/ 2019.11.15

日本から一番近い海外ディズニーランドといえば…

2016年に開園した世界で最も新しい上海のディズニーランド。日本との時差は1時間だけ、気候が同じだから服装選びに困らない、日本から3時間前後で行けちゃうアクセスのいい海外ディズニー。

でも場所が中国ということもあり、気になるけど子連れだと不安だなぁ~と思ってるファミリーも多いのでは?かくいう私も警戒心あってずっと躊躇してたんですが、実際に行ってみた感想は「めちゃくちゃ楽しかった!」です。

中国らしいな…と感じる場面はいくつかあったけど、日本で言われるようなマナーの悪さなどは許容範囲でした。英語が通じない点は…外国の人から見たら日本もきっと同じレベルですよね。(苦笑)

園内の混雑度は?

カリフォルニア(10年以上前)・香港(3年前)・東京ディズニーランドを経験してますが、日本に比べれば混雑少なめだけど意外と混んでる印象です。

人気アトラクション(ソアリン・トロンなど)は待ち時間100分前後、それ以外は30分未満(常時10分待ちの神アトラクションも!)なので、人気度による待ち時間の差がめちゃくちゃ大きいと感じました。

日曜日・月曜日(中国の大型連休初日)の2日間滞在しました。

日曜日:日本の閑散期くらいの混雑度(人気アトラクションは100分待ち、その他は20分待ち程度)
月曜日:日本の土日と変わらないくらいの混雑度(人気のないアトラクションでも60分待ち!)。年間で決まってた大型連休ではなく、急遽設定された祝日(中国国際輸入博覧会に伴う祝日)だったのですが朝から超混雑でした…。

気になるパーク内の雰囲気

まさにディズニーランド(当たり前やけど)!装飾のこだわりとか、細部に潜んでる隠れミッキーとか、ディズニーキャラクターたちの可愛さとか、最高に幸せな時間を味わえます。キャストさん達が地面に描く「カストーディアルアート」も。

キャストさんたちの対応の差は、あたりはずれ有りですね…。中国語独特の強い口調が慣れてないと怒られてるように感じます。私の発音がダメなのが原因なのですが、英語がうまく伝わらないときは無視されます(苦笑)。ディズニーランドに限らず、英語ができない人多いみたいです。(空港の税関職員も中国語ゴリ押しで喋ってくる。)

案内係のみのキャストと、チーフっぽい何でも対応できるキャストに分かれてるようで、聞いても「わからない」と言われることもしばしば。キャラグリ(=キャラクターグリーティング)待ちのとき、スタンバイに並んでるお客さん全員にキャストが何か大声で説明(中国語)してるのですが、英語で再度アナウンスされることはなく…。それ、重要なアナウンス!?どうなの??…英語ができる人でも中国語ができないと不便な場面が多々あります。

とはいえ、全体の9割くらいのキャストさんは親切です。

「中国人は平気で割り込んでくる」ていうのは、たまーにかな。パーソナルスペースが近すぎて割り込んでるのか、並んでるつもりなのか…。雰囲気で意思表示すればもめることなくスッと応じてくれます。

ショー・パレード待ちは、20分前にスタンバイすれば、たいていは最前列をキープできる感じ。ただ日本と違って、最前列でも立ち見・日傘仕様・肩車あり・ベビーカー畳まないので、2列目以降は見えない。なので最前列キープは必須です。

中国に対してあまり良いイメージをもってない日本人の方が多いかもですが、悪意ある勝手なイメージが一人歩きしてる部分もあるので、敬遠しすぎることはないかなと思います。(市内観光してないので、あくまでもディズニーランド内だけでの話ですが。)

パーク内の清掃状況は?

掃除係のキャストさんが至るところで清掃しているので、きれいな園内です。ゴミ箱があちこちに設置してくれてるから助かる!トイレもキレイ。ハンドドライヤー完備でハンカチ要らず。

トイレの仕様は、和式:洋式=8:2くらい。洋式の水流パワーがめっちゃ強くて水が飛び散ってます。そんな強くなくても…てほどにスプラーッシュ!!

公式アプリ+ネット環境必須!

