2020.08.19 / 2020.08.20
ジィジとバァバに会えない
8月、うちの家庭ではバァバ、息子、ジィジと誕生日ラッシュでお誕生日会をするために実家に帰ります。お隣の県に住んでいて電車ですっと行ける距離なのですが、私の母は基礎疾患があるのでコロナがおさまらない今、会いに行くのはやめておこうとなりました。
息子は同じ月の誕生日としてとても会いたい様子だったのですが、来年?再来年?みんなが元気でいられるのなら、また絶対会えるよ、と話して大量のお誕生日プレゼントで気持ちを誤魔化させていただきました(涙)。
でもでも、会えなくても気持ちは贈りたいね、と。この時代、ポチポチと送り先を打ち込めばすっと贈り物がお届けできてしまいます。すごい便利!
しかしながら、値段に悩んだりグレードに悩んだり、使い勝手に悩んだり…あれ?贈りたいものって高級とかそういう類のものだっけ?あれ?なんで贈りたいんだっけ?会いたい気持ちじゃなかったっけ?と気がついたら「モノ」が主体になってしまっていて、息子の気持ちはさてどこへ…。
そんな中、知ったのが「#お花をおくろうプロジェクト」です。お花のプロ、フローリストの佐々木美幸さん(TEN flower design)が提供するドライフラワースワッグの手づくりキット『HANATOTE』です。注文してやってきたものがこの段ボール。トップ画像のものが中に入っています。
・ドライフラワー
・ドライフラワーを束ねるリボンとワイヤー
・メッセージカード
・飾るための透明ボックス
・説明書
さっそく息子につくってもらいました。
自分でつくる贈り物はつくるのも楽しい
メッセージカードは厚みがあって質感も良い感じ。絵具でもクレヨンでも色鉛筆でも良さそうです。カード自体がかなり洒落てるのでぐちゃっとした落書きでも、赤ちゃんなら手形でも、なんだか綺麗におさまってくれるというマジックが!
そしてドライフラワーを束ねる作業は息子に。初めてドライフラワーに触れた息子は手で持つこと自体が面白かった様子。匂いをかいで「かたくなったお花のにおい?!」と驚いていました。
説明書はテキストだけでなく写真が順にあるので、読めなくても見ながら作っていました。
できた!
お花をカードにくくりつけるのは私がお手伝い。猫も興味深かったのか製作中はずっと近くをうろつき、完成の写真を撮るときはどいてくれませんでした(笑)。息子に透明の箱を開いてもらって、私がそこに入れて…2人で箱にセット。飾れるものを自分で作ったことがうれしかったのかしばらくギュっと抱えていました。
定形外で発送できちゃう!
そして、注文したときに届いた段ボールに再びつめて、封をします。送り先を書いて郵便局へ。定形外で350円で発送できちゃいました!
届いたって連絡きたよ!
お隣の県というのもあって翌日に歓喜のLINEがきました。私としては「もうついたの?!」と驚きでした。なんの計らいもなくジィジとのお誕生日に到着し大喜びの様子でした。
おじいちゃん・おばあちゃんが欲しいものといっても、気軽に送れる範囲の金額ではそんなにないんですよね。何を送ってもなんでもうれしい。モノではなくて「送ってくれた気持ちがうれしい。」これは母になってみて私も実感しました。
こどものころは「すごく喜ばせたいから欲しいものをあげたい!」と思っていましたが、親になってみて、そうやってこどもが自分のことを必死で考えてくれたという事実がとてつもなくうれしい。そこが理解できてしまうと気持ちを送るってどうしたらいいんだろう…と今年の母の日に私個人は悩んでしまったのです。
自分の父と母が、自分の娘とその孫がこうしてみよう、ああしてみようと2人で束ねたお花が届いたらうれしいだろうなぁ、と。そんなときにこれを知り、やってみなくちゃ!となりましたが、実物のデザインも良いし、息子と2人でつくるのも楽しかったしジィジとバァバは大喜び!オススメです。
オマケ
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1児と猫の母。グラフィックデザイナー。息子と山登りはじめました。