SNSの時間を減らしたら心に余裕ができた話

SNS中毒でした

こんにちは、まめ子です。みなさんSNSは何かやっていますか？私はアラサーの黒歴史が詰まった「前略プロフィール」をスタートに、モバゲー、mixi、ぱどタウン、Facebook、Twitter……。中学生あたりから、現在に至るまでありとあらゆる歴代のSNSをやってきました。

飽きてやめたものも多いですが、とにかく毎日のようにSNSにかじりついていました。まさにSNS中毒でした。そんな私は今、LINEとインスタグラムを残してすべてのSNSを辞めました。

LINEは家族や友人との連絡用。インスタグラムはぎゅってWebの宣伝のために開設したもので、仲の良い友人と好きな芸能人（笑）くらいしかフォローしていません。今もすべてのSNSを辞めているわけではないのですが、なぜここまでSNSを減らしたのか、理由を説明したいと思います。

子どもができた時点でやっていたSNS

さまざまなSNSをやっていた私ですが、長女が生まれた時点でやっていたSNSは「Facebook」「Twitter」「LINE」でした。特にFacebookは小学生のときの同級生から会社の人まで200人ほどの人と繋がっていました。結婚報告や子どもが生まれた報告は全部Facebook。

今思えば「芸能人かよ！」と笑ってしまいますが、毎日フォロワーの投稿をチェックしたり、いいねを押したり、コメントをかいたり。自分でも日々のことを投稿したり、いろいろとやっていました。

今思えば赤ちゃんと二人きりの生活に疲れ、少しでも社会と繋がっていたかったのだと思います。SNSに費やす時間は相当なもので、暇さえあればSNSを見ていました。

勝手に悲しい、悔しい気持ちになっている自分に気付く

Facebookを見ていると、みんな旅行にいったり、お出掛けしたり何だか楽しそう。二人目不妊で悩んでるときは特にメンタルをやられました。うらやましい、くやしい、ずるいなど負の感情がふつふつ。

そんなときふと気付きました。この「Facebookの繋がり」って一体なんだ？昔の同級生、昔の同僚。Facebookの繋がり200人のうち、「仲の良い友人」と呼べる人はほんのわずかでした。

結婚して県外に出た私が、もう二度と会うこともないような薄いつながりの方の、ふとした投稿に涙し振り回されるって一体何なんだ？知り合いの生活を勝手に覗き見て、勝手に暗い気持ちになっているなんて時間の無駄じゃないか？

ここで私はSNSと距離を置こうと決めました。

自分の過去の投稿を振り返って顔から火が出た

SNSのない生活は考えられない、というくらいSNSに没頭していた私。

「私は一体今までどんな投稿をしていたんだろう。価値のあるものなのだろうか。」

距離を置く前にFacebookとTwitterの過去の投稿を、一番最初まで遡って見てみることにしました。そしたらまぁ～出てくる出てくる黒歴史！！！！！笑笑笑

・恋愛に悩んでいたんだろうなぁ…謎の匂わせポエムっぽい投稿

・タバコ覚えたてで吸ってる私ってかっこいい～！的な謎のポーズの投稿

・だから何？的な「空きれい」写真

・元彼とのおのろけ投稿

・私リア充しちゃってまぁす！的な旅行の投稿

・社会人になり悩む私…でも頑張る的な意識高い系投稿

・昔のプリクラ画像

・不平不満愚痴暴言吹き荒れるつぶやき

・旦那への愚痴の嵐のつぶやき

10代後半から現在に至るまでの赤裸々な自分の成長がそこにはありました。旦那、娘には見せられたもんじゃない、恐ろしい投稿の数々。この子どもすらスマートフォンを操る時代にママの名前エゴサーチされて、うっかりFacebook見つけられて投稿全部読まれた日にゃとんでもないことになる！！！！！！！！！！！！！

自分の投稿の価値は…などと哲学的なことを言って、さっきまでグズグズと涙していた私はどこへやら。顔真っ赤にして投稿をすべて消去。

あれだけ執着していたSNSのアカウントをその日のうちに何の迷いもなく削除したのでした。

SNS辞めて変わったこと

「Facebook辞めちゃったの？」と連絡をくれたのはほんの数人。200人いたのに片手で収まるだけの反響でした。繋がりは多ければ多いほどいいと信じて疑わなかった私。

確かにそこからいろいろなことに繋がっていく人もいるだろうと思います。けれど私にとってSNSは黒い心を生み出し心の平穏を乱す厄介なやつになり果ててしまったのです。

あれだけSNSにかじりついていた時間がぽっかりと空き、あれだけ「赤ちゃんがいると終わらない」とぼやいていた家事もサクサク進み、娘と向き合う時間が増えました。私の場合、SNSと離れて本当によかったと思います。

たまに「Facebookやってないの？」と聞かれることもありますが「やらないんだ、ごめんね～」と言っています。