混雑情報も、ショースケジュールも、ファストパス(FP)取得も、フォトパスサービスも、ぜーんぶ公式アプリで管理されてます。なので、公式アプリとネット環境は超重要。ランド内の無料WiFiがありますが、通信速度の口コミがよくないのでレンタルしていきました。

ネット規制が厳しいので、VPN付きプランのあるWiFiにしました。最近さらに規制が厳しくて、使えないVPNも増えてきてるらしいですが『Wi-Ho!』は使えました。(接続しても5分くらいで切れちゃうけど。で、何度も接続し直す。こんなもん?)
回し者じゃないけど、Wi-Ho!はキャッシュレスで5%還元でした。

FP取得方法は、東京ディズニーと同じです。1つのアプリで同行者分を管理できます。FP有効時間になると、アプリ画面にQRコードが表示されるので、FP専用レーンに設置された機械に読み込ませるだけです。

シングルライダー、ライダースイッチ対応あり

身長制限で息子だけが乗れなかったアトラクションに、同伴者と交代でライドできる「ライダースイッチ(チャイルドスイッチ)」を利用しました。

【利用方法】
①アトラクション入口で、ライダースイッチをしたいことを伝える。
②担当のキャストさんが登場するので、パークチケット(ライドする全員分)を渡す。
③担当キャストさんが専用機にパークチケット裏のQRコードを全員分スキャン。
④先に乗る人は通常のスタンバイレーンへ、後に乗る人は出口で待機。待機場所への案内はなく、「あっちが出口」言われて勝手に出口方向に行って待つ感じ。
⑤先に乗った人が出てきたら交代。
⑥後の人は、アトラクション入口に戻ってパークチケットを専用機に再度スキャンしてもらう。
⑦専用レーンから入場して待ちほぼゼロでアトラクションを体験。
⑧出口で全員合流。

グリーティング天国な海外ディズニー

海外あるあるなのですが、東京ディズニーランドと違って、ディズニーキャラクターと触れ合えまくりです。個人のカメラ・スマホも、フォトパスカメラマンさんも、大量に撮影してくれます。半目だったり、目線が違っても、これだけ撮ってもらえれば間違いなくステキな写真も収められているはず!

息子「うひゃーっ!」←興奮してはしゃぐ
ジェラ(ねぇねぇ、手をつなごうよ)
ジェラ(ちょっと、じっとしてなさいよ)
ジェラ(はい、チーズ!)

ただ、日本とちょっと違うのは、撮ってもらった後にフォトパスカードを受け取るのではなく、撮ってもらう前に購入済みのフォトパスカード(またはパークチケット)を渡さないとフォトパスカメラさん全く撮ってくれません!撮ってもらったあともカードの回収を忘れずに。

上海ディズニーランドでしか会えないキャラクターとの貴重なグリーティングもできます!

ディズニータウンが隣接!

ディズニータウンとは、東京ディズニーランドで例えるとイクスピアリのような存在で、パーク外のショッピングエリアです。

日本と違うのは、パークと隣接してるから入園ゲートを出たらすぐそこに広がっています。これがめっちゃ便利!ランド内で食事をするとディズニー価格で割高だけど、ディズニータウン内なら安心価格。しかも、チーズケーキファクトリーなどの世界的に人気のレストランたちが軒を連ねています。

ディズニータウンにあるディズニーストアは世界一の規模を誇っており、ランド内のお土産もここにすべて揃ってるという素晴らしさ!上海ディズニーランドは、パーク内に飲食物の持ち込みOKなので、タウンでテイクアウトしたものをパークでいただくことも可能。

クレジットカードがほぼ使える

中国では、現金よりクレジットカードやQR決算が主流。ディズニーランド内では、ワゴン以外はVISA・Mastercard・JCB使えました。ディズニータウンでは、JCBが使えないお店がときどきあって、VISA・Mastercardなら問題なし!

カード支払いできるところは全部カードで済ませた結果、現金はタクシー・ワゴンで購入したおやつ位なもので合計4,000円もあれば十分でした。(後日、カード使用明細を確認(Web)しても不正な支払い履歴はありませんでした。)

近くて快適な上海ディズニーランド『リピート決定』です!

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さいかなさん

フルタイムで働くママ。仕事もバリバリこなしたい!でも家庭も大事にしたい!何を優先すべきか日々模索中。趣味はおでかけ。ヒマさえあれば、旅行ガイドブック読んで脳内トリップ!

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