの1年をかけて正しいお箸の持ち方へ誘導してあげることを目標にします、ということで、まずはスプーンとフォークを正しく持てるようにしていきましょうとのことでした。

息子は3月生まれですが、「早生まれだからみんなより成長が遅くて」というよく聞かれるフレーズは全く思ったことがなくて、もちろん身長等々に影響はあるものの、そういうハンデは特に感じずに過ごしてきて、月齢ということよりかはどれだけ何かをする機会に恵まれているかということかな、と考えています。

3月迄通っていた前園ではとても手厚く見て頂いていたこともあり、更に私の過保護も相まって(自分としては全然過保護と思ってなかったのですが夫や周りに何度か言われ....)、着替えも、ご飯も比較的全て大人がやっていました。

転園したら「みんな自分でやってる!!」ということに衝撃を受けて、更にはトイトレだってやってるのを目の当たりにして、「あぁ、成長の機会を奪っていた....」ということを猛省したわけです。

ご飯も全然気乗りせず食べてくれないときは私や夫がスプーンやフォークで口まで運んであげることもしばしば。「おかーさんがやって」と息子が言ってくることも。そして手づかみもまだまだ進行中なので、スプーンやフォーク食べれただけでほめたりしていましたが、もうその段階にないことを痛感したのでした....。

栄養士さんからのお話は目から鱗だらけ!

栄養士さんから言われた「道具を使って食べる」子供の発達の過程。

①最初は手づかみ

②スプーンやフォークを上から握って、さしたりすくったりして食べられるようになる

③下から迎えてあげて親指と人差し指で持てるようにする(←今ここのステージを習得中)
※その際に中指は必ず下。ただ、最初はお皿からそのまま口に運ぶので腕周りがきつくて食べにくい

④だんだん肩甲骨周りが発達してくるので脇を開けて「前にすくう」ということが出来るようになる

⑤上記が出来ると持ち方と腕運びでお箸に楽に移行できる

「おぉ、そうなのか!」と思うことばかりで、まさか肩甲骨周りの発達まで「食」に影響しているとは思いませんでした。意識したことはなかったですがスプーンやフォークの持ち方が出来ていない=正しいお箸の持ち方は出来ない、ということを改めて実感したのでした。

そして、「必ず中指は下」ということ。エジソン等の補助箸をうちでも持っていて、持たれているお母さんたちも多いと思いますが、注意してほしいのは、補助箸は中指が「上」に来ています。

もちろん栄養士さんも使うことは否定しなかったですが「中指が上に来ている」ということを親がしっかりと認識していることが大事だということを知り、これもまた目から鱗でした。

長い道のりだけど大事なこと

100均で売っている毛糸の玉や、スポンジを小さく切ったものをお箸でつまませるということも保育園ではやってくれるようで、家でもぜひ取り入れたいなあと思いました。

とはいえ、まだまだ道のりは遠く、まずは手づかみ&上からガシっとつかんでいるところから下持ちにする段階で、本人は食べたいのに途中で直されると「ヤダー!」となって食べてくれない、お箸が宙を舞うなどなかなかこれは忍耐が必要だなぁと痛感する今日この頃。

どのお母さんも試行錯誤していると思いますが、3歳以降はどんどん自我が芽生えてなかなか直すのが大変だと栄養士さんに言われたことや、やはり日本人としてはお箸はきれいに持ってもらいたい、そして育ちがそういうところで出ると思っているので、皆さんと共に私も気長に頑張りたいと思います!

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この記事を書いたブロガー

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kanaさん

2歳の男の子ママ。育児と仕事の傍ら社会人アメフトの現役専属チアリーダー、キッズチアリーダーの講師も務める。ママ会、同窓会等幹事業が趣味で人と会うことが大好き。「一度きりの人生、ママになっても欲張りになんでもやってみる!」がモットー

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